
AI融資における注意ポイント
2月18日
銀行(信金、信組含む)融資は、ネット完結の融資の普及もあって、中小企業向け融資は、既にAI審査の融資にシフトしてきていますし、今後ともさらに進んで行くものと思われます。
そしてノンバンクの無担保融資もさらにAI融資化が進むものと思われます。
その様な状況の中、AI融資を受けやすくするための注意ポイントをご案内します。
①信用履歴
銀行のAI融資システムは、申請者(法人、代表者)の信用履歴を評価することが多いです。過去の借入や返済履歴をしっかりと整理して、融資を申し込む前に状況を把握することが大切です。
②収入証明、税金の完納証明
収入証明書や所得証明書を提出することで、自分の収入状況を示すことができます。この情報はAI融資の審査に影響を与えることがあります。
そして税金と社会保険の滞納は、融資においては致命的な懸念ポイントに成りますのでご注意を!
③データの正確性
申請書や提出する情報は正確であることが重要です。不正確な情報が発覚すると信用を損なうことにつながります。
この部分、意外と整理されていないことで時間がかかったりすることがありますのでご注意を!
④利用目的の明確化
資金の利用目的を明確に示すことで、融資を受ける目的が銀行に理解されやすくなります。
銀行のAI融資を成功させるためには、自分の情報を正確に提供し、信用を築くことが重要です。
もちろん政府の政策転換が行われて経済成長が進むような経済状況に変われば、銀行など金融機関の姿勢も経営資源の配分も変わります。
そうなると中小企業融資もAI融資だけでは顧客の開拓が不十分ということで、AI融資が中心であることには変わりはないものの、そこにアナログ的な要素も加わる可能性はあります。
とはいうものの、今の役立たずの政治家が多い状況では財務省の抜本的改革など夢のまた夢で、どうしても外圧期待になってしまう現状から考えると、中小企業融資の中心のさらなるAI化は進んで行くものと思われます。
今日お伝えしたことは当たり前と思われる情報かもしれません。
でも、この当たり前のことが難しいご利用者が稀にいらっしゃるのでご確認下さい。