ノンバンクの不動産融資など不動産ファイナンス③属性問題 | 思うように資金調達ができない方へ

ノンバンクの不動産融資など不動産ファイナンス③属性問題

1月11日
ノンバンクの融資で阻害ポイントとなる事柄の、第三者担保提供問題に次いで属性問題についてご案内します。
 
属性問題は借主個人、法人が借主の場合は、代表者はもちろん役員やその法人への影響力が強い顧問や相談役も属性チェックの対象になります。
 
また、法人の場合、決算書に載る取引先、お金のやり取りのある法人や個人も属性チェックの対象となります。
 
なお、不動産賃貸業のように第三者と賃貸借がある場合はその借り手や入居者の属性チェックの対象となります。
 
私の経験では、ノンバンクによりますが、反社関連はもちろん性風俗、風俗営業許可の必要な飲食店が入居者の場合も阻害ポイントになることがあります。
 
また、これもノンバンクによっては、入居者だけでなく、所在する地域の環境問題阻害ポイントになります。
 
反社事務所、性風俗施設が数多くある地域、危険物や土壌汚染や騒音懸念がある施設なども阻害ポイントになることがあります。
 
ここからは属性問題で注意したいポイントをお伝えします。
 
各金融機関の独自のデータベースについては分かりませんし、どうしようもありません。
 
しかしながらCICなどの信用情報については現在登録されている情報は開示請求が可能ですので、半年に1回程度のチェックをされることをおすすめします。
特にCICについては、ビジネスローンやリースの初期審査に必ずチェックされているようですし、政府系金融機関においてもチェックされています。
過去の債務ですでに弁済完了しているのに、異動の表示のまま登録されていたり、過去に保証人になった債務保証が知らないうちに登録されているようなことがありますので、特に1度も開示請求したことがない方は、新たに金融機関に打診する前に必ず状況開示請求請求されることをおすすめします。
 
また、最後にネットに間違った情報が載っていることがあります。
ご自分のネット情報も必ず見ておかれることをおすすめします。
 

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