自己破産を取り下げたら検討可能かと言われても | 思うように資金調達ができない方へ

自己破産を取り下げたら検討可能かと言われても

6月10日

先日、ファクタリングの案件で、これから面談と言う時期に、

代表者の体調不良で面談が延期され案件がありました。

その後数日たってから、自己破産を申請したことをネットで知りました。

正直な感想を言えば、面談しなくて良かったと思いました。

今スルガ銀行の問題で話題のシェアハウスの会社も、

破綻目前の時期にご相談がありましたが、

この時も事前審査の段階でお断りさせていただきましたので、

事故に遭わずに良かったと、正直な感想を言えばこのように思います。

 

そして、自己破産を申請された会社の件で、

後日、自己破産を取り下げたら、検討可能かと連絡がありました。

 

でも、このような場合は、

残念ながらすぐにお取り扱いをすることはできません。

資金調達の世界においては、

法的整理は正直なところ最も嫌うところです。

少なくとも法的整理をされると、

極めて低い回収率でしか回収が難しくなるため、

このような懸念先でないかは、

最も重点的に審査をするところです。

 

例えば今回のように、業種はいえませんが、

年商15億円レベルの会社の自己破産のインパクトは小さくありません。

金融機関もそうですが、一般債権の債権者にとっても、

会社規模によっては、

2次倒産、3次倒産と連鎖倒産さえ起きる懸念があるわけですから、

一旦自己破産を申請をしたと言う情報は、

申請を取り下げたからといって、

はいそうですか!と言えるような軽いことではないのです。

販売先だって、今まで通りの取引をしてくれるかどうか分かりませんし、

納入業者など債権者の会社からすれば、

申請を取り下げたといっても、

一旦は自己破産しようとされたわけで、

少なくとも、そこまで深刻な経営状況だったのかと、

こちらも今まで通りの条件で取引を継続してくれるかどうか極めて疑問です。

 

ですから、このような場合は、

最低半年以上たってから、

その時の状況を拝見させていただかないと、

2社間ではお取り扱いすることは難しいのです。

 

3社間と違い2社間ファクタリングは、

売掛先に内緒で実行しなければなりませんので、

目に見えない売掛金ですが、当事者の売掛先に確認ができない。

また、買い取らせていただいた売掛金なのに、

その入金がご利用会社に一旦入金されますから、

転送して精算していただけないリスクがあります。

要はご利用会社の経営者がどのような方かどうかは、

とても重要な審査ポイントになります。

だから、自己破産を申請されるほど状況が悪い。

あるいは、申請を取り下げる可能性があった状況なのに、

申請された経営者の方について、

心象が良いわけがないのです。

 

だから、自己破産を一旦申請された会社が、

取り下げると言われても、

では、直ちに検討しますとはいえないのです。

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