ファクタリングと不動産ファイナンス
1月24日
ファクタリングサービスをご提供していて思うのは、
ファクタリング、特に2社間ファクタリングは、
私どものようにコストが他社と比較して低くても、
それでも高いことには変わりないので、
ご利用頻度が高かったり、
売上と比較して高額のご利用をされますと、
財務内容を痛めるだけでなく、
長期間で考えると資金繰りをさらに悪化させてしまう懸念があります。
このようなことを防ぐため、
私どももご相談いただいているお客様の会社の状況をよく審査して、
逆効果にならないように心掛けてはいますが、
それでも、コスト負担を軽減し、
可能であれば長期安定資金のファイナンスへのシフトは、
ファクタリングを実行するだけでなく、非常に重要なサービスで、
もっと言えばファクタリングと両輪のサービスと捉えています。
そのファクタリングコストのご負担を軽減するサービスとして、
①不動産ファイナンス
②厚労省系の助成金
③直接金融
そして、銀行与信がありそうなお客様には、
④中小企業融資に現在も熱心な地銀、信金信組との新規取引
これら4つのサービスをご提供しているところです。
その一環として、
今日大手ノンバンクの親しくさせていただいている役員の方に、
神田の社団にお越しいただき情報交換をさせていただきました。
その中で注目したのは次のポイントです。
①金利が2%台も可能になった。平均でも5%を切る水準は可能
要は金利は以前と比較するとかなり下がった
②不動産の対象地域が一都三県という条件は以前と変わりない
③現在も審査は不動産評価を最も重視し、
決算書は特段関係なく、よほど属性に問題がなければ実行可能
④第三者担保提供のクリア条件も他社よりは厳しくない
⑤外部委託の属性調査はしないので実行までの時間は1週間で十分OK
⑥年利換算6%台の家賃でのリースバックサービスも可能
要は以前主流であった、
決算書などにとらわれない融資を現在も行っていること。
そしてもう一つは6%台の家賃のリースバックです。
買戻しまでの期間は2~3年で延長も可能。
このノンバンクの場合、
多くの不動産系の会社のリースバックと違って、
その目的が実質的な不動産取得が目的のようなことがない分、
買戻しには協力的なスキームになっているところは注目するところです。
例えば、リースバックで、
一旦毎月の金融支払を軽減するために利用される方の場合、
不動産価格よりも、
オーバーローン的な状態になっている場合も少なくありません。
このような時、リースバックで不動産融資が可能な段階まで、
家賃支払いが終われば、
不動産融資にシフトし、
さらにご利用者の会社の状況が良くなれば、
このノンバンク保証の銀行融資へのシフトも可能と、
事業再生をしていく上で、
一気通貫のサービスが可能とのことで、この部分は良いサービスと思いました。
私どもの不動産ファイナンスのアレンジでは、
今日お越しいただいたノンバンクだけではなく、
ほぼすべての不動産ファイナンス系のノンバンクや、
中堅の貸金業者とも懇意にさせていただいています。
リースバックでも、協業する投資会社も自前でのサービスが可能ですし、
不動産系のリースバック会社とも懇意にさせていただいています。
この結果、お客様に最も合った不動産ファイナンスのアレンジが可能です。
私どものファクタリングのお客様だけではなく、
次のような不動産ファイナンスが目的のお客様にもサービスを提供しています。
・担保余剰を利用した追加融資で真水の資金調達
・既存借入先の毎月の支払い負担を軽減する借換
・まったく利用されていない不動産を所有されている場合の不動産融資の有効活用
アレンジメントフィーも、案件によりご無理がないレベルにしており、
例えば融資額5000万円で案件の内容により2.16~3.24%。
融資額が5億円以上と大きい場合は、
案件により1.08%ぐらいからお受けしております。
不動産ファイナンスのご相談はまずはメールでご連絡ください。