不動産担保融資の現況 銀行からの借換 | 思うように資金調達ができない方へ

不動産担保融資の現況 銀行からの借換


12月3日

2社間契約のファクタリング専業のような状況が一時的にありましたが、最近は不動産担保融資のアレンジも積極的に取り組むようになりましたし、実際、実績も出るようになりました。

以前、ご案内しましたように、元大手ノンバンクの課長で、長年にわたって私の案件を担当していただいた、相性も良く信頼感抜群、さらには腕も非常に良い方に、社団及び私の不動産担保融資の責任者の立場でお手伝い願うようになりました。

この結果、夏ごろまで、せっかくご相談いただいても、2社間契約のファクタリング業務で時間が取れず、レスポンスの良いサポートができずにご迷惑をおかけしたこともありましたが、最近は私がハンドリングしていたころよりも、ずっとスムーズに、さらにお取り扱いできる金融機関も増えましたので、良いアレンジができるようになったと自負しています。

ぜひ、全国の坪単価10万円以上の不動産を担保とするファイナンスでお困りのことがあったり、ニーズがあればご連絡いただければと思います。

担保が地方物件、借地、共有名義などの難しげな案件もぜひご相談ください。

 

そして、今日ご案内する不動産担保融資は、銀行から銀行への借換案件の話です。

実は、不動産担保融資のノンバンクで、ここだけは今も私が担当する大手ノンバンクがあります。

この業界に詳しい方なら、今から話す内容を読めばどのノンバンクか分かるかもしれませんが、上手く利用すると非常に良大手ノンバンクでも担当者によってできる案件もできないケースがあるように大違いのようなことは往々にしてありますので、成功報酬は必要になりますがご相談いただく価値はあると思います、

 

そのスキームは単純で、その大手ノンバンクが保証して銀行が融資を行うよくあるパターンです。

ただ、その金利は他社利用よりもリーズナブルで、年利換算5%を切り3~4%でできるのです。

この大手ノンバンクの担当責任者も、私の現在の状況をよく理解してもらっていて、丸投げしてくれれば、ちゃんと整理して対応すると言ってもらっているので、夏までのようにレスポンスの悪い対応はありませんので安心してご相談していただければと思います。

 

このノンバンク保証の銀行融資は、物件取得よりも借換、あるいは借換+残った評価での真水の資金調達が非常にやり易く、少し具体的に説明します。

 

これは今までも良くあるニーズなのですが、現状、銀行の抵当権が根抵当でついていて、残債には余裕があるものの、根抵当のため、担保の余剰を利用できないケースはよくあります。

こんな時、今までなら、銀行の先順位の部分からすべてノンバンクに借り替えていただかないと、担保余力を使った資金調達が難しかったのです。

ただ、銀行の年利換算1%台~3%台の金利と比較するとノンバンクの金利は高く、既存の銀行融資の融資期間が短ければ、借り替えるノンバンクでは既存の銀行融資の返済期間よりも長い返済を組むことで、金利は高くなるものの、毎月の支払額があまり高くならないようにすることで、金利が高くなる部分を消化していました。

更にノンバンクの場合は原則資金使途は不問ですから、公租公課などの差し押さえを解消するための資金使途であっても、労働債務の未払を解消する債務であってもOKなので、この意味で、金利が低い銀行の先順位の抵当の部分からの借換をしていただいても顧客にメリットがあったのです。

でも、今お話ししているノンバンク保証の銀行融資の話は、まずは現在の銀行部分の債務は銀行に借り替えて、真水の資金使途が銀行融資にそぐわないようなケースは、2番で保証するノンバンクのプロパー融資で対応するのです。

あるいは、借換え部分は良いとして、担保余剰での資金調達の資金使途が公租公課の滞納の解消であった場合は、借換え部分の銀行融資自体難しいので、このような場合は、まずはこのノンバンクで借り替え+真水の融資を行い、公租公課の滞納を失くして、短い期間の間に、このノンバンク保証の銀行融資に、既存銀行の借替え部分を借り替えるのです。

このようにすれば、先ほど書いた、銀行⇒ノンバンクに借り替えたことによる金利が高くなることを融資期間の延長で解消すると言ったことではなく、借換え部分の調達コストをほぼ既存の銀行の調達コストに抑えて、さらに真水の資金調達が可能になるのです。

この結果、元々の銀行融資の返済期間が長い場合でも、それほど調達コストが高くならないので、顧客にとっては非常にメリットがあります。

 

このような資金調達アレンジもご相談いただければ、大手ノンバンクの非常に優秀な担当責任者で対応しますので、ご満足いただけるサービスがご提供できると思います。

 

ご相談はbhycom@gmail.com までご連絡ください。

思うように資金調達ができない方へ


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