穴吹工務店、更生法申請/負債総額1509億円 | 思うように資金調達ができない方へ

穴吹工務店、更生法申請/負債総額1509億円

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11月25日

穴吹工務店が予想されたとは言え倒産しました。

穴吹工務店とは少なからず縁があって、かなり前になりますが、私が所有する某物件を超高値で買ってもらったことがあり、たぶんこの取引をセッティングした銀行はこの取引を契機として、穴吹工務店と密接になったようで、今は主要取引銀行になっているみたいですね。

ご存知のように、穴吹工務店はサーパスマンションで、一時は販売戸数日本一になったのではないかと記憶しています。

私が取引した頃は、まだ四国のデベでそんな規模じゃなかったので、大したものだなと感心していましたし、所有物件を超高値で買ってもらったこともあって、多分減損会計でカウントすれば、かなりの損失が出ているのに、頑張っているなと思っていました。

まずは、関連記事をお読みください。


『業績不振に陥っていた分譲マンション販売大手、穴吹工務店(香川県高松市)は24日、会社更生法の適用を東京地裁に申請した。同日開催した取締役会で決議し、穴吹英隆社長(58)を解任した。昨秋以降の不動産市場の低迷を受け、資金繰りが急速に悪化したのが要因。負債総額は1403億3400万円、子会社のエイシィカンパニーグループ(同)、穴吹ハートレイ(三木町)を合わせた3社合計で1509億900万円。四国では過去最大の破綻(はたん)となった。事業は継続し、今後は支援企業を探して事業の再建を図る。
 穴吹工務店は半年をめどに支援企業を決定し、支援企業の意向も反映して再建計画案をまとめる方針。
 同社のオーナーでもある穴吹社長は同日連絡が取れない状態で取締役会を欠席したため、社長を解任して取締役に降格させた。残る取締役11人が賛成し、同法適用を決議。代表取締役に朝倉泰雄(61)、池内孝信(62)両専務が就いた。
 朝倉、池内両氏らは高松市の高松経済記者クラブで記者会見。穴吹社長の解任について、「再建に向かう考え方の相違があった」と説明した。穴吹社長は自力再建を模索し、残りの取締役は私的整理の手法である事業再生ADRなども検討したが、事業環境の厳しさから最終的に法的手続きを決断したという。

 同社では10月、穴吹社長を除いた取締役全員を解任しようとし、債権者の金融機関の反発で撤回する混乱があったばかりで、「資金繰りの悪化に加えて、騒動による信用の収縮も(法的手続きの)一因になった」としている。

 同社は1905年創業、61年設立。78年に自社分譲マンション「サーパス」の販売を開始した。これまで沖縄県を除く46都道府県で1294棟、7万4845戸(10月末現在)を供給。2007年には発売戸数が全国1位に達した。
 しかし、リーマン・ショック以降のマンション市場の急激な悪化を受け、契約率が低下するなどして利益率が悪化。1月に発表した再編計画に基づき318人の希望退職やグループ会社の統合を実施したが、事業環境が好転せず資金繰りは一段と苦しく、事業継続は困難と判断した。』

 

この会社やばいんじゃないかと感じたのは

上の記事にもある、社長が自分以外の取締役全員を解任しようとした10月の次のような記事でした。

    

『不動産や建設不況の中、穴吹工務店が再建を巡って揉めている。<朝日新聞>
解任議案と臨時株主総会の開催は10月26日の取締役会で決定し、社長の長男、次男ら3人を取締役候補として提案する方針だった。穴吹工務店によると、1日に取締役全員が解任議案を撤回して臨時株主総会を中止することで合意、2日午前の取締役会で正式に決めた。「経営の方向性を再検討した結果」(広報室)と説明している。

 取締役の一部はすでに辞任を表明していたが、本人が辞任を撤回するなどの形で全員復帰する見通しという。

 同社は「サーパス」ブランドを展開するマンション分譲大手。金融危機や景気低迷の影響で09年3月期連結決算は138億円の純損失となり、2期連続の赤字を計上。民間の信用調査会社によると、今年3月時点で約1100億円の借り入れを抱える。今年初めに策定した再建計画では、来期中をめどに分譲マンション事業を再構築し、供給態勢を年4500戸から3千戸に縮小する計画を進めている。

 だが、景気低迷が続けば、さらに踏み込んだ再建策が求められるとの見方もある。今回の事態がオーナーでもある穴吹社長の求心力低下につながる可能性もあり、信頼回復と経営の立て直しに向けて難しいかじ取りが求められる。』

 

いつも思うのですが、同族会社の後継者と言うのは全員がそうであるとは言いませんが、ひ弱だと感じませんか?

会社更生法を決議する大切な取締役会に出ないだけじゃなく連絡が取れない状況になっていたみたいで、次のような文書でしか自らの意志を表明できないところなんか、情けないと言うか、この社長はとても会社を統率する器ではなかったのではないかと言う印象を受けてしまいます。

 

『私の不徳の致すところ――。高松市の高松経済記者クラブあてに25日夕、穴吹工務店で社長を解任された穴吹英隆氏の署名入りで、会社更生法の申請に至ったことの弁明とおわびの文書が届いた。

 文書は、会社の現状について「事業の継続が可能であると判断しておりましたし、引き続き経営を担当する所存だった」と説明。10月に自分以外の役員解任を図ったことは「自立再建を目指す私と、早急に法的整理に向かおうとする役員とで意見が対立していたため」と弁明している。

 解任されたことについては「一方的に話し合われ、私の意に反する結果となった。役員の意思を統一することができなかったことは私の不徳の致すところ」とし、事実関係の確認ができ次第改めて連絡するとしている。』

 

社長であっただけじゃなくオーナーだったこの社長、こんな時はいくら自らの意志と違った状況になったとしても、堂々と出るところに出て、自らの言葉で声明を発表しなければ、サイトに出ている馬鹿社長と呼ばれていることも仕方ないことだと思います。馬鹿社長が経営判断のできない社長と言うことであるのならまだしも、自らの虚栄心なのか、泥を被れないのか、こんな時に会社が直面する矢面に建てないなんて、人間としての力量や見識を疑われるのに、残念なことだと思ってしまいますね。

地方都市のこの位の規模の会社のオーナーともなれば、地域有数の名士だし、郷ひろみなど芸能界やスポーツ界のタニマチでもあっととも言われているし、やはり落ちるのが嫌だったのか、会社がどうしようもない状況になっているのに、保身のために悪あがきをしたような印象をどうしても持ってしまいますね。 

私がこの会社と取引した時お目にかかったのは、当時確か常務だったと思いますが、この社長の実母でしたが、この方の印象からすると、このオーナーはずいぶん違う印象で、情けない気がしてならないですね。