資金調達が難しい典型的な案件 続編
お知らせ このブログの資金調達の部分を集めた 資金調達 虎の巻
を開設しました。
お知らせ このブログの資金調達の部分を集めた 資金調達 虎の巻
を開設しました。
8月13日
何かと良からぬ噂が多かった東証一部の不動産会社で、
広島が本社のアーバンコーポレーションが民事再生法の適用を申請して倒産しました。
負債総額は、今年最大規模となる2558億円で、広島では広島そごうに次いで、
戦後2位の大型倒産みたいですね。
時間の問題と思っていましたが、最近は本当に良い噂のない会社だったから、
やっぱりと言うのが感想です。
さて本題ですが、今日も資金調達が難しい典型的な案件の話の続きです。
今日の話題は、まずは資金調達を考える上で最悪の経理処理である、
借入金を一律短期借入金にしている会社の話です。
言うまでもなく、短期借入金と言うのは、
ここ1年以内に返済する予定の借入金のことで、
長期借入金と言うのは、ここ1年以内には返済しないで良い借入金のことです。
つまり、急いで返さないといけない借入金が短期借入金で、
すぐには返さなくて良い借入金が長期借入金です。
当然ながら、融資を行う銀行など金融機関にとって見れば、
同じ借入金の額のある会社でも、短期借入金の割り合いの多い会社と、
長期借入金の割合が多い会社とでは、
後者の会社の方が良い会社と判断するのは当然です。
また、流動比率と言う流動資産と流動負債のバランスを見る指標がありますが、
流動資産の額が流動負債の額よりも大きくないと、
資金繰りの忙しい会社ということになって、
融資を受ける上で、大きな阻害要因になります。
この指標は融資の審査上の重要な審査なポイントでもあるので
短期借入金か長期借入金かは、とても大切なことだと言うことがお分かりいただけると思います。
そして、このすごい案件の会社の場合、
社長本人や家族や親族から借りたお金をすべて、短期借入金で計上しているのですが、
でもこの短期借入金はずっと返済されず、額は毎期毎期増えている状況になっています。
1年以内に返済していないのだから、
どう考えても長期借入金で、できれば1年以内に返済したいと言う願望があるだけで、
短期借入金計上しているとしか思えないのです。
とにもかくにも、このような経理処理をしているだけで、
この会社の財務に対する知識がないことはバレバレで、
金融機関に良くないイメージを与えてしまうことになります。
この話題はまたかと思われるくらい何度も何度も書いていますが、
社長本人や家族親族からの借入は、最低でも長期借入金で処理して欲しいし、
できれば社債、理想的には資本金として処理してもらうのがベストです。
もちろん、親族とは言え株主にすると、
何かと経営に口を出して面倒だと思うかもしれませんが、
この部分は社長の器量の問題で、家族や親族に余計な口を出させないのも、
社長として大切な資質だと思います。
そしてもう一つ問題点は、先ほど書いた流動比率とも関連してきますが、
決算書の現預金の合計の数字が少ない会社も、
融資を受ける上で非常に悪いイメージを与えてしまいます。
本当にあった話ですが、
売上が3億円程度あるのに、現預金の合計がわずか10数万円しかない会社がありました。
融資希望額が5千万円だったのですが、
誰が金融機関の担当者であっても、貸すのはやばいと思ってしまうと思いませんか?
もちろん、決算期から時間の経過により、状況が変化しているかもしれませんが、
このような会社に5千万円も融資をしたら、貸した月から未払いのトラブルが起きそうで、
これで融資が受けられたら、奇跡としか言いようがないと思いませんか?
ともかく現預金の額はとても重要なポイントです。
いくら売掛金や受取手形などがあっても、回収できるとは限らないのですから、
現預金が潤沢にないと、お金を貸す立場になれば、
貸したい気持ちにくなれないのは当然です。
そして、どうしてこんなに現預金が少ないのか理由を聞くと、
大抵の場合、仕入や一般管理費の支払日が月末になっていることが多く、
せめて、これらの支払日を例えば翌5日にするとか、10日にするとか、
資金調達を考えれば、支払日を月末にするのは止めておいたほうが良いと思います。
現預金の金額が10万円台と数百万円あるいは数千万円では、
他の指標がどうであれ、お金を貸すほうから見れば印象がまったく違うので、
該当する会社の場合、支払日の変更を検討してはいかがでしょうか・・・・・。
![]()
内容や費用につきましては、当ブログの次のページをご覧ください。
このブログの資金調達の部分を中心に、どこに何が書いてあるのか分りやすくした、
データベース的なブログです。
まだ未完成ですが、数ヶ月書けて改良していく予定です。
住友信託銀行100%出資 不動産担保ローンのファーストクレジット!
ビジネスローンのシティズ
キャッシング限度額スピード診断!キャッシング診断サイト『MGP-マネーゲットポイント』
![]()
- 官僚との死闘七〇〇日/長谷川 幸洋
- ¥1,785
- Amazon.co.jp
¥1,785
Amazon.co.jp
¥1,785
Amazon.co.jp
連鎖する大暴落―静かに恐慌化する世界/副島 隆彦
¥1,575
Amazon.co.jp
¥1,470
Amazon.co.jp
¥1,575
Amazon.co.jp




