政府系ファンド設立に利権の臭い | 思うように資金調達ができない方へ

政府系ファンド設立に利権の臭い


 ドンッお知らせ  このブログの資金調達の部分を集めた 資金調達 虎の巻  を開設しました。


7月4日

公的年金の運用についての二つの記事をお読みください。

まずは昨年の実情についての記事です。

 

公的年金の積立金を市場運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は4日、2007年度の運用利回りがマイナス6.41%になったと正式発表した。世界的な株安が直撃し、運用損失は過去最大の5兆8000億円にふくらんだ。現在の積立金運用は硬直的との批判は多く、出遅れているオルタナティブ(代替)投資など運用を効率化する必要がありそうだ。

 マイナス運用になったのは02年度にマイナス8.46%となって以来。ただ当時より運用金額が3倍近くあり、損失は07年度のほうが大きくなった。町村信孝官房長官は4日午前の記者会見で「基本は株価の動向で決まる。そう慌てる必要もない」と語った。

 

そして、この記事に呼応する内容の記事が次の記事です。

 

日本版の政府系ファンド(SWF)創設を目指す自民党国家戦略本部の「SWF検討プロジェクトチーム」(座長・山本有二前金融担当相)は3日午前の会合で中間報告をまとめた。公的年金基金の一部にあたる約10兆円を運用の原資として切り離し、外国人を含む運用のプロが高い利回りの確保を目指すという内容を確認した。

 中間報告では、政府が全額出資する運用会社を設けてSWFを運営すると指摘した。公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は現在、約150兆円の資産を保有。資産の3分の2を安全性の高い国内債券に投資し、残りを国内外の株式や外国債券で運用している。新会社はGPIFから委託を受けて運用する形となる。投資対象の比率は変えないが、プロの視点で積極的に運用するとの考えを明記した。

 外貨準備などを活用する案も浮上していたが、まず公的年金の改善を優先、中期的な課題と位置づける。

 

一見、独立行政法人のGPIFなんかに運用を任せていたら、

素人集団でまともな運用などできず、

2007年度のように運用利回りがマイナスになってしまう。

だから外国人を含む運用のプロに運用させることは、

悪い話ではないとの印象を持ってしまいがちですが、

この記事よく読み考えると、かなりやばい内容を含んでいると、

へそ曲がりの私は思ってしまいます。
 

まずは、この部分です。

外国人を含む運用のプロが高い利回りの確保を目指すという内容

 

簡単に書いてありますが、外国人を含む運用のプロって、一体誰なんでしょうか?

そして、誰がどのような基準でこのプロを選択するのか?

 

さらには運用のプロであっても、昨年のようにサブプライムローンで揺れた環境下では、

大半のプロがマイナスの結果を出しているのに、

簡単に外国人を含む運用のプロに任せるって・・・・・・・

ものすごくリスクを感じるとともに、

誰がどのような基準で選ぶのか、この部分がものすごい不透明と感じてしまいます。

 

どうせ自民党と親しい外資に任せ、

何らかのメリットが自民党や自民党の政治家にバックされるはずで、

まず、この部分に大きな利権の臭いを感じてしまいます。

 

それに、そもそも、この10兆円の資金は、年金積立金(約150兆円)という、

国民から徴収した年金保険料が余って貯まっていったものが特別会計に入ったものの一部で、

それでなくても年金危機を叫んで、年金の額は引き上げられ、支給額は減っているのに、

こんなお金が余っているのなら、

本来の年金の給付に使って国民に返すべきではないかと思いませんか?
 

そもそも、年金積立金とは、国民から預かった年金保険料の余った分と、

その運用益が積もり積もったもので、本来なら国民の還元されるべきお金で、

特別会計に入ったから、国が勝手に使えるお金ではないはず。

将来の少子化などを見据えて、給付金が足りなくなった時に備えるためのものと言っているようですが、

こんな巨額な額の年金積立金なんか、海外の諸国にはないそうです。

 

つまり国民から預かった年金保険料を、官僚が勝手に使える特別会計にぶち込んで、

必要もない多くの官僚や役人OBの退官後の雇用を確保したり、

大きな利権を、一部の官僚や元官僚や自民党の政治家達が享受できる構造になっているわけです。

 

この上、アメリカのまた対日要求かもしれませんが、

国民のお金を外資の手に委ねるわけで、

この部分でまた自民党の政治家達はメリットを享受しようとしているわけですから、

強欲もいい加減にしろと言いたくなりませんか・・・・
 

この部分は想像域を出ず申し訳ありませんが、

諸外国においても年金を政府系ファンドに入れて運用している例は、

たぶん特殊なことではないと思います。

でも、それは年金の余剰金を150兆円も溜め込んで、

国民の知らないところで、自分達のために好き勝手に使っているような国の話しではなく、

消費税論議でも同じですが、

諸外国がやっているからとか、諸外国の水準と変わらないと言う話は、

国のもともとの構造が実に怪しくなっている日本では、

比較検討できるようなことではないと言うことを認識することは大切だと思います。

 

こんなことから、

年金積立金による政府系ファンドの設立には大反対です。

また、即刻巨額の年金積立金を国民に返すべきだと思います。
 

最後に荒っぽい計算をします。

150兆円を1億人で割ると、一人1500万円になりませんか?

これを国民に還元したら、すごいことになりますよね。

もちろん、年金保険料の支払額は個人間で差があるから、

一律平等と言うのはおかしい話ですが、

いかに国民のお金が国に吸い上げられているかが分り、

このお金が国民に戻ったら、いかに内需を喚起し、実体経済が良くなるか、

不景気どころの話ではなくなると思いませんか・・・・・・・・

  

お願い

次の二つのブログランキングに参加しています。

ぜひ1クリック よろしくお願いします。   

   

ひらめき電球 人気ブログランキング   有名ブログランキング



メモ

内容や費用につきましては、当ブログの次のページをご覧ください。

弊社の業務内容に対する皆様からのご質問

弊社の業務内容に対する皆様からのご質問2

 

本 資金調達 虎の巻  

 このブログの資金調達の部分を中心に、どこに何が書いてあるのか分りやすくした、

 データベース的なブログです。

 まだ未完成ですが、数ヶ月書けて改良していく予定です。 

  

住友信託銀行100%出資 不動産担保ローンのファーストクレジット!

 

【三井住友銀行グループのプロミス】ケータイからお申込OK!来店不要♪


無担保ビジネスローンの比較サイト!

 

「年利7.0%~・最高限度額500万円・生命保険/VISA付も選択OK」

 

さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白/高橋 洋一

¥1,785

Amazon.co.jp
 

官僚国家の崩壊/中川 秀直

¥1,785

Amazon.co.jp

連鎖する大暴落―静かに恐慌化する世界/副島 隆彦

¥1,575

Amazon.co.jp
 

アメリカ狂乱 次の大統領統は誰か/日高 義樹

¥1,470

Amazon.co.jp
 

「俯瞰」でわかる決算書/中村 亨

¥1,575

Amazon.co.jp