資金調達が難しいビジネスモデルとしやすいビジネスモデルとは?
お知らせ このブログの資金調達の部分を集めた 資金調達 虎の巻
を開設しました。
6月9日
弊社がお手伝いできることの続きになりますが、
今日は同じビジネスをするにしても、
資金調達が難しいモデルと、比較的やりやすいモデルがあります。
このことについて今日は具体的に、少しお話をしたいと思います。
たとえば、お客様が何らかの知的所有権を持っていて、事業化を考えているとします。
もちろんこの知的所有権は市場性もあり、画期的な技術革新を伴うものであり、
お客様はこの将来性に自信があるから、事業化さえすれば、
大変な収益と会社も発展すると確信をしています。
ところが、この知的所有権を生かす事業を行うには、
多額の研究開発費や製品を作りための製造設備への投資が不可欠です。
さらに販売についても大きな組織が必要だとします。
そして、会社は3年前に設立しており、ほぼこの間、研究開発に没頭し、
やっと数ヶ月前に開発に成功し、試作品を完成したところで、
この間の資金は資本金の1000万円と、
公的資金と知り合いから集めた5千万円を充当しているとします。
そして、これから商業ベースに乗せるため、生産設備、販売組織を作るのに5億円必要です。
この段階で弊社にご相談に来られたとします。
財務資料は累積債務が4000万円でもちろん債務超過の状態になっています。
売上は試作品の販売が少しある程度で、ほぼゼロ。
ただ、開発した製品に対しては大手会社からの引き合いもあり、
大きなビジネスチャンスと5年後には100億円を超えるような事業計画。
そして必要な資金調達は上記で書いた5億円です。
このようなパターンは開発系のベンチャーにものすごく多く、
でも残念ながら第三者からこのような案件は99%資金調達ができません。
忌憚なく言って、資本金1000万円で、
開発した知的所有権はあっても売上がほぼゼロで債務超過と言う状態では、
この会社に融資を行う銀行はまず100%ありえません。
あるとすれば、ご自分の人脈で投資家から社債かエクイティで集める直接金融しかありません。
中には、VC(ベンチャーキャピタル)で出してくれるところがないかと言う経営者もいますが、
VCもまだこの段階では無理ですし、1社の金額として5億円は大きすぎます。
まずは、申し訳ないのですが、この段階で来るお客様にお話をすることは、
第三者の金融機関等が、融資にしろエクイティにしろ、現状では出すところがないから、
ご自分の人脈でお金を集めるか、ビジネスモデルを変えるしかないと言うことです。
このように言うと、そんな資金を出してくれる人がいたら苦労しないと言ったり、
このビジネスモデル以外に、これだけ儲かる方法はないと言う方が多いですね。
でも、自分で資本金の1000万円と公的資金と知り合いから借りた5000万円、
合計6000万円で試作品がやっとできた状況で、商業ベースが確立されていない会社に、
5億円出すところはないという現実を、受け入れてもらうことが絶対に必要になります。
自分でいくら将来性があって、5億円を調達できれば、100億円の売上も可能と言ってみても、
夢物語に付き合う第三者はいないと言うことを認識しないと、
本当の事業化の話はスタートできません。
ともかくこの会社、この事業に将来性と具現性があることを、
第三者に語るには説得性が欠けているのです。
だって、今ここで、5億円仮に調達できたとしても、
まだ試作品しか開発できていない段階で、
売上100億円の会社になるなんて、第三者が信じると思うこと自体、
脇が甘いと言うか、現実が見えていない妄想経営者と言われても、
反論できないと思いませんか?
試作品では問題なくても、量産した時、製品になんらかの問題が発生しないとは限らないし、
製品に問題がなくても、販売が計画通りできるのかどうかだって分かりません。
要は今ここで5億円調達できれば、自然に100億円の売上が5年後にできると言う、
経営者の思考回路自体がNGで、こんな経営者に5億円を出す第三者はいないと言うことです。
では、どうすれば良いのかと言えば、
どうしてもこの5億円必要とするビジネスモデルに固執するのであれば、
金融機関などの第三者ではなく、自分の人脈からお金を集めるしかないし、
それが無理なら、もっと資金を必要としないビジネスモデルにシフトするか、
まさに二者択一の選択肢しかないのです。
ビジネスモデルの件から明日以降に続きます。
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まだ未完成ですが、数ヶ月書けて改良していく予定です。
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