オリンピックの聖火リレーを見て | 思うように資金調達ができない方へ

オリンピックの聖火リレーを見て

4月26日

今日長野で聖火リレーが行われました。

ギリシャの点灯式から今回の聖火リレーを見てたら、

何のためにこんなに無理してまで聖火リレーをやるんだと、

素朴な疑問を持ってしまいませんか?
 

確かに奇麗事では、オリンピックは政治と関係のない平和の祭典だと言われていて、

そのように思いたいのは山々でけれど、

ここまで大きな祭典になり、国を挙げての招致合戦、また大きなお金が動くようになると、

政治と切り離して考えること自体無理があると思ってしまいます。

日本が東京オリンピックで戦後復興のシンボルにしたように、

中国も北京オリンピックを政治的に利用したい意図はもちろんで、

東京オリンピックの時の日本よりも、

それこそ今回問題になっているチベットの問題も含めて、

それでなくても地域による所得の格差問題などで、

騒乱が国全体で起きている中国は、

国威発揚のため、また政治体制維持のためにオリンピック開催を考えたことは当然だと思います。

 

確かオリンピックの開催は10年以上も前に決まるから、

それまでには中国も民主化され、チベット問題も解決すると期待されたからこそ、

開催が決まったのだと思います。

でも、中国は経済は大きくなったし、国の力も強くなり、

国の発展は著しいと思いますが、

でも今回のチベット問題を見れば、少なくともオリンピックが開催される国として、

その資格があるのかと言えばないとしか言いようがありません。

他にも安全、特に食の安全が疑問なので、

直前の合宿を中国で行わない国が続出したり、

大気汚染など環境の問題で、出場を見合わせる選手が出るなど、

本当にスポーツの祭典、平和の祭典と言うのなら、

北京はオリンピックを開催するインフラ自体、まだないことになりませんか?
 

中国がもし今のような経済力、軍事力を持たない国だったら、

オリンピック開催中止もあったと思うし、日本だって、正直な話、特に地元は、

こんな状況の中での聖火リレーなんて、受け入れを拒否したいところだと思います。

でも日本はやっと中国との関係修復ができつつあって、

胡錦濤国家主席の来日を控えていることもあり、

聖火リレーに協力しないわけには行かず、

やはり政治の問題とは切り離せないと言うか、

オリンピック=政治そのものになっていることがよく分ります。

 

オリンピック出場は競技人生の目標にしている選手が多いわけですから、

政治問題で、例えばモスクワの時のように、出場拒否のようなことはするべきではないから、

できればオリンピックが開催できない条件、例えば政治的な紛争があるとか、

テロの危険が予見されるとか、と言ったことを予め規定して、

この規定に抵触する時は既存施設の整った代替地開催をするか、

オリンピック発祥のギリシアを、常に代替開催候補地にするとか言った措置が必要ではないかと思います。
 

でも今回に関しては、ここまでくれば、北京オリンピックは成功して欲しいとは思うけれど、

出場する選手の安全や思いっきり競技に打ち込む環境の整備を一番に考えれば、

北京でオリンピックを開催することを決定した五輪組織委員会の責任は大きいと思います。

聞いた話では、オリンピックの開催地の招致活動で、

多額の金品が動いたり、政治的な力が大きく作用していることはよく聞かれます。

今回の事態は、中国自体の責任も小さくはないけれど、

10年も前に、北京でオリンピックを開催しようと決めたこと自体に問題があるし、

今回のように政治的な混乱が起きて、安全な開催が危ぶまれる時は、

代替地開催にすることぐらいは本当に考えて置かないと、

東西冷戦時代よりも、より世界は混乱する状況にあるのだから、

競技をする人も、見る人も、安全で快適なオリンピック開催が続けられないと思います。

アメリカだって、ロシアだって、ヨーロッパ各国だって、

政治的なトラブルが皆無の国なんてないわけですから・・・・

  

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