国と銀行の考えが理解できない
最近の銀行の姿勢は本当に理解に苦しみます。
ここ半年を見てみると、
パチンコ店への融資や不動産に対する融資だけではなく、
あらゆる業種への融資に対しても、ものすごく消極的になっているように思います。
確かに不動産の状況は、一昨年辺りから昨年の秋までの状況を見ると、
地域限定ではあるものの、オーバーヒート気味であったことは否定できません。
だからといって、不動産融資すべてに対してネガティブになってしまうところは、
前回のバブル崩壊時でもそうでしたが、不思議でなりません。
案件によっては、明らかに価格が高すぎて不良債権につながるようなものもあるし、
大型の開発案件では、スルガコーポレーションのケースのように、
暴力団が絡むような案件もあると思います。
でも、このような状況ではない、まったく正常な価格の不動産取引に対しても同じように、
一派一絡げで消極的になる単細胞的な対応が不思議でなりません。
もちろん銀行は好きでこのような対応をするのではないかもしれません。
このような銀行の対応の背景には、国、つまりは金融庁の姿勢によることは否定できません。
特に金融庁は、過去のバブル崩壊で、膨大な不良債権を銀行が持ったことについて、
警戒心を持っていることは理解できます。
でも、過去のバブル崩壊の後のあの惨状を招いたのは、
明らかに国と日銀の金融行政の間違いから起きたことであるのに、
今回もあの時と同じようなことを相も変わらずしていることに私は本当に憤りを感じてしまいます。
ここで参考のために、前回のバブル崩壊についてご興味ある方や、
記憶を再確認したい方は、ぜひ関連サイトをご覧いただきたいと思います。
グーグルなどで「バブル景気」「バブル崩壊」「バブル経済」など検索すれば、
相当数のサイトがチェックされるので、ぜひいくつかご覧いただくと良いと思います。
サイトの記事とは別に、私がその当時体験した時のことを思い出して書くと、
バブルの頂点は89年だったと思います。
事実、この頃は異常で、不動産投資も株式投資も、ゴルフ場の会員権の投資でさえ、
日々高騰していくのが実感できるほど、すごい勢いで加熱していました。
しかし、90年に入るとすでに市場調整は始まっており、
明らかに沈静化に向かい始めたように記憶しています。
ところが当時の馬鹿な政治家と大蔵省の官僚は、何に怯えたのか、
それは持つものと持たざるものの格差に対する世論だったのか、
アメリカの圧力だったのかは、分かりませんが、
ある程度放置しておいても、市場の原理で沈静化していったのに、
90年3月の不動産融資総量規制と6月に行われた公定歩合の引き上げにより、
一気に冷やされ、いや冷凍されたと言った方が良いかも知れず、
その後のバブル崩壊につながったと思います。
特に不動産融資総量規制については、
現在と同様、先ほど述べたように、内容などに関係なく、
ともかく不動産の絡む案件にはお金を出さないと言う徹底した方針が実行され、
投機も投資も一括りで銀行がお金を出さなくなったことで、
一気に資産デフレが始まり、このことがきっかけとなって、
失われた10年に突入していったと思います。
確かにインフレ退治ができ、世論の資産格差に対する批判に応えた訳ですが、
このことが後日、日本全体の大不況につながり、
銀行や証券会社の破綻や銀行の体力低下により、
不動産と関係のない会社に対する融資まで、ほとんど行われないようになってしまい、
多くの会社破綻、失業者の増加、収入の減額など、
一部バブル紳士が潰れていったことに喜んでいた人たちの生活にも、
大きな悪影響が及んでいったのです。
日本全体を不況の嵐に導いた、明らかな失政であったはずなのに、
その当時の政治家も大蔵官僚も、スキャンダルでは責任を取って辞めたケースもありましたが、
その失政で責任を取らされたケースはなく、その頃、こいつらぶっ殺す以外にないと、
マジで怒りを覚えたものでした。
ところが時間を現在に戻して見ると、
その当時と今を比較して何が違うかと言えば、
法律が変わった、外資の影響が大きくなっていることなど、状況は違うと思いますが、
でも金融庁と銀行のやっていることは、少しも以前と比較して違っていません。
今みたいに融資全体に消極的にならないで、
不動産融資に対しても、内容を精査して、
正常な投資案件に対しては融資を実行していくべきだと思いますし、
他の業種の会社に対しても、不動産会社に対するのと同じような消極的な姿勢になるなんて、
本当に不思議以外の何者でもありません。
お前ら国をつぶす気なのかと怒りを覚えるし、
なんでこんな馬鹿みたいなことをどんな動機でしているのか、
本当に聞いてみたくなります。
この問題については、まだ書きたいことがあるので明日以降も折を見て書いていきたいと思います。
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