日本の不動産に対して買い意欲満々の勢力は | 思うように資金調達ができない方へ

日本の不動産に対して買い意欲満々の勢力は

3月14日

今、日本の不動産は、金融機関のファイナンスが機能しないので、

極めて流通しにくい状況下にあり、不動産価格の下落が予想されています。

今日も某銀行の営業幹部の依頼で、良い売り物件の情報を探して、

数件の中堅不動産会社や外資のキャピタルを訪問したのですが、

本当にここ数日の経済状況を見ると、とんでもない大穴が開いて、

不動産が大暴落するのではないかと言う意見も出るほど、

ネガティブな情報がいっぱいでした。

 

ただ、外資のキャピタルの副社長が言っていたのは、

アメリカの外資は数社を除いて本当に死んでいて、

少なくとも最低ここ一年は買い勢力にはならないと言っていましたが、

でもその間隙を縫って、強い買い勢力が出てきており、

この会社もこれら勢力の投資家から優良不動産の紹介の依頼を受けているとのことでした。

 

その買い勢力が具体的にどこかと言うと、

ドイツ・フランス・ドバイ、カタール等アラブ・シンガポールの4つ地域の投資家だそうです。

 

ドイツとフランスの投資家は通貨の問題で超円安となっているため、

現在の不動産価格でも割安感を感じているし、

ドバイなどアラブ諸国は原油の超高値によって、毎日信じられないようなお金が入っているし、

シンガポールも政府系ファンドだけではなく、

民間の投資家の日本不動産に対する買い意欲は相当強く、

その大きな理由はカントリーリスクが極めて少ないことだそうです。

 

そして、このような勢力が求める不動産とはどんなものかと言うと、

まずは、やはり表参道界隈と銀座の2地域の物件だそうで、

この地域の、例えば表参道や青山通りに面する物件や、

銀座のまとまった面積の物件、あるいは地上げの可能性が残る物件については、

宝石と思って考えないといけないと言っていました。

ただ、このキャピタルに来ている顧客のオーダーは、

銀座よりも表参道により魅力を感じているとのことでした。

 

そして次に、高級レジデンス用の用地で次の地域の物件も、

非常に強い関心が寄せられていると言うことで、

この地域の高級レジデンスが建築できる広さの更地はものすごく魅力があるらしいのです。

どこの地域かと言えば、千鳥ヶ淵から市谷、四谷までの、

靖国通りと新宿通りの間の地域で、

もっと具体的に言えば、九段南、一番町~六番町、麹町で、

この地域の物件なら価格が妥当ならすぐに買う投資家がいるとのことでした。

 

このような物件をご存知の方からのご一報をいただきたくなるくらい、

今日会った外資キャピタルの副社長は熱心に話していましたね。



 

一方、地方の物件に対するニーズは弱く、

大阪なら御堂筋沿いの物件、福岡なら天神界隈の物件に限られるらしく、

名古屋は良い物件がなかなかないので興味はあっても現実性は乏しいと思っていて、

札幌、仙台に対しては非常にネガティブ。

他の地域については興味を示す投資家は皆無だそうで、

まさに今の日本の地域格差の問題を反映していると思いました。

 

それから、今日の夕方、このブログの読者から親しくなった方の紹介で、

有名企業家の不動産会社に、

先ほど書いた某銀行の営業幹部を連れて行った席でも話が出たのですが、

日本のカントリーリスクはものすごく少なく、この意味で不動産の投資先としては、

現状の割安感も加味すれば、世界でも唯一の不動産の最適投資先。

でも国のポテンシャルがこの先最大のリスクと言うことで、

この部分が日本の現在の最大の課題と、こんなところにも影響が出ていると思いました。

この課題については、特に外資系の人たちと話していると、よく出てくる話で、

日本の政治の最大の課題なんだと思います。

今日も英国のエコノミストと言う雑誌で、日本の最大の弱点は政治にあるという記事を、

フジテレビのニュースで紹介されていましたが、

本当に日々の政治家や官僚の言動を見ていると、

情けなる位、次元が低く、真剣にもっとまともな人が政治家になれるような風土と言うか、

政治システムを考えて行かないと、マジで日本は衰退していくような危機感を持ってしまいます。

 

そんな中、今、日銀総裁の問題が話題になっていますが、

この問題について明日は書きたいと思います。

 

日銀総裁の選出の問題は、マジで政局の次元の話ではないと思っていて、

先ほど申し上げたカントリーリスクにもつながる大きな問題と認識しています。


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