新銀行東京、債務超過4000社に融資 これは変!!!
3月12日
いま新銀行東京を設立した石原東京都知事を批判する声は大きいですが、
私はこの銀行については一定の評価をしています。
確かに開業した頃は、他の銀行、特にメガバンクが、
中小企業に対する無担保融資に熱心になっていた頃だから競争相手が多く、
融資の金利もメガバンクと比較すると高かったから、
優良顧客を獲得できなかったことが不良債権の山を作ってしまった要因の一つだと思っています。
でも、新銀行東京のおかげで立ち直った企業があることも事実です。
何もしないで、批判ばかりするのは簡単だけど、
新しい中小企業専門の銀行を作ったことは大きく評価されて良いと思っています。
ただ、次の記事の内容が本当なら、少し驚きですね。
これは何か不自然なものを感じます。まずはお読み下さい。
多額の累積損失を抱え経営難に陥っている新銀行東京(東京・千代田)が2005年4月の開業以降融資した中小企業のうち全体の約3割に当たる約4000社が債務超過だったことがわかった。東京都が11日、都議会に明らかにした。これらの会社への融資総額は貸出残高の約1割の259億円にのぼる。
都が都議会予算特別委員会に示した資料によると、新銀行が2005年4月の開業から昨年12月までに融資した中小企業のうち、1886社(融資額106億円)が債務超過、2078社(同153億円)が債務超過で赤字だった。このほか、債務超過でないが赤字の企業は1671社(同156億円)だったという。
債務超過。
どう言う事かと言えば、貸借対照表において資本の部がマイナスになっている状態を言います。
なぜ資本の部がマイナスになるかと言えば、
何らかの要因で赤字が増え、この額が資本の部の合計数字より大きくなることで起こります。
しかしながら、債務超過になった赤字と言ってもいろいろあって、
例えば、毎期毎期事業自体が儲からないで起きる状況もあれば、
事業自体は黒字でも、何らかの突発的な要因で一時的に大きな赤字を背負うようなケースもあります。
つまり同じ赤字でも、赤字が経常的に出ているケースと、一時的に出たケースとは大違いで、
後者については、その要因が本当に一時的なことなのか、
経常的ではないにせよ、また起こりうる懸念があるかどうかを見極め、
二度と起こる懸念がなければ、
本来銀行はこのような会社に対しては支援すべきところだと思っています。
しかしながら、記事を読んだ限りでは、
全融資先の1/3が債務超過の会社であったということについては、
これはやはり異常経営と言わざるを得ません。
その数4000社という事ですが、
私の想像から言えばこの数字は債務超過であっても、
その赤字の内容などお構いなしに融資したような印象を受けます。
でないと、債務超過への融資の件数がこんなに増えるはずがありません。
確かに、記憶を思い起こせば、
新銀行東京の行員が、債務超過でも内容により、
当行は融資するケースもあるといっていたかも知れません。
でも実態は債務超過の内容など無関係に、
よほど経営実体のない会社以外なら、どんな会社でも融資をしていたとしか考えられません。
つまり融資残や件数を増やすことを大前提に経営されていたのだと思います。
でもこのように理解はしても、
やはり4000社と言う数字は驚きの数字で、何か不正の臭いを感じますね。
常日頃、保証協会の保証がないと貸さない銀行の姿勢には極めて批判的な私ですが、
債務超過でしかも赤字の企業に融資をするなんて、
私が銀行の経営者であっても絶対に融資しないでしょうね。
私でなくても、誰がなっても、好き好んで債務超過に会社に、
これだけ傾斜して融資するのは極めて??????????ですよ。![]()
もちろん前期決算が一時的な要因で大きな赤字となり債務超過にまでなったが、
今期は黒字基調になっている様子が、
預金口座などでキャッシュフロー上で確認できるケースでああれば別ですが、
いくらなんでもこれだけの数の会社に融資をするのは無茶苦茶だと思います。
でも、よくよく思い出せば、
新銀行東京は審査において預金口座のチェックが割りとうるさかったことを考えると、
少し不思議な感もありますね。
確かに審査の基準も不思議で、新銀行東京の行員自身も、
うちの銀行の審査基準がよく分からないなんて言っていたから・・・・
でも、こんなことの理由だけで起きたこととは到底思えません。
そして、ここで思うのは、この銀行がここまでおかしくなった本当の理由は、
情実融資のような不正融資が多かったんじゃないでしょうか。
そうだ!そうだ!思い出しました!!
以前このブログでも、元副知事の周辺が高いフィーを取って、
情実融資のようなことをやっていて、
某上場企業の社長経験者経由で依頼があったと書いたことを思い出しましたよ。
自分で書いて忘れているのだから物忘れが多くなって
ですが・・・・
あんまり推量で書いちゃいけないことかもしれませんが、
これほど債務超過の企業に融資をしまくったのは、
こんな怪しいコネを使った、不正融資が多かったのかもしれないですね。
結論付けしてはいけないかも知れませんが、
こうでもなければ、4000社にも及ぶ債務超過の会社に融資はしないように感じます。
いくら経営方針が融資残と数を増やすことであったにしろ、
こうでも考えないと理解できない状態ではないでしょうか。
そういえば、この銀行は元々民業圧迫と言う観点から、
既存銀行の協力を得ることができなかった上、
この銀行には都出身の人物も多かったしね・・・・・
これ以上は書きませんが、やっぱり役人か・・・・![]()
ここからは想像にお任せしますが、
債務超過の会社に融資した件数が4000もあったの言うのは、
かなり異常だから、それなりの理由があるのではないかと思います。
多分、明らかにはならないでしょうが・・・・
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