パチンコ業界の資金調達  読者のご質問に対するご案内 | 思うように資金調達ができない方へ

パチンコ業界の資金調達  読者のご質問に対するご案内

2月21日


今日は読者の方からのメッセージで多い、パチンコ業界の資金調達についてです。

パチンコ業界にいらっしゃる方の読者が多いのにも驚いていますが、

本当に現在、この業界の資金調達の環境は最悪です。
 

不動産や建設も資金調達の環境は良くありませんが、

パチンコ業界と比較すればまだましで、

ともかくすべての業界の中でパチンコ業界は最も悪いと言っても過言ではないと思います。

 

その証拠ではありませんが、

親しくするパチンコ業界のリースのブローカーで大手の上場会社では、

パチンコ担当の部はマジで開店休業状態で、

他の商品を扱うまでの状況になっていますし、

パチンコと言えばORIXという状況でしたが、

現在はORIXもこの業界へのファイナンスには極めてネガティブになっているようです。

 

もちろん銀行は全行ネガティブで、

新規取引ついてではなく、既存先への融資にも慎重で、

いただくメッセージも、この部分へのご質問が一番多いですね。

よくいただくのは、既存取引先の銀行のネガティブになった対応の変化いついての疑問と、

新規取引をする金融機関など打開策についての質問が多いですね。

 

銀行の対応の変化についてですが、、

この辺りは、親しくしている銀行員から聞いた話になるので、

100%正しい話かどうか自信はありませんが、

パチンコ業界へのファイナンスが最悪になったのは、

金融庁の方針、つまり国策であるとしか思えない状況です。

 

なぜ国がパチンコ業界をつぶすようなことをするのか、

その理由については、銀行員もノンバンクの社員も分からないと言っていて、

私も当然ながら、その本当の理由はよく分かりません。

しかしながら、昨年の秋頃までは、

やはり北朝鮮問題が大きいのかなと思っていましたし、

金融機関の知り合いからも、そのような声が多かったですね。

 

北朝鮮問題とは何かと言うことについては、

業界の方は良くご存知と思いますが、

パチンコ業界の経営者には北朝鮮籍の方が多く、

要は、パチンコ業界から不正に北朝鮮にお金が流れている問題です。

また現在北朝鮮籍の方以外でも、北朝鮮から帰化された韓国籍の方も多く、

この方々の中には帰化後も、北朝鮮と親しく送金など支援をしている方もいるようで、

こんなことから、以前より北朝鮮の経営者のパチンコ会社にはもちろんですが、

韓国籍の方についても、外国籍の方が経営する会社については、

金融機関がもともとネガティブであったことは事実です。

 

ところが昨年の11月頃だと思いますが、

この頃からは日本人が経営する会社についても、

ともかくパチンコの運営会社にはファイナンスをするなと言う国の方針があるのか、

そうでも考えないと現在の状況を理解できないくらい、冷え切っていると言えると思います。



 

では、このような状況下、資金調達はどうすればいいのかと言うことですが、

取り敢えずは、新規出店のような高額な資金が必要になることは、

自己資金が潤沢か、形はどうであれ直接金融で調達できる見込みがない時は、

やらないことが一番でしょうね。

そんな中、新規出店や改装資金の調達の相談も良く受けますが、

中には10億円を超え、20億円と言った大きな額の相談もあります。

でもここまで来ると、数億円の改装資金でも調達に苦労する状況なのに、

20億円の新規出店の計画をすること自体、

あまりにも現状の金融環境を無視した経営判断としか言えず、

申し訳ないけれど、このようなケースでは経営者の資質を疑ってしまいます。

 

一時、パチンコ業界に対しても、一金融機関ではなく、

複数の金融機関が行うシンジケートローンも行われましたし、

証券化による資金調達も行われました。

それに、銀行やノンバンクの融資も盛んに行われた時期がありました。

でも今は、本当の理由は分かりませんが、

このようにパチンコ業界に対して高額なファイナンスが行われる環境でないことだけは確かで、

数年前までの環境とはまったく違うと言うことを、まずは認識することが大切だと思います。

 

ところが、ややもするとパチンコ業界の経営者は、

行け行けどんどんのような意識の方も多いし、

毎日のお金の流れが大きいだけに、

資金調達の目処が立っていなくても、何とかなると思って、

新しい店のオープンを計画してしまう方も多いように思います。

 

でも今の環境は、そのような生易しい状況ではなく、

大げさに聞こえるかもしれませんが、

パチンコの運営会社個々の危機というよりも、

パチンコ業界全体の危機と思わないといけないぐらいの認識がないと、

経営判断を誤ってしまうと思います。

 

ですから、年商も大きく、利益も良く出ていて、自己資本比率の高いケースでも、

本来なら問題なく資金調達ができた会社であっても、

今はできないと思っていただいたほうが良いと思います。

 

さらに言えるのは、じゃ、この状況はいつ改善されるのかと言うことですが、

少なくとも私の知る限りでは、まったく予想できない状況で、

今の状況が一過性のことなのか、あるいはずっと続くようなことなのか、

本当に読めないと言うのが現状です。

 

私はいずれは、好転すると思っていますが、

このような時期になると、とんでもない資金の話が出てくるのも世の常で、

某外資が資金を出すとか、コーポレートでは難しいが、証券化なら可能だとか、

このような話を持ってくるコンサル会社やコンサルタントもいると思います。

でも私見を言えば、ほぼこの種の話は実現性に乏しく、

監査費用や弁護士費用やコンサル費用を支払うだけに終わってしまうようなことも多いので、

このような話には乗らないようにした方が安全です。

 

マジで外資だって、サブプライムローン問題を契機にして、

信用収縮が起こっているのは間違いなく、

以前のようにファイナンスに対して積極的ではありません。


ですから今、パチンコ業界の資金調達の打開策はと言われても、

こんなことを言うと商売になりませんが、

打開策はないと言うのが忌憚ないところで、

会社会社によって置かれている状況も違うと思いますが、

まずは高額な資金が必要な投資よりも、

少ない資金でできる投資や、

コストの見直し、不要資産の圧縮と言った財務内容の改革や、

訳もなくいっぱいある関連会社の統廃合による、お金の流れの明確化とか、

あるいは人材の教育やマーケティングの見直しと言った、

あまり資金を必要としない経営改革などに力を注ぐ時ではないかと思います。

少なくとも規模の拡大で利益アップを考える時期ではないと言えると思います。

今は、会社を肥満体質から筋肉体質に変革していくような時期なのかもしれません。


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