極めてまともな毎日新聞の社説
2月7日
今日と明日は、今日からやっとまともな審議が始まる、道路特定財源の問題です。
日経や、特に産経の社説には異論いっぱいで、文句ばっかり書いてきましたが、
今日の毎日の社説は、私は100%まったく同感。本意を得た気持ちです。
まずは毎日新聞の社説を読んでください。
道路論戦 さあ、民主党の出番が来た
補正予算の成立を受け、国会ではきょうから08年度本予算案の審議が始まる。焦点は道路問題だ。
民主党がいきり立って「ガソリン代値下げ」を叫び、与党が問答無用の「つなぎ法案」で対抗する国会序盤の異常な緊張は、衆参両院議長のあっせんによって、ひとまず沈静化した。 税収の使い道を道路整備に限る道路特定財源の下では、政策的な競争原理が働きにくい。集めた税金をいったん道路整備特別会計に入れてしまえば、福祉や教育の予算がいくら不足していようとも、せっせと道路造りに回される。
小泉内閣は05年12月に一般財源化を図る目標を打ち立てたものの、安倍内閣では「真に必要な道路整備は計画的に進める」に後退する。さらに福田内閣の道路整備中期計画にいたって、道路族は完全復活を果たしたかのようだ。
政府・与党は、毎年度の道路歳出を上回る税収は一般財源化すると説明してきた。しかし、それすら怪しいことが分かってきた。5日の参院予算委での政府側答弁によると、余剰分は翌年度の道路整備費に繰り越されるだけだという。
10年間で59兆円も道路につぎ込む中期計画の積算根拠は何か。「真に必要な道路」をだれがどんな基準で決めるのか。なぜ民営化した道路会社の高速料金を税金で引き下げる必要があるのか。論点はいくらでもある。
審議を通して政府側が立ち往生したら、民主党は堂々と修正協議に持ち込めばいい。25.1円の値下げにこだわるよりも、よほど政権交代に向けた確かな一歩になるはずだ。
本当は道路問題は、官僚独裁国家、役人天国を今後も維持していくのかどうか、
日本の国の仕組みを財政の問題から考える重要な問題だったのに、
瑣末な、財源論議やガソリンの値下げ問題と、与野党の極めて低次元な論争となり、
ついには、インチキ丸出しの「つなぎ法案」という、極めて筋の悪い法案を与党が出し、
日本ももう世も末かと思っていたら、誰が画策したかは分かりませんが衆参議長の斡旋で、
なんとか与野党合意の下につなぎ法案は撤回されほっとしたところでした。
本当にこの社説が言うように、道路特定財源は柔軟性がないから、
ここのところ減少傾向にある社会保障費が足りなくても充当することができません。
何が何でも道路を造るために使われます。
社会保障費より公共事業費の多い国なんて極めて少なく、
現在の日本の状態はやっぱり異常なのだから、
ガソリン値下げ隊と言った、国民を小ばかにしたようなことではなく、
民主党は、本質的な論争を与党に仕掛けて欲しいと本当に思います。
民主党も、小泉政権時代、この道路特定財源の問題点について、
素晴らしい質問主意書を参議院に出しています。
詳しい内容は明日書きますが、
一番驚くのは、道路特定財源というのだから、
毎日の社説のように、道路をせっせと造るのに使われているのかと思っていたら、
なんと、年間で約5800億円を徴収している自動車重量税は、
本来の目的である道路整備に使われているのはわずか2000億円であり、
残りの3800億円は一般財源として、道路整備とは無関係なことに使われているらしいのです。
じゃ、受益者負担という考えの下に作られたはずの道路特定財源は2000億分で良く、
残りの3800億は何なのか?これは当然減税の対象になるのではないか?
さらには、700億円の使い道が非常に不明朗に使われているようなのです。
道路特定財源維持について、自民党・公明党の政治家はもちろん、
地方の首長、一部マスコミや評論家でも、
民主党が政局のために、反対のための反対をしているように批判する人がいます。
人それぞれ様々な考えがあるのはもちろんOKですが、
こと、道路特定財源に関しては、これを維持しようとする方が、絶対に変で、
維持するために、嘘八百、訳の分からない自然保護のような論点にすり替えたり、
ともかく役人天国が続くような発言をしている人を見かけると、
こいつは売国奴と、申し訳ないけど、私は思ってしまいます。
いずれにしても、そんな中、
今日の毎日新聞の社説は本当に自然で、正論で、
まだまともな新聞もあるのだと、本当に安心したところです。
明日は平成16年12月2日に、
民主党の参議院議員浅 尾 慶 一 郎氏が出した質問主意書について詳しく書きたいと思います。
明日はこの全文をコピーしますので、
少し読みにくい文章ですがぜひ読んでいただきたいと思います。
これを読んだら、自民党がいかに国民よりも官僚の味方であるか分かるし、
偉そうに、屁理屈を捏ねて誤魔化せたと思っているかもしれないけれど、
もういくらなんでも国民は気が付いているよ言いたくなります。
舐めるんじゃない![]()
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