セブン銀行社長の提言から | 思うように資金調達ができない方へ

セブン銀行社長の提言から

1月5日

たまたま日経を読んでいたら、同感と思う記事があったので紹介します。

3日の「謹賀新年 福田康雄さま」の中の、

セブン銀行社長の安斎隆さんの福田首相に対する提言の記事です。


まずは記事の概要をお読みください。


人口減の中で経済成長を維持するには、国の生産性を高めるしかありません。

消費税の増税より、公的部門のスリム化と歳出削減を優先していただきたい。

生産性の向上が遅れれば、日本経済はしぼんでしまいます。

行革を推進して小さな政府を実現すべきです・・・・・・・

  

私がこのブログでしつこく書いている特別会計の問題や、

官僚独裁国家体制をぶっ潰して改革しないといけないと言っていることは、

安斎さんの提言と同じことです。

そもそも、わずか400万人の役人達だけが、

主にメリットを享受できる国家の生産性なんて高い訳がありません。

特段必要のないことをやっている独立行政法人や公益法人の理事長が、

年収で数千万、退職金で億に近いお金をとることだけを見ても明白です。

 

ものすごい乱暴な議論になりますが、

一般会計83兆円、特別会計175兆円とすると、

83兆円の部分にも無駄があるとは思いますが、

特別会計の175兆円部分なんて、多分無駄のオンパレードだと思います。

理事長の給与だけでなく、必要もない海外視察費や交際費、

役人の天下り先確保のためにでっち上げる事業への投資や、

業務に就く職員の給料などを考えれば、

多分10%どころか20%も30%も無駄があるかもしれません。


以前も書きましたが、恥ずかしながら、私の義理の兄はまさに厚生省で審議官を勤め、

その後、外郭団体の理事長を永年努めた怪しからん官僚の一人です。


彼を見ていると、キャリアの官僚がいかに退官後、ばら色の生活が待っているかが分かります。

何をやっている外郭団体かを書くと特定できるかもしれないので書きませんが、

はっきり言って薬事行政上、どう考えても寄生しているとしか思えない団体です。

それなのに東京の一等地に広いオフィスと数十人の職員。

おまけに大阪に支所まであるのだから、これが無駄でなければ何を無駄と言うのか、

それこそ分からないぐらい無駄な団体と思います。
 

日本には義兄のような例がものすごい数あって、

もっと上級官僚の行く先々には、もっと巨額の無駄な金が、

役人達の退官後の生活保護を目的に使われていると思います。

必要もない法人を役人の生活保護のためにでっち上げているわけですから、

この無駄は日本の国力を恐ろしく落としているし、

多くの国民の生活に大損害を与えているのは明白です。

 

ところが、この記事の安斎さんの提言の小さな政府は、

ややもするとこの役人天国のための無駄を小さくすることではなく、

一般会計の歳出削減の話に摩り替えられていて、

小さな政府と言うとすぐに、

短路的に社会保障費を削らないといけないという議論になってしまいます。

小さな政府=社会保証の制度の整備されていない国では決してありません。
 

この部分なんか、役人のために使われているお金と比較すれば大した額ではなく、

特別会計の10%強でしかありません。

だからこの部分の無駄をなくすことで、

老人や障害者のような弱者の人たちへの福祉を減らすことなんかまったく不要なはずで、

国家としてまともな姿ではないとないと言いたいのです。

だから小泉内閣のやった行革は大間違いで、ピント外れもいいとこです。

これに気付かず、郵政民営化の解散選挙で、

多くの議席を与えた我々も大馬鹿だったと思います。

 

こんな当たり前の無駄の宝庫である特別会計の改革の議論をしないで、

消費税の増税と社会保障費削減が国家財政を破綻させないためには必要なんて、

よくも言うものだと私は思います。

だからこのような発言をする政治家、政党、マスコミや評論家達を、

暴論かもしれないけれどバイコクドと言いたいし、

この人たちを見極めるときのリトマス試験紙にしています。

 

だから、特別会計の問題がやっと浮上したと思ったら、

特別会計の議論を、毎年の毎年の歳出削減の話ではなく、

一回取り崩すとなくなってしまう積立金の問題にすり替える自民党の議員なんか、

万死に値するバイコクドだと思ってしまいます。

貸金業規正法の改革のときに男をあげた後藤田議員にしても、

こと特別会計の問題になると、バイコクドさんの一味みたいに歯切れが悪くなるから、

よほどこの問題は根深く、触れてはいけない問題なんでしょうが、

この問題を改革なしで、日本の未来は語れません。

 

私もこのブログを書いていなければ、

特別会計についてこんなに興味を持つこともなかったし、

一般会計のプライマリーバランスを1年でも早く黒字化しないといけないと考えたと思います。

そのためには消費税の増税も必要だし、

社会保障費の受益者負担増額も必要だと思ったかもしれませんが、

少し問題意識を持って調べたり考えると、

日本の国は400万人の役人達のために、大きな損害を受けていることが分かります。

 

そう思うと、こんな国家体制を容認してきた自民党政権なんか、

本当にひどい政権だと思うようになったし、

何よりもこんなひどい状況の中で、よくも日本はまだ先進国、経済大国でいられるなと、

逆に日本の持つポテンシャルに感嘆してしまいました。

だから政治を良くすれば、日本はものすごく住みやすい素晴らしい国になると思い、

逆に日本もまだ捨てたものではないぞと、逆に夢を持てるようになりました。

だから、一日も早く、役人天国の日本を大改革する必要があると思うのです。

 


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