経団連会長もお仲間?
昨日の記事ですが、御手洗経団連会長の記者会見の談話の記事を読みました。
この人物はキャノンの経営者としては、本当に超一流の経営者だと思いますが、
経団連の会長としての発言には、いつも疑問を覚えます。
実務者的、かつ財界のメリットと言うミクロ的なことしか興味がない様で、
日本の国家や国民や社会をどのような方向に行けば良いかと言った、
マクロ的なビジョンなどにはまったく興味のない人のように見受けます。
だから、いつも経団連会長としては小さい人物だなと思ってしまいます。
記事の内容は次のとおりです。
読みにくいかもしれないので、問題の部分を箇条書きに書くと、
1.国政の停滞への不満を示した。
2.衆院に解散について「あんまり早い解散は誰も望んでいない」。
3.08年度予算案で基礎的財政収支(プライマリーバランス)が5年ぶりに悪化したことについて、
「歳入側に改革がない結果だ。プライマリーバランスの黒字化は死守すべきだ」と語り、
税制の抜本改革を改めて求めた。
このオッサン、参議院での与野党逆転がよほど嫌なようで、
今年の参院選前までのように、与党の圧倒的な数の優位の中、
議論もくそもなく強行採決で決まっていた状況を望ましいと思っているようで、
私は信じられません。
議論も尽くさず、日本の今後の根幹を揺るがすような重要法案を、
ただ片っ端から強行採決の連発で法案を通し、
これを実績だと威張っていた安倍迷総理を懐かしんでいるようで、
この人、どこかが少し変なんじゃないかと思います。
さらに衆院の解散を誰もが望んでいない?????ヽ((◎д◎ ))ゝ
「誰もが望んでいない」ではなく、「私と私の仲間は望んでいない」じゃないですか?
そりゃそうだと思います。
国政の停滞に不満を持っているわけですから、
ここで与野党逆転と行かないまでも、
少なくとも与野党拮抗の結果が予想される衆院選を望まないのは、
この人物にとっては当然です。
でも、望もうが望むまいが、
今の衆議院は小泉政権時代、
郵政民営化の是非をめぐって行われた解散総選挙の結果であって、
安倍政権や福田政権が国民から信任されている訳ではありません。
民意がまったく反映されていない状況になっているのだから、
早期の解散総選挙は日本が民主国家と言うのであれば、
絶対不可欠なことだと思います。
経団連会長は経済界の総理と言われる重要なポジションだと思うのですが、
この人はまったく日本の未来や社会や国民のために、
経済界はどうあるべきかなど、長期的な展望には全く眼中にない様で、
眼中にあるのは近視眼的な、今の大企業の経営者が経営しやすくなることだけのようです。
小粒と言うか、自分だけが良ければ良いという、
まさに今の日本の大きな問題点の一つをそのまま投影したような人物に思えます。
そして何よりもこのオッサンを支持できないのは、
昨日まで書いた話と重なりますが、
国家予算の問題点については、日経と同じで、
特別会計などの無駄を徹底的に洗い直すことには触れない、
シンプルな消費税増税論者でしかないところです。
キャノンを世界の超一流企業に育て上げた名経営者が、
日本の財政がひどい状況になった原因がどこにあるかを知らないはずもないのに、
巨額の無駄がありそうな特別会計の問題に触れることなく、
ただ歳入側に問題があるというところは、
明らかにバイコクドさんの一味なんだと、超ムカつきます。
そもそも日本のように会計が二つある国で、
一般会計におけるプライマリーバランスだけを見て、
ギャーギャー言うこと自体ナンセンスではないかと思います。
キャノン製品だけは買わないようにと思っていましたが、
つい最近、キャノンのプリンターを買ってしまいました。( ´(ェ)`)
こんな記事が出るのなら、エプソンにすれば良かったと悔しがっているところです。
なおご存知のことと思いますが、プライマリーバランスとは、
国債の発行や利払いの部分を除いた財政収支のことです。念のために。
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