報道番組に演出は不要 テレビ朝日 | 思うように資金調達ができない方へ

報道番組に演出は不要 テレビ朝日

12月9日

まずは記事をお読み下さい。


テレビ朝日は7日、日本マクドナルドの調理日改竄(かいざん)問題について、11月27日放送のニュース番組「報道ステーション」に証言者として登場した女性が、番組の関係者で、当時すでに店をやめていたにもかかわらず、制服と店長代理のバッジを着けて出演していたことを明らかにした。同夜放送の番組内で古舘伊知郎キャスターは「視聴者に混乱と誤解を与えるもの。間違ったやり方だった。申し訳ない」と謝罪した。

 この女性は、顔を隠したうえで赤白ストライプの制服姿で元店長代理として登場し、サラダの調理日に改竄があったという内容の証言をしていた。しかし、放送直後から、インターネットなどで「元店長代理がバイトの制服を着ているのはおかしい」「モデルチェンジ前のユニホームでは」などと疑問視する声が出ていた。同社にも視聴者から、おかしいと指摘があったという。

 女性は番組の関係者で、収録を担当したスタッフは社内調査に対し「無理強いしたわけではない。相談してそういう形がいいでしょうと提案した。制服のほうが証言者としての真実味が増すという狙いだった」などと説明したという。

 同社広報部は「視聴者に誤解を与えたが、証言そのものは改竄を裏付ける真実だととらえている」としている。

 マクドナルドの改竄問題は、都内の4店舗で売れ残ったサラダの調理日時のシールを翌日のものに貼り替えていたことなどが判明。同社の原田会長兼CEOが記者会見して謝罪した。その後材料に賞味期限切れのものが使われていたことなどもわかった。

 

大嫌いな古舘伊知郎(昔はファンでした)の番組のドジだから、

ザマー見ろって、非常に気持ちが良いのですが、

報道に余計な演出はマジで不要というか、するべきではないと思っています。

 

今回のケースでも、マクドナルドの怪しからぬ顧客に対する裏切り行為のニュースなのに、

くだらない演出をしたおかげで、そのニュースの説得性を返って失う結果となっています。

そもそも元マクドナルドの関係者か何か知りませんが、

番組の関係者をこのようなケースでコメントさせること自体、

やらせっぽくなるし、安直で好きではありません。

おまけに、わざわざ退職しているのに、制服を着させるなんて、

このこと自体改ざんで、改ざんのニュースを演出のために改ざんして伝えること自体、

ブラックジョークの世界ですよね。

 

私はこのような必要のない演出はこの番組だけでなく、

他の番組でも多いと言うか、常識になっているように感じます。

 

私の知人で取材されたことのある数人から聞いた話ですが、

時間の制限があるので仕方がないところもあると思いますが、

インタビューを受けて話をしたところ、

脈絡に関係なく切ったりつないだりされていて、

後日テレビで見たら、自分の言いたかったことと違う話になってしまっていたと言うのです。

さらにはもう少し感情を出して欲しいなどと演出を強いられたり、

結論がすでに出ていて、その結論になるよう話を誘導されたりもすると言うのです。

私の場合はテレビではありませんでしたが、

前職時代、大手銀行との係争で、

その不法行為を大手雑誌社から取材をされたことがあります。

結論は担当するライターの中では出ていたようで、

発行された後、記事を読みましたが、

かなり私が言いたかったこととは違っていて、驚くとともに怖いものだと思ったものでした。

 

私はテレビ界の内部事情について詳しくはないので、

なんでニュースに余計な演出をして色をつけるのか本当のところは分かりません。

でも考えられるのは、まずはテレビ局の姿勢の問題です。

視聴率を上げることが、

ニュースを正しく報道することより優先されているのではないか第一に思います。

それから、ニュースも外部に委託しているからか、

視聴率を上げることを至上命題にしているテレビ局に取り上げてもらえるよう、

おもしろおかしく過剰な演出をしてしまうのではないかと思います。

 

それと何よりも問題なのは、

特に小泉時代からと言われますが、

ニュースへの内容のチェックが非常にうるさくなったと言われています。

小泉さんは党内的には基盤が弱かったから、

国民の支持率が頼りで、その支持率を大きく左右するテレビの放送内容には過敏で、

放送局への介入はかなり厳しいものがあったようです。

おまけに自分への批判を毛嫌いした過敏な安倍さんが後継者となったため、

テレビ局も政府の顔色を過剰反応して伺うようになり、

ついついニュースの報道も穏便かつこと流れ主義になってしまったのではないでしょうか。

というよりも政権のプロパガンダ的になった側面も否めないと思います。

 

もっと言えば、最近のテレビは報道の良心と言うか、

時の政権など権力を持つものに対するチェック機能である報道機関であることを忘れ、

国の方針や政府の方針、あるいは自民党の方針に沿った、

偏向した放送になっている様は本当に情けない限りで、

非常に危ない状況だと感じてしまいます。


しつこいようですが、

たとえば私はインド洋の給油問題について、

新聞もやばいけどテレビの放送はもっと問題だったと思います。

多くは書きませんが、一番の問題は、

国際貢献とアメリカ貢献をごちゃごちゃにしてことの本質をぼやけさせたことと、

明らかに自民党擁護の偏向報道に終始したことです。

 

それから最後にこれもある意味でニュースの余計な演出になるのかもしれませんが、

問題なのは、報道と芸能というかバラエティ番組の混同です。

出る政治家も馬鹿ですが、企画する放送局も報道機関としての役割を忘れ、

視聴率取れれば何でもありと言う姿勢が目に付きむかつきます。

事実を正しく伝えるよりは、視聴率のために、何でもおもしろおかしく伝える。

馬鹿馬鹿しいほど、テレビは報道機関としての機能をなくしているように感じています。

 

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