相変わらずの船場吉兆
久しぶりに船場吉兆の記事があったので読んだら、
相も変わらずイメージが悪くなる話で、
倫理観もないけれど、マネジメント力がまったくないと言うか、相変わらずで、
これじゃ、他の吉兆の運営会社も嫌になるでしょうね。
船場吉兆(大阪市中央区)による偽装表示事件で、同社が心斎橋店のパート従業員らに対し、「資金繰りが難しい」などとして解雇の方針を伝えていたことが5日、わかった。労働組合との団体交渉の結果、解雇は撤回されたという。
非正規雇用の労働組合「アルバイト・派遣・パート関西労働組合」によると、船場吉兆の本店と心斎橋店が営業を自粛した先月下旬、同店のパート女性から「会社側から何の説明もない」と相談があり、10人が同組合に加入した。
これまでに2回の団体交渉があり、11月29日に1回目の交渉で湯木喜久郎取締役が「当面、営業再開の見込みがなく、資金繰りができない」として解雇の方針を通知。組合側が「再開する意思があるなら解雇はあり得ない」と訴えたところ方針は撤回された。
また、組合側は偽装の実態や経営陣の責任について尋ねたが、湯木取締役らから具体的な説明はなかったという。6日にも団体交渉し、偽装の経緯や雇用問題について再度、会社側に説明を求める方針。
まあ資金繰りが厳しいのは理解できます。
正直なところ、名前は吉兆と立派であっても、
財務諸表を見たわけでないのでよくは分かりませんが、
決して大企業ではありませんし、財務内容が良い会社では多分もともとないと思います。
意外に高級料理店というのは、設備投資もかかるし、何かとコストがかかります。
特に船場吉兆は、4店舗あるようですが、
他の吉兆運営会社と比較して、もともと売上も小さかったみたいだし、
本店の船場店は別にして、心斎橋店はイマイチだし、
福岡の2店舗もできてからそれほど時間経っていないから、
多分まだ資金回収もそれほど進んでいないと思うので、
けっこう資金繰りは大変かもしれません。
意外に偽装も資金繰りの苦しさが根底にあったのかもしれませんね。
やっぱりというか船場吉兆のおかげで、他の吉兆の運営会社もかなり打撃を受けているようです。
高級料亭「吉兆」グループの船場吉兆(大阪市中央区)による偽装表示偽装事件で、グループ会社の持ち株会社「吉兆」の経営陣が、船場吉兆に対して商標「吉兆」の使用権の剥奪(はくだつ)を検討していることが16日、関係者の話でわかった。船場吉兆に対する大阪府警の捜査が終結した後に、持ち株会社の役員会を招集し、商標剥奪の決議案を提出する方針といい、船場吉兆が吉兆グループから締め出される可能性が出てきた。
持ち株会社「吉兆」は、「吉兆」の商標など知的所有権の管理を行っている。創業者・湯木貞一氏の子や孫で5社の経営に携わる計24人の親族が、役員として参画。年に2~3回、定期役員会を開き、グループ全体の経営方針などを協議している。
関係者によると、船場吉兆が黒豆プリンなどの消費・賞味期限切れ商品のラベルを張り替えて販売していたことが発覚した先月末、持ち株会社の一部役員が独自で、船場吉兆の経営陣に対し事実関係を確認するため問い合わせをしたり、質問メールを送るなどした。
しかし、今月に入っても連絡がとれない状態が続き、大阪府警の家宅捜索を受けた16日になっても返答は得られないままだった。このため、これら役員はしびれを切らし態度を硬化。船場吉兆に対する大阪府警の捜査が終了した段階で持ち株会社の臨時役員会を招集する方針を固めた。
その上で、船場吉兆の経営陣に対して商標「吉兆」の使用権剥奪と、持ち株会社の役員職からの追放を決議案として提出する考えだという。
決議案の提出に賛同する役員の1人は「真相が明らかになるまで静観したい」としながらも、「5社は資本が異なるので、それぞれの経営方針に口を挟むことができなかった。しかし、持ち株会社の決議はグループ全体の総意となる。船場吉兆も従わざるをえないだろう」と話している。
吉兆グループは11社と1つの財団法人で構成。料亭を経営する船場吉兆や、「本吉兆」(大阪市中央区)、「東京吉兆」(東京都中央区)、「京都吉兆」(京都市右京区)、「神戸吉兆」(大阪市北区)の5社は、持ち株会社から吉兆ブランドを借り受けて各店舗を営業している。
他の吉兆ブランドの会社はすごい迷惑でしょうね。
吉兆がこんな形で運営され、資本も違っているなんて顧客には分かる筈もないから、
船場吉兆以外の吉兆も同じ会社と思われ、ことあるごとに疑いの目で見られてしまうし、
特にメチャクチャ高いけどよく売れているお正月のお節とか、
お歳暮の売上にはかなり影響があるでしょうね。
お節は自家使用だからまだしも、今吉兆のお歳暮を渡すのは、ちょっと勇気要りますよね。
お歳暮だって安くはないから、それなりの大事な人に贈る時に利用するわけですから、
今贈るのは、ブラックジョークぽいですものね。
この記事のように船場吉兆は、吉兆ブランドを剥奪されたら、マジでやばいでしょうね。
船場吉兆って、以前カレーを販売しようとして、
この理事会で反対されて中止した経緯があるみたいだから、
剥奪された方が経営の自由度は広がるとは思うけど、
吉兆ブランドがなくなったら信用度の失墜はすごいものだと思います。
多分銀行なんかも今までのように融資に応じるのかどうか、
私が銀行の担当者なら、見通しがある程度立つまで、
追加融資にはかなり慎重になると思います。
ケースによっては回収を考えるかもしれません。
船場吉兆だけでなく他の運営会社についても、銀行はかなり慎重になると思いますよ。
吉兆ではないけれど、他の有名店ですが、
先ほども書いたように、けっこう高級料理店って、何かと資金需要は大きく、
どうしても借入依存度が高くなりがちだから、
借入金が止まるとけっこう経営への影響は大だと思います。
新規店舗オープンのための資金の融資は、船場吉兆ではない他の吉兆でも多分受けにくくなるし、
改装資金なんかも、今までのようにはスムーズに行かないと推察できます。
だから、他の吉兆グループの会社にしたら、
マジで迷惑至極、一日も早く縁切りしたくなる気持ちになるでしょうね。
だから、船場吉兆の馬鹿旦那達もえらい事をしたものです。
赤福や石屋製菓などとは経営への悪影響は計り知れないと思います。
なのに、今日の冒頭の記事のような、悪いイメージを売ってしまうようなことを、
懲りずにするのだから、本当に経営能力はゼロとしか思えません。
ひょっとすると再開する気がないのかもしれません。
この会社の再建はかなり難しいかもしれませんね。
まともに経営できる人がいないのだから・・・・・
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