いよいよブッシュべったりの政権がなくなった | 思うように資金調達ができない方へ

いよいよブッシュべったりの政権がなくなった

11月24日

オーストラリア総選挙の結果が出て、

最後の親ブッシュ政権であったハワード保守政権は敗北し、

いよいよ残っているのは日本だけになってしまったようです。

まずは記事をお読みください。


オーストラリア総選挙は24日投開票され、野党・労働党が下院(定数150、小選挙区制)の過半数の議席を獲得し、ジョン・ハワード首相(68)率いる自由・国民両党の保守連合から11年ぶりに政権を奪回することが確実になった。次期首相になる労働党のケビン・ラッド党首(50)は若さを訴え、経済政策では与党に近い路線をとって支持を広げた。公約に掲げた京都議定書の早期批准やイラクからの一部撤兵に向け、豪州はかじを切ることになる。

  

イギリスのブレアから始まって、スペイン、イタリアと米同盟国で、

ブッシュとべったりだった政権はどんどん転覆し、

日本は政党が代わったわけではありませんが、

小泉・安倍というブッシュべったり政権ではなくなったと考えるなら、

最後の一国であったオーストラリアでも親ブッシュ政権が崩壊したのを見ると、

世界各国で、アメリカの対テロ作戦はまったく支持されていなかったことが分かります。

 

でも、こんな状況が世界で起きているのに、

最近は少し沈静化した感はあるものの、

インド洋での艦船給油活動について、日本がやらなくなったら、

世界貢献(実はアメリカ貢献)をしないということに等しいと思われ、

世界各国(アメリカ)からぼこぼこにされるがごとく言っていた政治家や専門家こそ、

どんな意志を持っての発言だったか不思議で仕方がありません。
 

中には、給油活動再開に反対する民主党を、

政権担当能力がないとまで言っていた自民党の一部議員や、

偏向する新聞社は本当に日本のことを考えての発言だったのか、

そうではなく、自分達のため、ある特定のモノへのゴマすりではなかったのか、

厳しくチェックして、その発言の意志を問いたい気持ちになってしまいます。

 

何度も書いてますが、

問題になっている給油活動なんて、まったく小さなことで、

新聞や政治家がギャーギャー言って争点化するから、

いかにも大問題のようになっているだけで、

まさか、こんな馬鹿げたことで解散総選挙にはならないと思いますが、

日本の政治家も官僚も偏向する一部報道機関も、

国民を舐めるのもいい加減にしろと言いたくなります。

当事者のアフガニスタンの大統領でさえ知らなかった、

世界でほとんど知られていない瑣末な活動を、なんでことさら大事に、

新聞、テレビも総動員で騒ぎ捲くって、政権交代の芽を摘む具にしようとした様は、

なさけないを通り越して、ものすごく怖いものを感じてしまいます。

 

また、これだけアメリカに追従、いや盲従した挙句、

北朝鮮問題でアメリカが日本にしたことが何であったか、

よく知る必要があると思います。

 

拉致問題もそうですが、

日本の国の安全保障にとって、

現在保有する核は不問なんていうアメリカの決断は、日本に対する不誠実な対応どころか、

裏切り行為である言っても過言でなく、

そろそろ、日本も何でも言うことを聞くような態度を変えないといけないのではないかと思います。

 

だから直ちに核武装なんてことではなく、

アメリカへの思いやり予算や沖縄からグアムへの移転経費など、

こんなことなら国民の合意を得ることは難しいと、

怒るジェスチャーくらいしないと、本当にこれからの外交において、

日本の存在感はゼロになってしまう懸念が出てきます。

 

我々の日常生活においても、

何でも、いつもニコニコ、あなたの言うとおりにして、

必要ならいつでもお金は出しますよなんて言う人がいたとして、

こんなお人好しと言うか、馬鹿みたいな人に、

何かあった時、本気でこのお人よしのことも考えて物事を決める気になりますか?

それでなくても自国の利害しか頭にない外交の極めてドライな世界で、

こんな意志を持たない日本に対して、アメリカはもちろん、

中国だって、韓国だって、北朝鮮だって、一目置くはずがありません。

その良い例が、6カ国協議でないかと思います。

 

じゃ、日本は怒って怖がられる材料がないかと言えば、

実はいっぱい持っていて、

アメリカに対してだって、先ほども述べた思いやり予算の削減、

グアム移転経費の補助削減、

そして、何よりもデカイのが、米国債の運用を激減する。

決済をドル建てでなくユーロ建てでやるなど、

もちろんフセインのイラクのように難癖をつけられかも知れないけれど、

今のように、ただひたすらトラブルを起こさない、事を荒立てない、

アメリカの言うことに文句を言わないで付いていくというような、

外務省の腰抜け外交に任せていたら、日本は利用するだけ利用されて捨てられる、

たとえは不謹慎かもしれないけれど、ただ人の良い愛人のような存在になってしまいます。

 

だから、今回の給油新法が上手く通らない政治状況は非常に良いことで、

福田総理も、一見意味のない党首会談をやっているようですが、

私はなかなかやるなと感心しています。

これだけやったんだけど、日本は議会制民主主義なんで、

思ったようにやれないんですよね。

これは実に良い方便になると彼は分かってやっているんじゃないでしょうか。

少なくとも意味不明、優先順位がメチャクチャだった前任者と違って、

給油活動なんか重要ではないと思っている様は、少し安心できますよね。

 

私はアメリカのことは決して嫌いではなく、

親戚も住んでいるし、将来住むかもしれない国ですが、

ブッシュとその取り巻きだけがアメリカではなく、

今の日本がアメリカに盲従する日米関係に懸念を抱く人だっているようだし、

来年政権が変われば、たちまち今のアメリカの対テロ作戦だって、

180度見直される可能性もなくはなく、

米中はもっと今以上に接近していく可能性も大だから、

そろそろ、小さなことからでも日本の国益になるための主張くらいしていかないと、

何をやっても怒らない日本なんてイメージを与えると、

マジでろくなことはないと思います。

 

よくありますよね、我慢強い人は辛抱に辛抱を重ねた挙句、爆発する。

日本はこんな国になってはマジで危険で、

辛抱をした挙句、突如、核武装をしてNPTから脱退するようなことだけはして欲しくありません。
 

政治家もそうだけど、

日本の外交官も世襲制が多いと聞いたことがあります。

最近は外交官専門の試験はなくなって、

他の国家公務員採用I種試験合格者から採用されることとなったようなので、

少しは変わっていくかも知れませんが、

今の腑抜けな外交官達を見ていると、

少なくとも今の制度は、優秀な外交官を作る良い制度ではなさそうです。

今みたいな、自分の地位だけに興味があるような外交官ができ、

考えにくいほど戦略性もクソもない、ただアメリカ盲従の外交になってしまう様子を見ると、

外交官の選抜や育成方法もマジで考え直さないといけないのかもしれません。

おまけに政治家も2世、3世の坊ちゃん嬢ちゃん。

これじゃ、まともな外交ができないのも理解できます。

度胸の良い、命かけるぞくらいの気合がなくて、

自国の国益しか興味がない、ある意味鉄火場と言うか戦場のような外交の場で、

勝つことができるわけないと思ってしまうのは私だけでしょうか。

 

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