消費税論議の不思議 | 思うように資金調達ができない方へ

消費税論議の不思議

9月23日


日経の朝刊を読んでいたら、「改革・消費税道筋を示さず」と言う、

福田氏、麻生氏の自民党総裁選の政策・主張に関する記事がありました。

 

改革は横に置くとして、消費税の部分の記事を読むと、いつも、いつも不思議になることがあります。

まず記事は次の通りです。

 

選挙戦を通じ、両氏は国と地方の財政の基礎的収支(プライマリーバランス)を2011年度に黒字化する目標を堅持。財政健全化路線を継続する立場では足並みをそろえ、消費税についても税率引き上げを容認する姿勢を打ち出した。

ただ、いつから消費税を含めた税制改正論議をスタートし、どの時点でごれづらい引き上げるかなど踏み込んだ論議は最後まで聞かれなかった。


政策を実現するのに、具体的な財源がなければ、

まさに絵に描いた餅で、公約が実現できないことはよく理解できます。

 

財源確保の一つの方法が消費税をアップすることであるのも良く分かります。

 

概算になりますが、1%消費税をアップすると、

2.5兆円の税収効果が見込めるそうですが・・・・

いつも、ここで私は不思議に思うのです。

 

最近は民主党もこのことに触れていて、この部分では大きく支持できるところなのですが、

日本の会計はご存知のように一般会計と特別会計により成り立っています。

 

特別会計は、特定した方が収支がより明確化され、

その透明性がアップすることを目的に、確か現在は29項目あったと記憶しています。

 

このブログでもしつこいくらい書いていますし、

良くご存知だと思いますが、なんと特例であるはずの特別会計の方が、

一般会計よりも規模が大きく、一般会計の数倍の200~300兆円ぐらいあるのには、

本当に、なんじゃこれは!と思ってしまいます。

 

コスト意識の高い民間の会社であっても、支出の5%程度は削減できるものです。


このように考えると、特別会計が少なめに見積もって200兆円としたとして、

200兆円×5%=10兆円は最低限度削減はできるはず。

この金額でも消費税を4%上げた効果があります。

まして、国会などのチェックが働いていない特別会計。

しかも社保庁と地方公共団体の不祥事でも分かるように、

役人なんか、コスト意識どころか、税金=自分のカネ、位に思っているわけですから、

無駄が5%なんてとても信じられる数字ではなく、

もっと巨額の無駄があると思うのは自然なことだと思います。

 

と言うことであるのなら、財源確保の一手段として消費税のアップがあるのだとすれば、

もっと財源確保の可能性が高い、しかも国民に負担を掛けない、

特別会計の徹底的な監査をまず手始めにしなければならないのは、

子供が考えても分かりそうなことだと思いませんか?

 

それなのに、どの新聞やテレビでも、

まず財源確保には消費税のありきの話になっているところに、

ものすごく違和感を感じるし、更に言えばマスコミと国の癒着構造を感じてしまうのです。

何か特別会計の監査や改革には触れてはならないブラックボックスのようなものを感じてしまいます。

 

先ほども言ったように、消費税1%の税収効果は2.5兆円としたら、

現行の消費税だって不要になりはしませんか?

と言う疑問をどうしても感じてしまいます。

 

もちろん税の体系を考える時、

消費税自体が悪とは一概に言えないことも分かりますが、

財源確保のための消費税アップのことを述べるのなら、

特別会計の監査がまずあり気というのは、本来なら常識だと思うのです。

 

今回の自民党総裁選挙でも、特別会計に触れていないことを批判するのなら分かりますが、

消費税引き上げの具体策に踏み込んでいないと言うことを批判するのは、

恐ろしく的外れな批判だと私には感じます。

消費税アップと論議と特別会計の見直し論は本来ならリンクしていなければおかしいのに、

なぜか片方ばかり触れる新聞は、売国奴の手先と言っても過言ではないほど、

非常にムカついています。

 

だから民主党の政策実現を財源の部分で批判する自民党議員や経済評論家を見ていると、

こいつら国民を馬鹿に仕切っているなと思って、インチキな奴と私は判断してしまいます。

 

民主党の政策がバラマキかどうかの議論は確かに議論の余地があると思いますが、

少なくとも財源の問題で、根拠のない空論と言う批判は、まったく頓珍漢だと思っています。

 

この部分に限っては、民主党の主張は◎だと思っています。

 

だから、日経始め、ほとんどのマスコミが、

財政の立直しと財源確保のために消費税アップの論議を避けてはならないと言う議論には、

目に見えない、非常に怖いもの感じてしまいます。

 

噂かも知れませんが、暗殺された民主党の石井議員は、

特別会計にかなりメスを入れたため殺されたと聞いたことがあります。

これが本当なら、日本もろくなく国ではないですね。
 

こんな馬鹿な状態を正常化するために、

国民が官僚と戦争でもして抹殺でもしないといけないのなら、

民主国家なんてとても言えないし、近くの変な独裁国家以下かもれませんね。

これからも私はずっとこの特別会計に対する姿勢を見て、

政治家もマスコミも評論家も、評価できるかどうかの判断基準にしていきたいと思っています。


 

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