野村克也という監督
今日は久しぶりに野球の話題です。
まずは次の記事をお読みいただけますか。
球団創設3年目の楽天で「内紛」がぼっ発した。23日のロッテ18回戦(千葉マリン)の7回表終了時、岩隈久志投手(26)と野村克則育成コーチ(34)がベンチ内でつかみ合い寸前の大ゲンカ。4回KOされた岩隈が7回途中までロッカーにこもっていたことを野村コーチがとがめたことが発端だった。既に過去2年を上回るシーズン50勝を挙げている楽天だけに「お家騒動」の後遺症が心配だ。
緊迫した空気が充満した。楽天が1-3とリードされて迎えた7回表終了後。ロッテ・ファンが白い風船を上げ、球場内は盛り上がる。しかし、三塁側ベンチは一触即発だ。岩隈と野村コーチが激しい口調で言い争う。まさにつかみ合いとなる寸前に紀藤投手、山田バッテリー、橋上ヘッドの3コーチが割って入って「乱闘」は回避された。何ごとか吐き捨て、野村コーチから離れる岩隈は興奮を隠せず、野村コーチは不快そうにベンチに座り込んだ。
発端は4回7安打3失点でKOされた岩隈が、7回までロッカーにこもってベンチに出てこなかったこと。その点を注意した野村コーチに、岩隈が激高した。「中継ぎ投手が投げているんだから、しっかり(試合を)見なくては駄目。私は選手に言うのが仕事だから」。野村コーチは怒りを押し殺すようにこう話す。岩隈は「(自らの)ピッチング自体はよかったと思う」と話したが、いざこざについては何を聞かれても無言を貫いた。真相はヤブの中だが、岩隈がロッカーで携帯電話で会話していたとの証言もある。
岩隈は当初21日に先発予定だったが、右ひじの張りを訴えて登板がずれ込んだ。今季は背筋痛や左脇腹肉離れで長期戦線離脱。ようやくローテーションに定着した矢先のアクシデントだっただけに試合前の野村監督は「あいつは痛い、痛いばかり言っている」と辛らつな言葉を口にしていた。そうした背景に加え、野村コーチは岩隈の堀越の先輩。普段は仲がいい間柄だ。それだけに自分勝手にも見える岩隈の行動に苦言を呈したようだ。野村監督は「何を言っていたか分からないが、怒られるようなことをしたんだろ。ロッカーで遊んでたんだろ」と息子の野村コーチを擁護。投球に関しても「モタモタして(KOは)時間の問題。内容が悪すぎる」と切り捨てた。
楽天は今季既に50勝。球団のシーズン最多勝記録を更新し、最下位脱出の可能性も十分だ。田中というスターも入団し、飛躍の土台を築きつつある。岩隈は05年の開幕戦で記念すべき球団初勝利を挙げたスター。田中と並ぶエースとして復活してほしいとの思いが、野村親子にはある。とはいえ、この騒動を岩隈がどう受け止めるか。楽天ファンならずとも今後が気になるところだ。
本当に野球ではよくある話で、大したことではありませんが、
でもこの野村克也と言う監督については、どうしても不思議なところがあるのです。
私は今は阪神タイガースのファンですが、
子供の頃は、生まれたのが大阪の心斎橋と言う俗に言うミナミでしたので、
地元の球団である南海ホークスのファンでした。
現在のソフトバンクホークスの前身です。
この球団のスーパースターが今の野村監督でした。
キャッチャーでありながら4番を打ち、三冠王にも一度なっている名選手でした。
おまけに現役を続けながら監督も続ける、
いわゆるプレイングマネージャー、今のヤクルトの古田監督と同じ立場で、
リーグ優勝を一度していますし、
確かこの年はMVPもとり、違う年ですが打点王にもなっていると記憶しています。
その後は、ご存知のように、
阪神タイガースでは監督としては成功しなかったものの、
弱小球団のヤクルトを3回日本一導いた名監督です。
要は野球人として現役時代、監督時代を通して一流で、
その考え方も「野村の考え」として出版まだされていて、すばらしいものがあると思います。
でも、野村監督で一つ理解できないのは、
理論的で聡明な人なのに、まったくだらしなくなるのが、
身内に対する甘さと、それによる公私混同です。
公私混同は組織人として、一番やってはならないことですが、
これだけ優秀で聡明な監督なのに、この点において、この人は間違いなく落第です。
もともと、南海時代プレイングマネージャーを解任されたのも、
現夫人の(悪名高い)野村佐知代のコーチや選手に対する口出しと公私混同を、
止めることができなかったためと言われています。
また息子のこの記事にも登場する野村克則は、
ヤクルト、阪神、楽天と3度も野村監督の下でプレーし、
好人物らしいのですが、野球選手としては2流で、
どう考えても情実で使われていた感を否めず、
ここでも野村監督の公私混同があったと思わざるを得ません。
会社でも、創業者が息子と言うだけで寵愛して、
能力がないのに後継者に強引にしたことで、
会社の経営が傾いたケースは数え切れないくらいあります。
その際たるケースはダイエーであったと思いますが、
まさにこのような情実が、
プロ野球という、会社よりも個人の実力がより明確に分かる世界で行ったのは、
私は珍しいと思いますし、驚きを禁じ得ません。
よく物事の分かった人だと思うのに、肉親に対する公私混同には弱い、
この部分が、野村克也監督の一番弱いところで、また不思議なところです。
だから、本当は、野村克則は明治大学時代の実績からしても、
逆に父親が監督を務めるヤクルトに入団していなかったら、
時々電気がつくような活躍をしたことからも、
もっとプロ野球の選手として大成したかもしれないと思います。
想像ですが、息子は多分居心地は悪かったと思うのです。
普通に起用されても、親が監督だからだ言われるから、
きっと必要以上に結果を残さなければと思ったでしょうし、
プレッシャーも相当だったと思います。
もちろんこのプレッシャーを跳ね返せない実力だったと言われればそうかもしれませんが、
本人にとってはやりにくかったことは確かだと思います。
今回の息子と岩隈投手との確執も、もちろん非があるのは岩隈投手ですが、
野村克則が情実でコーチになった監督の息子という先入観が、
大きく影響したものではないかと思います。
プロ野球のコーチを見れば分かりますが、
野村勝則と同じくらいの実績でコーチになっているケースも多く、
野村勝則はなかなかの好人物で、後輩の面倒とかも良く見ると言われているようなので、
決して親が監督だからと言う理由だけでなれた訳ではないと思います。
でもどうしてもイメージは親のコネでなったと思ってしまうのは確かで、
この意味では息子は悲劇かもしれません。
だから野村監督が監督として優秀で厳しい監督であるのにも関わらず、
およそ似つかわしくない、息子の扱いに対する公私混同を岩隈も感じてしまうから、
今回のようなことが起きたのではないかと思います。
野村克也監督は監督として優秀であるだけに、
以前から、夫人と息子の扱いを見ていると、偏愛と言うか、だらしなく、
その落差が不思議でなりませんでした。
この記事を読んで、以前から思っていた、
野村監督の不思議なところを思い出してしまいました。
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