白い恋人
私の大好きな北海道の札幌にある石屋製菓が馬鹿なことをしました。
この菓子メーカーは白い恋人というチョコレート菓子で、
北海道のお土産として超有名です。
もうご存知と思いますが、記事は次の通りです。
北海道好きの私には非常に残念な記事です。
「石屋製菓」(札幌市西区)が主力商品「白い恋人」の一部で賞味期限を改ざんしていた問題で、キャンペーン限定品から通常商品への再包装作業は、伊藤道行統括管理部長の指示に基づき、5月5、6日に社員やパートら約20人で行っていたことが分かった。伊藤統括部長は6月下旬と7月中旬に、社員からとみられる告発メールを確認したが、石水勲社長に報告しなかった。また札幌市保健所は15日、食品衛生法違反の疑いで、道はJAS(日本農林規格)法違反の疑いで、本社工場を立ち入り検査した。
同社は同日から自主回収している「白い恋人」は焼却処分とし、19日まで本社工場を自主休業することを明らかにした。
同社によると、「白い恋人」の30周年キャンペーン限定品は4月24日に予想より多い4328個が返品されることが分かった。これを受け伊藤統括部長は「返品数が想定より多く、日付を1カ月延ばして再包装することを決断した」と改ざんに至った理由を説明した。
札幌商工会議所副会頭などの公職を務める石水社長は「(私自身の)公職のため、伊藤統括部長の仕事の負担が3倍に増え、判断ミスが出た。北海道を代表するお菓子を傷つけたまま終わらせない。時間はかかると思うが、信頼回復に努めたい」と改めて謝罪した。
石水社長は、今回の問題についての経営責任に絡め、自らの進退については「問題の後始末もあり、3年、長くて4年の間に次の社長を育て、後進に道を譲りたい」と話した。一方で、札幌商工会議所の副会頭職については進退伺を出す考えを表明した。
同社は道内観光地や新千歳空港などのお土産店から対象商品の回収を進めている。出荷済みの「白い恋人」段ボール箱約4万箱については、社内在庫(2万5000箱)を含め、全品焼却処分する。一方、対象品目以外の商品の返品も相次いでいるが、「賞味期限が近いものについては引き受けるが、保健所の行政処分などを考えるとその都度対応していくしかない」と説明している
不二家の時もそうでしたが、
いつもこの種のトラブルがあった時、
なんでこんなミミッチイことをして会社の経営の根幹を揺るがすようなことをするのか、
本当に分かりません。
この記事によると、
返品されたキャンペーン商品4328個の賞味期限を1ヶ月延長して、
再包装して再販したのだということですが、
サイトを見るとキャンペーンの商品は
3150円、9450円、12600円とあって、
返品された商品の内訳が分からないので、
12600円の商品ばかりが返品されたとして計算してみます。
12600円×4328個で約5800万円。
通常販売の具体的な価格は通販のサイトが閉鎖されているので分かりませんので、
単純に売上は5800万円、原価は20%程度だとすると、
乱暴な計算ですが、1160万円の損失回避のためにやったということになります。
キャンペーンは別として、
繁忙期には少し多めの在庫を抱えるため、
賞味期限の延長を11年間続けてきたことも分かりましたが、
多分合計でも1億円程度の効果でしかなかったと思います。
一方、この会社の年商はと言うと、
非上場なので詳しくは分かりませんが、
新聞によると2007年4月期で92億で、財務内容は良好とのこと。
とてもこんな馬鹿げたことをする必要があったとは思えず、
こんなやばいことをする理由が何なのか私には理解できません。
石屋製菓のホームページ を見ていただければ分かりますが、
社長のチョコレートに対する思い入れの記事があったり、
白い恋人パークというチョコレートのメルヘンチックなテーマパークもあって、
非常に夢のあるところで、お菓子を大切に作っているんだなと言うことが伝ってきます。
また今は2部に落ちていますが、サッカーのコンサドーレ札幌の設立に、
この会社の社長は多大な貢献をしていたようですし、
札幌の商工会議所の副会頭も努めています。
ここまで読むと、北海道に多大な貢献をしているし、
成田空港など数ヶ所は道内以外にも店舗があるようですが、
お土産としての価値を高めるために、
わざと北海道以外ではショップを開かず、
大切に作ったお菓子を、大切に販売するイメージ戦略が効を奏して、
白い恋人を北海道を代表するお菓子に育てた訳で、
会社の財務内容も良好と、
まるで絵に描いたような理想的な地方の会社と言う感じがします。
ところが現実は実にせこいことを、それも、
お菓子という食品を製造販売する会社としては、
致命的な製品の品質と安全に問題のあることをしたのだから、
この会社は潰れはしないでしょうが、
今まで築いてきた信用とブランド価値を著しく下げ、
賞味期限延長で得した何十倍もの損失を短期間に自らの手で招いたことになります。
社長は統括管理部長の責任のようなことを言っていますが、
今までの経緯から見て社長が知らなかったことは信じられず、
なんでこんな阿呆なことをしたのか、本当のところを知りたいと思いました。
倒産寸前の会社ならいざ知らず、
どちらかと言えば資金が潤沢な会社の経営者がみみっちいことで、
なぜ会社の経営を危うくするようなリスクを犯すのか、
単にワンマン会社の弊害とは言えないようなおかしなことですね。
石屋製菓と言えば、私の中では大好きな六花亭製菓 と並んで、
大好きな北海道の夢溢れるお菓子メーカーと思っていたのに、
北海道のファンの夢をつぶす様なことは本当にして欲しくないですね。
マジでがっかりしました。
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