方向性は良いけれど・・・ | 思うように資金調達ができない方へ

方向性は良いけれど・・・

5月11日

一昨年のブログでは何度も取り上げた話題ですが、

中小企業の融資における、会社とは関係のない第三者の保証問題について、

次のような記事が、連休前ですが掲載されていました。

 

まずは、ご覧ください。

中小企業融資「第三者保証付き」縮小

 金融機関が中小企業経営者に融資する際に、友人などによる支払い保証を求める「第三者保証」付き融資が縮小している。中小企業庁の調査によると、地域銀行や信用金庫、信用組合などからの中堅・中小企業の借り入れで第三者保証を差し入れている比率は、3月時点で前年同月比3―5ポイント減となった。政府の廃止要請や、景気回復が影響しているようだ。

 中小企業庁が781の中小企業を対象に調査した。経営者以外の保証人を差し入れているケースは、地方銀行、第二地方銀行をあわせた地域銀からの借り入れでは、前年より3ポイント減の39.7%だった。信金・信組では同5ポイント減の39.1%で、いずれも40%を切った。都市銀行は同2ポイント増だが13.8%ともともと低い。

 第三者保証は経営に直接関係のない友人などが引き受け、結果的に重い負担を強いられる問題があった。政府は昨年3月、金融機関に第三者保証を貸出先に求めないよう要請、求める場合も保証に伴うリスクを説明をするよう促していた。

 

すこし驚いたのは、下がってきたと言うものの、

都市銀行以外の金融機関では、なんと対象にした企業において40%と、

私が思っていた以上にその割合が高いことです。

 

ご存知のように、商工ローンにおいては、

少しでも額が大きくなると、第三者の保証人がほとんどの場合必要になるので、

この分野で高いのはもちろん知っていましたが、

まさか、たとえば地銀で、こんなに高い割合だとは思いませんでした。

 

そもそも、日本の金融機関は、もともと、

担保主義と言うか、無担保無保証人で融資をする習慣がなかったことは事実です。

戦後と思ってください。大昔はあったかのような記事を読んだことがあります。

 

このことが、前回のバブル時には、担保さえあれば、

どのような会社にでも、ケースによっては、担保の評価以上の過剰融資をして、

担保となっていた不動産が暴落したと同時に、

不良債権の山のような状況になったことは、記憶に新しいところです。

 

また、担保だけでは、飽き足らず、

中小企業のケースだと、経営者の奥さんを保証人にさせるようなことも多く、

私のケースでも、このようなことがあったことは事実です。

 

しかしながら、さずがに第三者の保証人が必要と言うことは、

私自身は体験しなかったこともあって、

こんなに高い割合であると知って、少し驚いているところです。

 

特に第三者への保証でも根保証となると、

これは保証人になった会社や個人の、

将来の債務についても保証することになってしまうので、

多くの悲劇を生み出してきたのは事実です。

こんな保証人制度を導入しているところは、

先進諸国では日本くらいで、珍しいケースだそうで、

非常にこの部分が、顧客保護よりも、業界保護の最たる部分であると、

このブログでも書いた記憶があります。

 

ただ一方で、消費者金融の高い金利が、多くの人への融資を可能にしていたことと同様、

第三者保証が、財務内容のよろしくない中小企業への融資を可能にしていた部分があることも事実で、

この辺りは、第三保証など論外の撤廃論者の私でさえ、

特に疲弊している地方においては、何らかのソフトランディング的な措置も必要かなと思っています。

 

ご存知のように、

金融庁のガイドラインが、地方の金融機関の中小企業への融資と、

都市銀行や有力地銀の中堅および大企業への融資を、

同じ尺度で判断するようなことを求めたため、

このことが原因で、中小企業への融資が行われなくなったり、

地方の金融機関の経営を必要以上に悪くしたことがありました。

このことと同様、

第三者保証の融資をなくすことには大賛成で、撤廃すべき商習慣とさえ思っているのですが、

何のセーフティーネットも考えずに、杓子定規にやっていくと、

このことも地方経済の疲弊を進ませる懸念があるので、

この辺りはきめ細かい政治が必要なところと考えています。

 

そして、以前なら、このようなことを考えない、金融庁は馬鹿だとか、

政治家も何をしているのかと言う結論で締めくくったのですが、

 

しかし、しかしです。

最近凝っている(?????)本を読んでいると、

これもアメリカというか、怖い権力者達から見れば、

弱肉強食は当たり前の考え方ですから、

弱者に余計な政治的配慮をすることは、

ご存知の小泉政権が地方の公的事業を一挙になくしたのと同じ線上で、

容認しないだろうと思うので、これは困ったなと思ってしまうのです。

 

なんたって、一つの宗教、一つの政府、一つの法律、

なんでも一つの価値観しか容認しない世界を作ろうとしている、

怖い怖い、力の有り余る方々がすれば、

日本のDNA的なものは邪魔と思だろうし、

人口も少なくしたいと思っているらしいので、

食べていけない人を切り捨てることは当然と思うのでしょうね。

 

だから最近は、以前のように、私も杓子定規で、

第三保証の融資など死んでしまえとは、簡単に良いにくくなってきています。

 

困った、困ったです。



★お願い!

お一人でも多くの方にお読みいただけますよう、ブログランキングに参加

 

人気ブログランキング       有名ブログランキング

 

            ☆クリックありがとうございました。

 



★お勧めする書籍は・・・・

少し読みづらい本ですが、私が日々疑問に感じていたことが、

「やはりそうなんだ」と目から鱗が取れ、

疑っていたことが確信的になった本です。

次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた〈上〉技術・諜報篇/ヴィクター ソーン
¥1,785
Amazon.co.jp

次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた〈下〉謀略・金融篇/ヴィクター ソーン

¥1,785

Amazon.co.jp

 

アメリカに食い尽くされる日本―小泉政治の粉飾決算を暴く/森田 実
¥1,470
Amazon.co.jp
9・11テロ捏造―日本と世界を騙し続ける独裁国家アメリカ/ベンジャミン フルフォード
¥1,680
Amazon.co.jp
そして資金調達関連でお勧めする書籍は、次の2冊です。

この2冊ほど、都市銀行や有力地銀の融資を受ける時に、参考となる本はないと思います。

また、何よりも読みやすいのが良いですね。
 

10億円借りたいなら決算書はこうつくれ!/池井戸 潤

¥1,470
Amazon.co.jp


小さな会社 借金のルール/池井戸 潤
¥1,500
Amazon.co.jp