JAL 能天気か、それとも必死の覚悟の上か・・・
3月20日
4労組が20日にストライキを計画していた日本航空は19日、「労使交渉の結果、20日は通常通り運航できることになった」と発表した。4労組のうち客室乗務員で組織する「日本航空キャビンクルーユニオン」(1828人)がストに突入した場合は、国内線170便(全体の約4分の1)が欠航、計1万7000人に影響が出る見通しだったが、同組合との交渉が妥結したため、運航に支障がなくなった。
この記事を読んでどう思われましたか?
私は日本航空は絶対に潰れないと錯覚を起こしている社員がいるのでびっくりしています。
もちろんストライキが悪いと言っているのではありません。
特に今大儲けしているトヨタやキャノンなどの各社で、
思ったよりも好条件の分配が受けれていないと思うなら、
権利としてはあるのですから、大いに頑張って闘争しても良いんじゃないですか。
特にキャノンなどは、会長が経団連の会長になったら、
労働分配率を下げるような話ばかりしているのだから、
頑張れと言いたい気持ちになります。![]()
しかし、日本航空は、まじでこのままいけば、多分アウトだと言う状況なのに、
ストライキ、私には考えられません。
もちろん社員に責任があるのではないかもしれませんが、
JASを吸収したのは大きな経営判断の誤りです。
さらに不幸なことに迷経営者が続いたし、
現社長は増資にも失敗している超迷経営者。
確かにこんなどじな経営者ばかり続く日本航空は、
社員にとっても悲劇であることに、私も同意します。
現状の日本航空を考えた場合、
ここでストライキをやって、顧客の足に影響を及ぼしたら、
もう日本航空に乗る人なんかいなくなるんじゃないでしょうか。
家人は元日本航空の客室乗務員ですが、
家人を含めて、元社員であっても、多くの人は、
今の日本航空はやばそうだから乗りたくないと言っています。
私も長年日本航空に乗ってきましたが、
今乗るなら、やはり全日空になってしまいます。
ともかく、飛行機は安全じゃないと乗る気にはなれません。
今の日本航空のように、
半分銀行管理のような状況になると、
安全のための投資であっても、コスト削減のためには、見送られることがあると思うのは自然で、
当然、整備や機体の更新などが、余裕を持ったかたちで行われる保証はありません。
全日空だって、同じだと思うかもしれませんが、
良い回転をしている企業は、経営者も長期スパンで物事を考えるから、
当然、安全に対しても、余裕を持って対処できるから、
もちろん社内事情は分かりませんが、
やはり同じ乗るなら日本航空じゃなく全日空をと考える人が増えるのは当然です。
ここに、さらにストライキなんかしたら、
日本航空のファンだって、もはや見捨てるしかないと思うのは道理です。
何か日本航空は民営化前の国鉄みたいな気がしてならないのですが、
今の日本航空は、日々のキャッシュフローがギリギリなはず。
今回ストライキをしたら、客離れの加速は間違いなく起こりそうなので、
本当に会社更生法適応とか、民事再生法適応とかいった、
法的精算への道を本当に進む気がしてなりません。
まあ、以前このブログでも書いたように、
今の銀行管理状況では、安全な運行ができない。
さらには今の迷経営者の首を挿げ替えるには、
いったん会社をつぶさねばならぬと思っているのなら、
これはこれで大賛成ですが、
ここまでの覚悟なしに、ストライキをするのなら、もはや自殺行為としか思えません。
今の日本航空はこんなに状況まで追い詰められていると、私は思っています。
けっこう社員だけが能天気なんてことは良くあることです。
でも、このまま運行を続けていればやばいと思ってやっているのかもしれません。
どちらにしても、ここ1年ぐらいが正念場だと思います。
でも、頑張れ日本航空。
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