不二家と関西テレビ 2 | 思うように資金調達ができない方へ

不二家と関西テレビ 2

1月23日



 

今日は昨日の続きで、

不二家よりも、同じ悪質な問題でも、関西テレビの方がひょっとすると重大だということを、

書こうと思っていたら、

新聞記事にまあまあ、似た物同士だと思われることが記事に書かれていましたので、

急遽内容を変更しました。

 

次の二つの記事をお読みください。


大手菓子メーカー、不二家が品質管理の不備で厳しい経営状況となるなか、森永製菓の森永剛太会長と不二家の桜井康文社長が23日、電話によるトップ会談を行った。森永首脳によると、桜井社長は「自主再建」を目指す方針を伝え、森永会長も具体的な支援策の提案には踏み込まなかった。不二家の問題発覚後、両社のトップが接触するのは初めて。


番組ねつ造問題の責任をとる形で、関西テレビが千草宗一郎社長を含む経営陣の減俸処分を決めたことについて、菅義偉総務相は23日夜、「番組を完全にねつ造していたのなら、減給処分で済む話ではない」と述べ、責任の取り方が不十分として、辞任は不可避との見方を示した。

菅総務相は同日午前の閣議後会見で、「国民に極めて影響の大きいものなので、(関西テレビには)再発防止策をきちっととってもらう」と述べていた。

 

やはり今回のような常識では考えにくいトラブルを起こす企業は、

よく似ていて、まさに能天気なものだというのが感想です。

 

まずは、不二家。

自力再建にこだわる。このことは新しいトップとして当然かもしれません。

でも、現在の不二家に対する社会や顧客の持つイメージはどのようなものか、

多分理解していないのではないかと思います。

当初、問題になった消費期限切れの原料を使ったこと一つだけでも、

食べるものを売るメーカーとして、すごいイメージダウンになっているのに、

その後の報道で、このようなひどいことが恒常的に起こっていたことを知った今、

生え抜きの新社長の下、相も変わらず創業家が存在する状況で、

「改革をしたから、もう安全になったので大丈夫ですよ」といわれても、

消費者が「ハイ!そうですか!」と、お菓子やケーキの安全性をにわかに信じると、

本当に思っているとしたら、とんでもない馬鹿者と言わざるを得ません。

どう見ても、子飼いの役員を再建にあたらせて、問題が沈静化して、ほとぼりが冷めた頃、また社長に復帰するか、

他の創業家の人間がトップになるとしか見えないからです。

ですから、少なくとも私は、本質的に何ら変わっていない不二家が製造する製品を、

購入して食べようとは思いません。

また、不二家の製品を取り扱う小売業の経営者であるのなら、

この程度のことで乗り切ろうとする会社の製品を扱う勇気(??)をとても持てません。

 

食品メーカーとして、その存在を否定されるようなことを日常的にやっていたのに、

社長の首のすげ替えと、外部の有識者を入れた委員会の設置程度のことで、

済むと思うところに、この会社の社会や消費者を見る理解力のなさを感じてしまいます。

 

しかし、もっとひどいのが関西テレビ。

私は経営陣の原稿処分や現業担当責任者の解職程度です済ますこの会社の記事を読んで、

正直なところ驚きました。

本心は、「下請のテレワークスがとんだドジをしやがって、自分としても参ってるんですよ」

位のことと思っているのが垣間見えます。

 

ここで思うのは、テレビ局、すくなくとも世論形成や今回のような視聴者の購買行動にも大きな影響力のある会社なら、

社会の中の自分の今置かれている状況の把握は本来は得意なはず。

でも今回の関西テレビの社長の会見や報道を見る限り、とても得意どころか、

むしろまったく理解していないとしか思えません。

 

普段は他の企業のこのような問題があった時は、

その問題点や無責任な発言や行動に対しては鋭く批判するはず。

ところが批判する立場の会社が自分自身の問題点になると、急に分からなくなる。

何でなんでしょうね。まったく無責任というか、分かっていないですよね。


まあ、世界を見れば、9.11など大事件もねつ造だらけで、

たかがテレビのバラエティー番組くらいで、

ごちゃごちゃ言うなというのが本心なのかもしれませんが、

こんな会社がテレビ局では、その番組や報道に期待する方が間違っているのかもしれません。

 

日本全体がこのような不感症能天気体質になったとは思いませんが、

同時期に起きた2つの会社のトラブルを見て、

やはり問題を起こす会社は事後の処理が恐ろしく下手でドジだと思うのと、

問題処理の方法がとても重要であることを教えてくれます。

 

多分、能天気であるのと同時に経営者の腹が据わっていないが原因ではないでしょうか。

自分の責任も追及されるし、世論の厳しい批判も受けますが、

でもこれらの問題を大きく受け止めることのできる経営者がいて、

腹の据わった対応をすれば、その後の会社の未来は大きく違うのではないかと思います。

 

ある意味、経営者のサラリーマン化が嘆かれています。

関西テレビの社長を見ていると、はまさにこの典型ではないでしょうか。

(不二家の前社長は創業家の代表でサラリーマンではなく、もっと腹の据わった対応ができないのは非常に残念です。)

 

ホリエモンのフジテレビの買収事件の時、

フジテレビは放送局は社会の公器だと大見得を切りました。

今回の事件を、まさか製作した系列局の問題と他人面しているのではないでしょうね・・・・・

自分のチャンネルでも何百万人に影響する放送をしていたことを忘れてもらっては困ります。

ホームページを見た限り、なんのコメントも私は少なくとも見つけることができませんでした。プンプン 


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