資金調達の話 4
12月11日
今日は少し時間が経ってしまいましたが、間接金融のデットファイナンスができない場合の資金調達は、
どのように考えればいいかについて、話をしたいと思います。
今日の問題は多くの会社の経営者が直面する大きな問題です。
目の前には、大きなビジネスチャンスの事業がある。
あるいは経営改善にはどうしても資金が必要だとか、
新しい効率的な機械を導入することで・・・、などなど、
でも銀行など金融機関は、このことを理解せず、資金調達がうまく行かない。
まさに「思うように資金調達ができない方へ」のタイトルがそのままあてはまる、
中小企業にとっては日常的に起こりうる問題だと思います。
どんな高収益な事業でも、あるいは経営改善のために必要な資金でも、
すぐに回収できるものと、回収には時間がかかるものが必ずあります。
ところが、ともかく目前の事業を早くスタートしようとすると、
この短期資金と長期資金がぐちゃぐちゃになって、
何が何でもと、短期で高利の資金を、回収に時間のかかる資金使途に使っていまいがちですが、
これは絶対にしないようにして下さい。
このような無理な資金調達が、後々ボディーブローのように経営に悪影響を及ぼし、
潰れていった会社を嫌というほど見てきたので、
まずは冷静になって、物事の優先順位を考えることが必要です。
往々にして、やる気でファイトのある社長ほど、
何とかなると、強気一点張りで、まだ資金の手当てができていない状況で、
資金の支払期限を決めてしまうような愚かな事をしてしまいがちです。
このような状況になって相談に来る社長に、
本当に支払わないといけないのかと聞くと、
判で押したように、今支払わねばならない理由を、
ほとんどの場合、思い込みというか、勘違いがほとんどなのですが、
支払わないで起きるリスクを演説し始めます。
でも客観的に見ると、ほとんどの場合、
無理な短期で高利の資金を調達するリスクの方が高く、
後で取り返しのつかないような状況になるのは見えているのに、
こんなビジネスチャンスの高い事業は二度とないと、
錯覚に過ぎないのに思い込むのは本当に困ったものだといつも思います。
まずは、デットファイナンスで資金調達ができない時は、
本当にこの調達が必要かどうか、
客観的に考えてみることも、とても重要だということをご認識いただきたいと思います。
そして、これと同時並行に考えることは、
現金化できる手持ちの資産がないかどうかをこれも冷静に検討してみること。
そして直接金融での資金調達をマジで考えることです。
この部分については明日にしたいと思います。
でも、何はともあれ、
ビジネスチャンスや有効な経営改善策の幻想で目がくらみ、
資金それも計画性のない資金を追い求めるようなことだけは、
絶対に避けるべきです。
ほぼほぼ、この冷静な意識に戻るだけで、
馬鹿馬鹿しい今おかれている状況から抜け出せるので、
うまく行かない時は、押すだけでなく、引いたり、止まったりすることも必要だとお考えいただきたいと思います。
お願い!
お一人でも多くの方にお読みいただけますよう、ブログランキングに参加しています。
大変お手数ですが、次の二つのランキングをクリックしていただけると幸いです。
☆クリックありがとうございました。
CDのご案内! このブログの内容とリンクしたCDです。
