見識のある方だと思いますので・・・・
11月23日
昨日事業者向け金融に勤務されている方から次のコメントが寄せられました。
私もこの種の会社の方とは多数面識があり、
弊社のスタッフにも出身者がいるので、よく話す機会があるので分かるのですが、
この業界の中では珍しく見識のある方(失礼!)だと思います。
本当にコメントをいただいたこと感謝いたします。
せっかくいただいたコメントを使って反論して記事を書くこと申し訳ないのですが、
この方のコメントにはとても重要な問題点を含んでいますので、
失礼とは思いますが、書かせていただきます。
まずは、いただいたコメントをお読みください。
私は事業者向け金融に勤務しています。
確かに高金利と過剰融資に頼っている現在の貸金業者のビジネスモデルは、とても賞賛できるものではありません。
無担保融資が本来あるべき形、というのも共感します。自己の責任において自己の債務を返済するのが、当然の行為です。
なので当然、返済能力を重点的に審査しますが、自己の返済能力を過剰に判断している債務者が多数いるのです。
審査に使用する情報がすでに誇張されており、事実と違う結果を招くことがあります。情報の真偽確認は当然行いますが、それでもリスクを回避できない場合は、保証人等も仕方の無いことだとご理解ください。
残念ながら、見識の高いと思われる方からのご意見ですが、赤字の部分に大きな勘違いと、
私がかねてからブログで書いている問題点があります。
リスクが回避できないと感じたら融資をしなければ良いのです。話は簡単です。
しかし貸さないと商売にならないから、保証人などを取って融資するのです。
だから過剰与信になり、
保証人のような、本来ならなくていい人まで債務者にしてしまうのです。
借りたい人がいるから何としてでも貸すことを、
社会的にも貢献していると思っているのなら、
それは勘違いだし、間違った営業を正当化しているに過ぎません。
そんなことを言ってると会社が成り立たないと言うのなら、
未熟な審査方法や能力をアップするように努力すればいいので、
自社のノウハウが未熟だからビジネスチャンスをなくすしているだけで、
自社が未熟で不明な部分を保証人と言う、無関係な他人にその責任を転嫁して貸し付けること自体、
大きな間違いといえます。
そのことを理解して欲しい、仕方ないことだと理解して欲しいと言いながら、
融資をする姿勢こそ過剰与信で、はた迷惑だと言いたいのです。
事業者ローンの会社もこんなところで安住しているから、
いつまで経っても社会的地位の低い「高利貸し」と言う領域から脱出もできないのだと思うのです。
このことはこの事業ローンの業界だけのことではなく、
銀行だって保証協会や担保主義に陥り、
バンカーとしての世界的な競争力を持てないことと同じです。
いずれ、この事業ローン業界の業界の人がごちゃごちゃ言っても、
グレーゾーンがなくなるのと同様、次は必ず連帯保証制度の見直しの時期がやってきます。
また消費者金融がグレーゾーンの問題だけで簡単に赤字経営になったのと同じような大甘な経営をやっていては、
早い時期に事業ローンの業界も行き詰る懸念を本当に感じて欲しいのです。
本当にこの方も含めて、この業界が思っている以上に、連帯保証など、
旧態依然で顧客のためにならない手法の貸金業に対するアゲンストの風は強く行き、
もしそれをまったく感じないのであれば、
それは業界の常識に埋没していて社会の風を感じられなくなっているとしか言いようがありません。
他の業界は収益を上げるために、審査能力や商品開発の部分を間断なる努力で、
研究開発し、改革して、ビジネスチャンスを増やし、世界的企業も誕生してきたわけです。
間違っても、自社商品の欠陥や弱い部分を顧客や第三者に補完させるようなことはあり得ないと思いませんか?
車の業界にたとえれば、
よく故障する車に問題があるのではなく、車は故障するのは当たり前で、自分で修理できる人を中心に売る。
それがだめなら修理してくれるところを普段から準備できる人に売るとと言っているのと同じで、
他の業界ではこんな馬鹿げたことはありえません。
事業ローンの会社も金融機関と思うのなら、
もっと精度の高い、将来性を読めるような審査能力をつけるべきです。
ところが、こんな状態でも、お金を借りたい人がいっぱいいるから、
保証人を取っておけば債権は保全できるから会社としては問題ないと、
この状況に経営者も社員も甘んじているようなら、
こんな会社に本当の発展はないし、まして世界企業なんてなれるはずがありません。
もちろんこの方も事業者向けの金融会社で一スタッフとして働いて生計を立てているのだから、
会社の業績が悪くなったり、営業を担当していらっしゃるのかどうか分かりませんが、
もし営業に携わっていらっしゃるなら、営業成績が良くなければ、
減給になったり雇用機会をなくして生計が成り立たなくなるので、
目の前の成果に集中されるのは理解できます。
しかしながら、私が言いたいのは、
その営業が社会的に本当に役に立っているのか、
悪影響がないのか、本当に顧客志向に基づいているのか、
と言う部分を少なくとも感じて欲しいのです。
この方はこの点最初の部分を読むと非常に理解していらっしゃると思うので、
余計に顧客本人の与信がつかめない場合は、
本当は貸さないことが正しいのだと思っていただきたいのです。
この辺りは経営者の見識や事業センスの問題で、
営々として続いてきた保証人制度に疑問を感じない不見識な経営者が多いので、
この方だけの責任ではないし、
今の職責は分かりませんが、幹部なら幹部として、経営者なら経営者として、
また一般社員であるのなら、金融業っていったい何なんだと言う視点で、普段から問題点がないかどうか意識し、
幹部になって、経営者になった暁には、この問題意識を強く会社の方向性に反映して欲しいのです。
しつこく言いますが、
他の業界なら、保証人など必要悪とは思うが融資のためには仕方なく理解して欲しいなんて言わず、
審査の能力を高めることで解決する方向に行くはずです。
このような努力もあるいは考えもしないところに、場合によっては気付きもしないところに、
この業界の進歩しない大きな原因があると思います。
社会的に役立つことなしに、
会社の発展もなければ、存在価値もないという視点から検討して、
商品開発や審査能力を強化し、保証人ありきの融資スタイルなんて、
必ずそれほど遠くない時期にNGになるので会社や商品を改革していって欲しいと思います。
そんなことを言われても自分ひとりの力では無理とか思わないで、
起業家意識を持って会社を再構築していかないと、
メガバンクや日本郵政や外資が、あるいは他業種から、必ず、
高金利の事業者向けローンのマーケットに参入してくるし、
現状に甘んじている会社の倒れるのを待っているのを感じて欲しいと思います。
利息制限法の範囲の金利となれば、
高金利のローン会社はこれら、強者と真っ向から対決するのですよ。
だから、会社の存亡の危機と思って改革していただきたいと思うのです。
私のビジネスの仲間に、
スタートは某悪名高き消費者金融、その後転職を重ねて、少しずつポジションの高い会社を移り歩き、
近々に社会的地位の高い上場企業の役員になる人物がいますが、
この彼の立派なところは、現状に満足せず、リスクをとりながら、
一段一段、社会的価値の高い会社にシフトしているところです。
コメントをいただいた方は見識のおありのような方なので、
もし改革心をもって日々努力しても、現状が変わらないような会社なら、
早々に退社して、転職を考えられたらいいと、お節介ですが私は本当にそう思いました。
事業ローンの会社なんて今のままなら、将来性は多分ないと思うので。
それほど、旧態依然の消費者金融や事業ローン会社の今後は、
小泉前首相ではありませんが、改革なくして発展はないどころか、
明日はない状況になっていると思うのです。
せっかくコメントいただいた方に記事で結果として反論してしまい、申し訳ありません。
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