資金調達の話 2 直接金融で気をつけることは | 思うように資金調達ができない方へ

資金調達の話 2 直接金融で気をつけることは

11月21日


 

直接金融での資金調達で気をつけないといけないことは、

間接金融と比較して、資金の出し手の顔が見える分、その意思を無視しにくいと言うことです。

 

特によく問題になるのはエクイティと呼ばれる、

いわゆる株式を取得して資金提供してもらった場合です。

 

私の経験や体験でも、

エクイティをしてもらって、後日経営権でもめた例は後を絶ちません。

 

特に会社が予想以上に発展した場合、

エクイティをした人あるいは会社が、

俗に良く言う、爪を伸ばすことがあるということです。

 

エクイティーした当時は、

経営権なんて興味がない風でも、

いざ儲かっている現実に直面すると、当時の合意した内容を破棄して、急に経営権を主張し始め、

重大なトラブルになったり、本当に経営権を奪われ、社長を解任された例はけっこう多いので、

お知り合いの会社や人からエクイティを受ける時は、

本当に注意することが大切です。

 

エクイティを受ける時は、議決権のない優先株や、

上場が間近でなければ経営権の移動について拒否権を持つことのできる種類株など、

方策はあるので慎重な検討が必要です。

 

ただエクイティする側にとってみれば、

メリットがあるか、普段の人間関係におけるよほどの信頼関係や力関係なければ、

大成功しても経営権に興味がないなんて言う無欲な人は少なく、

この辺りが直接金融でエクイティーを受ける時の難しさです。

 

ともかく、資金調達をしたいあまり、

この条件について曖昧にしたり、後で何とかなるだろうとか思わないで、

エクイティの条件いついても、大枠である資本政策も、

ちゃんと考えて対応することが重要です。

 

この意味では、エクイティーよりも融資や社債の形で資金を受ける方が安全と言えます。

 

融資や社債の場合、返済義務が生ずるので、

財務内容としては、エクイティに比べれば落ちますが、

経営権と言う、今後の会社運営の根幹となることを考えれば安全で、

特にエクイティー時の資本金が小さい場合はなおさらです。 

 

しかしながら、融資や社債のいわゆるデットファイナンスで資金を受けた場合、

自己資本比率が下がるので、後日の銀行融資などに悪影響を及ぼしますから、

間違えても短期借入金として経理処理することだけはNGなので注意してくださいね。

 

返済期日が長期の長期借入金か社債、

特に社債として処理されていれば、順自己資本としてカウントされる可能性もあるので、

ご注意ください。

 




 


お願い!

お一人でも多くの方にお読みいただけますよう、ブログランキングに参加しています。

大変お手数ですが、次の二つのランキングをクリックしていただけると幸いです。


       人気ブログランキング       有名ブログランキング

 

            ☆クリックありがとうございました。

 

CDのご案内!

このブログの内容とリンクしたCDです。

詳細は次のアイコンをクリックして下さい。

                        CD