異常な損保業界
自動車保険の保険金不払い問題を巡り、金融庁は17日、損害保険会社26社が9月末に報告した不払い調査は不十分だったとして調査のやり直しを指示したと発表した。いつまでに完全な調査ができるかについても、その根拠とともに12月8日までに報告を命じた。大半の会社で調査漏れがあったためで、不払い件数は9月末時点の30万件超から拡大することが確実。「これ以上の不払いはない」と会見で断言していた大手損保もあっただけに、契約者の不信が広がりそうだ。
問題になっているのは、自動車保険本体に付随契約される部分の保険金。金融庁が報告内容を精査した結果、事故時の代車費用などを補償する「臨時費用保険金」で、不払い件数を把握していない社があることが判明。また、対人賠償保険と人身傷害保険の両方を払うべき事故なのに前者しか払っていないなど、複数の保険金支払いが絡む事故について、ほとんどの社で調査漏れがあったか、調査自体していなかった。
調査の不十分さが改めて露呈しただけに金融庁は「最終的な調査完了期限を明示させることで、責任ある調査と不払い実態の検証、不払いの解消を促したい」(幹部)としている。
別にどうってことない記事のようにも思えますが、
まずは、確か2回にわたる業務停止命令にも関わらず、不払いが事件が後を絶たず、
不払いの調査を求められること自体異常なことだと思います。
記事を読んでみると自動車保険に付随する部分の契約のようですが、
TVCMでも代車のサービスはけっこう謳っているし、
保険の中心部分である複数の保険の絡む支払い事故は、ほとんどの社で調査漏れがあったといいます。
損保各社に隠蔽体質があるのか、
いや、今までは形式だけ調査報告しとけばよかったのに、
なぜか金融庁が本気なためにこのようなことになっているのか、
いずれにしてもふざけたことだと思います。
自動車保険は確かに掛け金自体、火災保険より安く、しかも件数も多いとは思いますが、
でもこの件数の多さと事態を把握していないことを読んで驚きました。
保険の重要性と言うことで見れば、自動車保険もとても重要です。
今のように保険不払いの問題がクローズアップされていなければ、
何十万件いやひょっとすると百万件以上、
保険の不払いが見過ごされた可能性があり、
他の業界では有りえない事だと思います。
以前銀行については、
優先的地位に胡坐をかいていて、顧客志向のサービスがないと書きましたが、
顧客志向のようにに見えるサービスはあるが、
実際はサービスされないと言うのですから、本当に悪質だし、理解に苦しみます。
中小零細的な会社がこのような事故を起こすのならまだしも、
業界大手をはじめ準大手も含め、ほぼ業界の中心となる会社全社に起きていることは、
単にずさんとか、いい加減とか、隠蔽体質とか、収益一辺倒とかのレベルではなく、
業界としての存在自体が問われる問題と思います。
消費者金融問題同様、
この不払い問題について、前向きで戦略的なメッセージをなぜ出せないのか、
損保業界も、生保業界同様、優秀な経営者がいないことが良く分かります。
銀行についてもいろいイチャモンを書いてきましたが、
保険業界に比べりゃ、銀行はまだまともに映るのは情けない限りです。
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