提携する住宅ローンにおける地方の現状 | 思うように資金調達ができない方へ

提携する住宅ローンにおける地方の現状

7月28日

                   

 

過去に書いた外資系証券会社の子会社の住宅ローンですが、

タイトルにも書いた、地方の金融事情の分かる、興味深い現象が出てきているので、

今日はご紹介したいと思います。

 

弊社は某不動産会社と提携して、

この住宅ローンの紹介業務をしていますが、

まだこれからではありますが、とても上手く行っているとは言えません。

理由はこの提携する不動産会社の事情もあるのですが、

正直なところ、ローン自体の競争力の点で苦戦を強いられているところがあります。

 

ですから福岡で同じような形で紹介業務を行うところに、

現状では、紹介数も成約数も圧倒的に負けています。

 

ビジネスでの負けは許されないので、

もっと案件を紹介できるよう、環境整備を行っていますが、

この差の大きな要因の一つに、

地方の金融の問題が内在していると思います。

 

福岡は、何と言っても100万都市で、しかも九州沖縄のあらゆる分野の中心の都市でもあります。

でも、住宅ローン以外の企業融資においても、

たとえば福岡銀行や西日本シティ銀行など地元地銀や信金などで、融資が上手く行かない場合、

さすがに最近はメガバンクの方が、条件が合えば融資を受けやすい場合があることが分かってきたので、

この段階で弊社のようなところに相談が来ることは少なくなりましたが、

それでも東京に拠点を設ける企業と比較すると、

資金調達の方法の選択肢は驚くほど限られていて、

資金調達ということに限れば、もし同じ会社が東京にあった場合と比較すると、

特に多額の融資が必要な場合は、その可能性は大きく違う現状があります。

 

やはり住宅ローンでも同様だと言う分析結果が、

今回の住宅ローン会社の内部でも出ていて、

以前から書いているように、金融の地域格差の問題は深刻で、

地方経済にも多大な悪影響を与えている可能性があります。

 

東京や神奈川だと、

この住宅ローンの会社と同じ程度柔軟な発想の商品を販売する地方銀行があったり、

金利は高い上、連帯保証人は必要ですが、

担保評価を目いっぱい出すクレジット会社の子会社があったり、

他県にある地銀ですが、首都圏の住宅ローンに焦点を当てた営業をしていたり、

更にはメガバンクや地元地銀の同一行の店舗間での競争も激しく、

弊社のように特定の住宅ローンを紹介しよう思うものにとってはやりづらい反面、

顧客にとっては選択肢が多く、自分の希望に近いローンを借りられる可能性が高く、

非常に有利な環境になっています。

 

住宅ローンは他の融資と比較して、自宅が担保になっている上、

万一、デフォルトを起こすと、生活の基盤である自宅をなくすことになるため、

デフォルト率は非常に低く、この点で各金融機関が必死になって販売しています。

 

ですから東京や大阪など都市部では、

住宅ローンの市場競争は非常に激しく、

この分、顧客にとっては非常に有利になっているわけです。

 

ところがご存知の通り、

バブルで不良債権をいっぱい抱えた金融機関の再編が起きて、

地方に行けば行くほど、金融機関の数が合併や破綻により少なくなっていますので、

元々少なかった金融機関の数が更に少なくなっているので、

住宅ローンの市場も、地域によっては、一つか二つの金融機関で、

ほぼ独占しているような場合もあって、

当然ながら、顧客にとっては、非常に不利な状況にあるわけです。

 

このような状況下、福岡は大都市と言えども、

住宅ローン市場は首都圏と比較すると競争は激しくなく、

ここに新しい銀行や信金では扱いにくかった顧客をターゲットにした、

今回の外資系証券会社の住宅ローンが参入したわけですから、

案件数が多くなるのも頷けるところなのです。

 

まあ弊社もこんな言い訳を言っていても仕方がないので、

もっと動きの良い不動産会社の選定を行っており、

数から言えば福岡より圧倒的に案件数が多いわけですから、

負けるわけにはいかないと思っているところです。

 

ビジネスとしてはさて置き、

金融の地域間格差はますます拡大する方向にもあるので、

このあたりの是正は100%は無理ですが、少しでも改善していく必要があると思っています。

この部分は政治や官が調整しなければいけない部分ではないでしょう。

 

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