福岡のある学校法人
7月19日
以前福岡の地元デパートの店舗を買った学校法人があると聞いて、
ずいぶん金持ちな学校だと感心したものでした。
このデパートの店舗は福岡市の中心地である天神の中でも中心とも言える立地条件で、
以前よりは人の流れが少し変わってきていて、立地条件として良くは無くなっています。
東京で言えば元東急百貨店日本橋店(旧白木屋本店)、現在のコレド日本橋とよく似た立地です。
以前福岡で不動産投資をかなりやった経験もあるので、
学校法人がデパートの店舗を買って何に使うのかと思って注目していると、
ベンチャー企業のサポートと言った、
とても高額な投資に対して採算の取れる使い方でなかったので、
この学校法人は何を考えているのかなと思ったものでした。
そもそもこの学校法人の経営する学校で、
失礼な言い方かもしれませんが、
特に特徴があるとか、優秀な人材を輩出している学校はなく、
いくら長い期間の中で資産を築いたのかもしれませんが、
なんでこんな投資ができるのか不思議で仕方ありませんでした。
専門学校も経営しているので、
専門学校ってよほどぼろ儲けできるビジネスなんだなと思っていました。
ところが最近になって、
まともな話かどうか確認中なのですが、
この店舗も含めて、この学校法人の所有する不動産の売却の噂が流れ始め、
正直なところ納得しているところです。
どうやらこの馬鹿げた投資も後を継いだ同族の放漫経営のようで、
調べれば外国のコンサル会社などに、多額の無駄なカネを支払っているようで、
デパートの店舗の投資も、このような流れが有るからこその投資であったようです。
多分コンサル会社から、
ベンチャーのサポート事業をボランティア的なコンセプトでやれば、
本業の学校経営の付加価値も上がり、
トータルでは安い投資である的な、インチキ臭いコンサルを間に受けたのだと思いますが、
ここまでの大きなボリュームの話でなければ、
弊社の顧客の会社の中でも、
2世、3世と言われる創業者の跡を継いだ経営者には、
このような放漫的な投資をしていることが本当に多く、
同族経営の限界を本当に感じてしまいます。
と書いている私自身が、
純然たる跡継ぎとはいえませんが、
親の残してくれた資産を元手に事業展開をした訳で、
もし私が自分が苦労をして築いた資産を元手に事業展開をしていたら、
あんなに大胆に銀行とタッグを組んで不動産や株式に投資ができたかどうか分かりません。
大企業でも、子息を跡継ぎにすることに拘ったことが原因で、
大変な状況になった例はいくらでもあります。
ダイエーやおかしくなったゼネコンは代表的な例と言えます。
もちろん一方で、
2世経営者が優秀で多きく発展した例もいっぱいあるから、
一概に言えないとは言え、
中小企業レベルから中堅企業レベルでは、
このような同族経営が原因で発展が止まり、
あるいは同族間の確執がそのまま会社組織まで及び、
このことが原因で倒産した例も多く見てきました。
言い古されたことではありますが、
家業的な会社から発展した中堅企業において、
経営者の選抜に同族的な情実を絡ませることはまだ良いとして、
次の社長はこの息子と言うように、他の選択肢を全く失くすような経営者の言動は、
優秀な人材の社外流出や、そもそも優秀な人材の獲得自体が難しくなり、
経営のダイナミズムを大きく毀損するので、
後継者を闇雲に、子息や娘婿などに限定している経営者がいらっしゃるようなら、
再検討することをお薦めするところです。
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