阪急、阪神経営統合について 3
6月24日
阪急と阪神の経営統合が鉄道だけでは、
顧客にとってのメリットがイマイチ分からないと書きましたが、
デパート事業やホテル事業まで考えると、
私はこの経営統合も顧客にとってけっこう魅力的なことだと思います。
最近は殆ど大阪に行くことが少なく、
これから書くことは何年か前のイメージをベースとしていますので、
実態と合っていない部分もあるかもしれませんが、
あくまでもブログ、論文ではないので読み流してくださいね。
私の住んでいたころの記憶を辿れば、阪急百貨店はとても良い百貨店です。
元々大阪は多くの百貨店が発祥している街で、
私が大学を卒業して数年だけ勤務した、現在業界規模一番の髙島屋、
業界で常にトップレベルの位置にある大丸、
今はミレニアムグループのそごう、
そして電鉄系百貨店として阪急、阪神、近鉄、京阪などがあります。
この中で、阪急だけは大手百貨店のレベルにあり、
私的には大阪最高のデパートと思っています。
そして今、日本最高のデパートとも言える伊勢丹と業務提携をしています。
そして阪神百貨店は最近行ったことがないので、
確実なことは言えませんが、
以前はどちらかと言えばデパ地下だけのデパートと言うイメージだったのですが、
最近は阪神タイガースの躍進とともに、このデパートも頑張っているとは聞いています。
しかしながら、阪神というイメージ自体、
阪神タイガースは別にして、特に強いブランドとは言えない気がします。
阪急のスマートでファッション性の高いイメージと比較すれば、
ダサい、古い、庶民的というイメージで、
どちらかと言えば、大阪の中心地梅田にあるものの、
下町の百貨店的なイメージがあります。
下町の百貨店があったって言いじゃないかと、言う方もいるかもしれませんが、
これだけ量販店が規模的な拡大とともにイメージも良くなってくると、
コストの高くかかる販売業態である百貨店方式では、
庶民的かつ下町のイメージ戦略では収益を上げていくのは非常に難しいところがあります。
かなり阪神百貨店のイメージはアップしていると聞きますが、
東京の方に分かりや言うなら、私もその沿線なので悪口ではないのですが、
梅田を新宿にたとえるなら、阪急は伊勢丹で、
阪神百貨店は京王百貨店というイメージで捉えていただくと良いと思います。
阪神タイガースのショップが京王百貨店内にあるのも偶然ではないかもしれません。
梅田に話を戻すと、
今梅田にはこの二つのデパート以外に、中規模の店舗ですが、JRの駅ビルの中に大丸があり、
確か2011年にJRの駅の逆側ですが、三越の大阪店が復活する予定です。
復活の書いたのは、阪神大震災のとき、大阪の北浜にあった店舗が被害にあって、
昨年閉店されたからです。
また阪急百貨店は、現在立替工事をしていて、確か2011年だったと思いますが、
売り場面積10万平米の日本最大級の店舗に生まれ変わる予定です。
確かに梅田という場所の集客力は大きいし、
阪神間や大阪の北摂地区と言う高額所得者の大阪のターミナルでもありますので、
市場としてはとても大きく魅力的なところであることは間違いありません。
でも、スーパー店舗に生まれ変わる阪急、
そして中規模店舗とは言え、業界トップレベルの大丸
駅の逆側とは言え、業界2番手の三越、
このような状況下で阪神百貨店はどのようなビジョン持てば、
デパートとして生き残っていけるかというと、
まさか阪神タイガーズのデパートと言うだけでは生き残りは難しく、
今回の経営統合で、阪神百貨店の受けるメリットは小さくないと思います。
一方の阪急百貨店としても、本店のイメージは良くても、
大手百貨店の中では決してトップレベルの百貨店とは言いにくく、
本店の建替えや、2011年福岡進出の高額投資を控えてもいるので、
梅田本店の対面にある阪神との提携は、過当競争を防ぐ意味でも、
この百貨店の収益の殆どを依存する梅田本店の経営基盤の強化にもなり非常にメリットがあります。
百貨店と言うレベルで考えると正解なのかについて、明日も続けて書きたいと思います。
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