銀行融資に対する常識との乖離 23 (財務内容以外編) | 思うように資金調達ができない方へ

銀行融資に対する常識との乖離 23 (財務内容以外編)

2月9日

 

                  

 

昨日、商工ローンから借りた履歴は、銀行の融資にとっては致命的なものであると書きましたが、

次に財務内容以外で銀行からの融資の阻害要因になるケースで多いのが、

経営者の過去の金融トラブルです。

 

この問題については、様々な本やメールマガジン等で語られていますので、

今さら私が話すまでもないことですが、

間違いなく、銀行から融資を受ける時には阻害要因になります。

 

代表者だけでなく、役員の方についてもチェックされてNGになる場合もあるようです。

 

ただ私はこの問題で二つのことをお話したいと思います。

 

銀行はなぜか、会社や経営者の信用情報上に問題で融資がNGの場合、

通常はその理由を言いたがりません。

法律上の問題があるのかどうか私は知りませんが、

この結果、何が理由で融資ができないか、なぜ言わないのか私には理解できません。

この辺りにも銀行が、通常の会社とは違った常識を持ち、

融資を受けたい客なんていくらでもいるよと言わんがばかりに、

真剣にビジネスに取り組む意識が欠如しているのではないかと常々思ってしまいます。

 

よく銀行が融資を断わるせりふに、

「行内の基準に満たないので、今回は見送ります」と言うのがありますが、

私はナンジャラホイと本当に思います。

行内基準のどの点が駄目なのかを聞いて、

ちゃんと応えてくれる銀行員は皆無ではないと思いますが、非常に少ないのが私は不思議なんです。

顧客にしてみれば、断わられた理由が分からないので、

どうすれば融資が受けることができるようになるのか、

結局のところ分からずじまいで終わってしまうので、

銀行は中小企業にカネを貸したくないのだと錯覚を起こしてしまうのだと思います。

 

通常のビジネスなら、

融資サービスを行うのに、この点が問題でだめになっているとか、

この点を改善すれば、融資ができるとか言う、いわばコンサルティング的なフォローを銀行がすれば、

顧客も努力をして、最終的には銀行のビジネスにもつながると思うのですが、

この辺りにも優先的な地位に胡坐をかいている銀行の現状の問題点があると私は思っています。

 

もっとも銀行がこのようなことをするようになれば、

弊社の仕事も減るので、私としては困りますが(笑)、

でも正論として、なぜ融資がNGになったか、その理由を明確に言わないのは、私には理解できません。

 

確かに役員の金融履歴の問題に限れば、

個人情報の問題があることは理解できますが、

社長本人の金融履歴が問題なら、どこが問題かを開示して何が悪いのかと思います。

 

このように書くと必ず銀行員から、

そもそも個人情報を見ることに問題があるなどと、したり顔でご意見が来るかも知れないのですが、

このような銀行員の意識自体が私は問題だと思っています。

そもそも見てはいけないことなら見なけりゃいい訳で、

どうせ見るのなら堂々と見ればいいので、

このような名目は見ないけど、実際は見るといった事、

つまり本音と実状の乖離が銀行には多すぎて、

このことが銀行の特殊なカルチャーを作り、

社会常識とは違った優先的な地位を利用した営業につながっていると私は感じています。

 

もう一つ申し上げたいことは、

過去に倒産履歴や金融履歴に問題があって融資がNGになった会社でも、

銀行によって、セクションによって、担当者によっては、あるいは時期によって、

OKの場合もけっこうあることをお話をしておきたいと思います。
 

前もこのブログで書きましたが、

保証協会の代位弁済を受けた銀行(現在は他行と合併しています)から、

さらに多額の納税の未納がありながら、

プロパーで無担保5千万円の融資が行われたことがあります。

 

この他、ここまで極端な例は滅多とありませんが、

時々体験することなので、

何らかのタイミングが合えば融資が実行されることもあるということだけは、

頭の隅に置いておかれると良いと思います。

 

お願い!

お一人でも多くの方にお読みいただけますよう、ブログランキングに参加しています。

大変お手数ですが、次の二つのランキングをクリックしていただけると幸いです。

       人気ブログランキング       有名ブログランキング

 

            ☆クリックありがとうございました。

 

CDのご案内!

このブログの内容とリンクしたCDです。

詳細は次のアイコンをクリックして下さい。

                 CD