銀行融資に対する常識との乖離 18 (決算書編)
1月20日
一般管理費を見直す時に考えないといけないことは、
一般管理費の中にも、売上と連動する変動費と、売上には関係なくかかる固定費があるということです。
固定費とは減価償却費、賃借料、人件費や、一般管理費ではありませんが、支払利息をさし、
変動費とは他の売上と比例する経費のことです。
そして、費用を固定費、変動費に分類することにより、
利益を上げるために必要な売上高である損益分岐点売上高を算出することができます。
固定費、変動費の両方の費用を見直す必要はありますが、
私見で言えば固定費をまず見直していただきたいと思います。
ともかく固定費は売上に関係なくかかる費用ですから、
一旦確定すると黙っていても、毎月、いや実際問題として、毎日毎日コストが掛かっていますし、
一般管理費の中に占める割合も、賃借料、人件費は通常大きく、
減価償却費も固定資産があるからこの費用が必要になるのですから、
ここ数日ご案内しました固定資産取得のための資金が借入金など負債である場合は、
融資にとって重要な自己資本比率の問題や実質長期比率とも連動する重要なポイントであるわけです。
さらに負債は支払利息を発生させます。
支払利息は一般管理費ではなく営業外費用として計上され、
利益の中でも最も重要と考えられる経常利益の数字にも大きく影響します。
このように、固定費を見直すことは、良い決算書を考える上で、非常に重要だと言えます。
さらにまた固定費が大きいと、前の部分で触れたように、損益分岐点の売上高が大きくなり、
この売上を実現するために、必要以上のコストを使ってでも売上を作ることとなり、
このことが変動費の増加も生んでしまうわけです。
ともかく、一般管理費の見直すとき、
まず、固定費の見直しからされることをお薦めいたします。
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