心が痛みます
1月10日
仙台で起きた乳児の誘拐事件。
逮捕された犯人を見て、又かと思いました。
もちろん、この犯人に同情の余地はありません。
自称貿易商の犯人は借金が6千万円あるとのことですが、
他にも理由があるのかも知れませんし、
この借金だって、純粋に事業だけのためのものではなく、
遊興費やギャンブルなどに使ったお金も入っているかもしれません。
しかし何はともあれ、いつもこのような事件が起こった時に思うのは、
なぜ借金のために、誘拐に走ったり、
数年前にあった東北の武富士の支店放火事件のように、強盗を企んだり、
なぜこんなにも短絡的に凶行に走るのか私には理解できません。
どうしてこのようなことを書いたかと言えば、
弊社の顧客の中にも、中には多重債務になっていて、
それこそ街金融にまで手を出している方で、
話をしていると、
希望する資金ができない場合、強盗でもしそうな方が時々いらっしゃるからです。
借金の清算を、強盗や誘拐でするぐらいなら、
法的整理だってどうってことはないと思いますし、
特定調停とか、弁護士に債務整理を頼んでも良いのに、
なぜなんでしょうか?
特に地方都市の場合、
自己破産をしたり、事業の整理が周囲にばれると、
家族に迷惑がかかるとか、
世間に顔向けができなくなるとか言う理由で、
どうしようもない状況まで、資金繰りをして、街金からもお金を借りて、
最後はどうしようもなくて、自ら命を絶ったり、行方不明になったりすることは、
これは悲劇で絶対に避けて欲しいことなのですが、
まだ理解できないことではありません。
でも今回のように誘拐をしたり、放火をして人を殺したりして、
借金を清算することなど、どう考えても割の合わないことではないかと思うので、
本当に止めて欲しいと思うのです。
今回は乳児の命に別状がなかったので、まだ良かったと思いますが、
秋田の武富士の事件など、これから将来のあった若い命まで失われ、本当に悲劇と思います。
犯人はいくら借金があったか忘れましたが、
自己破産までは行かなくても、責めて弁護士に債務整理の依頼をしていれば、
利息制限法以上の金利の見直しもあって、
精算の道筋だってあったかもしれないのに、
どうしてあんな凶行に走ったのか?
弊社の顧客のケースから類推すると、
債務の処理方法についてあまりも無知であることが原因だと思われます。
この理由だけでは片付かないとは思いますが、
本当に、特に地方の方の債務処理に対する知識は、
想像を絶するくらい、ないことが多いので、
このあたり、国もくだらない業界保護なんてしないで、
債務の処理法についての、正確な情報をもっと告知する必要があるでしょうし、
極論を言えば義務教育の中で教える必要もあるのではないかと思います。
こんな無知なことで、尊い命や、誘拐が起きることのない社会にする必要があると思います。
借りたものは返さないといけないと、モラルハザード一点張りの結論しか導けない、
テレビのコメンテイターなどに期待するのも無理と思いますが、
いい加減に、銀行や消費者金融が有力なスポンサーなどという下らない配慮など止めて、
債務の整理を正面から取り組む番組が一つくらいあっても良いと思うのですが・・・。
まあ無理でしょうね。
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