銀行融資に対する常識との乖離 6 | 思うように資金調達ができない方へ

銀行融資に対する常識との乖離 6

1月2日

 

                               

 

では今日からまた通常通りの内容のブログを書きたいと思います。

今年は昨年のように毎日書けないかもしれませんが、

できるだけ継続していきたいと思いますので、宜しくお願い致します。


今日から何回かに分けて、ではどのような決算書が良い決算書なのかについて、

できるだけ分かりやすくご案内していきたいと思います。

 

まず今日は決算書についての考え方ですが、

別に良い決算書と言っても、特に特殊な考え方が必要なわけではありません。

 

会社の社長は通常、資金を借りる側なので、もう一つ貸す側の気持ちにならず、

よく弊社の顧客の中にも、決して非常識でも、不見識でも、道理の分からない方でもないのに、

いざ銀行から融資が受けることができないとなると、

あるいは提示される融資の条件が、希望より金利が高かったり、融資期間が短いと、

原因が自分の会社の状況にあるとは考えず、

どうかすると銀行の姿勢が可笑しいとか、

結局のところ中小企業には貸したくないんだとか、

担保が無い会社は相手にされないんだと、

融資を受けることのできない原因を、銀行や国の責任といった具合に、短絡的に考えがちです。

 

しかし、よくよく考えていただきたいのですが、

たとえばあなたがお金を貸す場合、

 

一度倒産した経験があり、商工ローンや消費者金融からの借入の多いA氏と、

今まで長きにわたって、利益を出し続けている会社を経営している資産家のB氏から、

借金の依頼があったら、あなたはA氏とB氏のどちらにお金を貸したいと思いますか?

よほどへそ曲がりか、奇特な方でない限り、B氏に貸したいと思うのではありませんか。

 

またお金を貸すとしても、A氏よりB氏の方に金利や貸す期間なども、

優遇したくなるのではないでしょうか?

 

ですから会社の良い決算書、融資が受けやすく、良い条件が期待できる決算書も、

このような観点で見られるのであって、決して日常の常識と乖離しているわけではなく、

同じであると思っていただいて良いと思います。

 

たとえば、

・会社の規模と比較して負債の少ない ⇔ 会社の規模と比較して負債が多い

・資金繰りが楽 ⇔ 資金繰りが厳しい

・資金が固定される固定資産を無理して保有していない ⇔ 固定資産を無理して保有している

・収益性が良く黒字 ⇔ 収益性が悪く赤字

誰がみても左側の会社の方にお金を貸したくなると思われませんか?

 

そうなのです。左側の状況が分かるような決算書が良い決算書、

つまりこのような決算書の会社に、銀行が融資をしても良いと思うのです。

 

たぶん多くの方が、今書いたことは当然と思われると思いますが、

融資を受ける会社の社長の中には、この当たり前のことが頭から飛んで、

上記4つのポイントの全てが右側の状況なのに、

銀行は中小企業へは融資をしないとか、融資条件が悪すぎると言って怒っている場合が多く、

そりゃそうでしょ、当たり前ですと言いたくなる事も結構多いのです。

 

このように融資を受けることのできる決算書って、

本当に何も特別な決算書ではなく、

細かく言えばいろいろチェックポイントがありますが、

上記4つのポイントに問題がなければ、財務内容で融資がNGということはまずないと言えます。

 

 

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