鬼が笑います
12月21日
一昨日、年内の資金調達はもう無理だと書きましたが、
現在弊社では来年早々、具体的には10日位までの資金のお手伝いの作業をやっています。
会社によっては2月、3月が目処の資金調達のお手伝いは当たり前、
来年中にできればという案件も多く、
来年のことを言うと鬼が笑うと言うことわざがありますが、
資金調達の世界は、このことわざと対極の世界で、
できれば半年から1年先の資金需要を考えて、資金調達の作業に入らないと、
希望通りの額を、良い条件で実現することは難しい世界と言えます。
お客様の中には、このことを言うと、
そんな先のことは分からないし、早く調達しても、そのコストがもったいないと、
一見理屈に合ったことを言う方もいらっしゃいますが、
この考え方は大間違いと言いたいのです。
まず先のことは分からない。
このことは事実かも知れませんが、先のことが分からないから故に、
先の予測に合った計画を持っておかないといけないのではないでしょうか。
資金調達はこの計画を元に、必要になる資金を想定して、
実現可能な具体的な資金調達の方法を考えていかないといけません。
また早く資金調達をし過ぎると、そのコストがもったいないと言うことですが、
この理屈も時間の経過による変化がないと考えればもっともであると思いますが、
中小企業の場合、業績の変化が、一つの社会現象や社内事情などによって大きくぶれる事が多く、
それに加えて、金融界の変化は、それこそ日々変化していると言うのが現状です。
先日お話をしました、りそな銀行の中小企業への対応の大きな変化は、この好例と言えます。
12月始めから、中小企業へのビジネスローンの受付を止めたと言うことなのですが、
11月までなら、りそな銀行のビジネスローンを利用した資金調達が可能であった会社が、
12月になった途端、りそな銀行からの無担保融資が実質上NGになった訳ですから、
この影響はとても大きく、
早く資金調達をすると、そのコストがもったないなんて言っていた会社は、
現在りそな銀行からの融資ができなくなったのですから、
私の言いたいことをご理解していただけると思います。
このことは無担保融資に限らず、不動産担保ローンでも一緒です。
今回の耐震計算偽造問題で、実際、銀行始めノンバンクも、
この対応について検討しだしており、
特に区分所有のマンションへの融資はかなり厳しくなって来ると言えます。
私は不動産担保ローンを希望する方で、
資金が必要なのに、意味なく、ぐずぐずしている顧客には、
日本なんて地震が多いのだから、大地震がきたらアウトですよとよく言うのですが、
本当に不動産は生もので、様々な原因によってその評価は変化します。
このように資金調達は早すぎてコストがもったいないと言うのは、
机上の空論で、大企業ならともかく、中小企業にこの論理は当てはまりません。
もう今年もいよいよ押し迫ってきましたが、
来年も実際上金融機関が動き出すのが、第2週ぐらいからですから、
1月末の資金もそれほど時間の余裕があるわけではありませんので、
必要な場合はこの年末までに金融機関にご相談されてはいかがでしょうか。
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