シンプルがベター | 思うように資金調達ができない方へ

シンプルがベター

11月4日

 

                  

 

2期の決算が必要であると言うのなら、決算期を変更しようと、

非常に短絡的な発想で、決算月を変更している会社を時々見ます。

 

しかし、2期と言うのは丸1年2期と言う意味で、設立後2年以上経過していないといけないと言うことですので、決算期を変更したことは全く意味がありません。

 

このようになぜ?と言うようなことをしている会社がよくあります。

たとえば、

・代表者が何度も変更されている。

・本店所在地が何度も変更されている。

・たとえば、本店所在地が東京にあるのに、代表者の住民票が大阪にある。

・代表取締役は飾り物で、実権を他の者が持っている。

・修正申告を何度もしている。あるいは修正申告した理由がイマイチハッキリしない。

・本店所在地と実質的な事務所が違う。さらに実質的事務所が何度も移転されている。

・お金の流れが複雑であったり、分かりにくい入出金がある。

・役割分担の明確でない関連会社が複数ある。 などなど

 

各項目は一項目だけを見ると、決して変でなく、良くあることかもしれませんが、

不思議なもので、財務内容の悪い会社に限って、

ここで列挙した項目が複数該当するのは偶然ではないと思います。

 

その理由は、会社が上手く行っていないこと。これに尽きます。

当然会社が上手く行っていない=利益が出ない=資金繰りが苦しい=資金調達が必要。

そして、資金調達が必要⇒融資が必要⇒融資の可能性が高くなるように様々な処理をする。

この結果が上記にあげた項目を複数持つ状況にしていることが多いように見受けます。

 

ですから、当然審査する側、たとえば銀行は、このような項目を決して好みません。

たとえば、代表者が変更されてすぐの会社と言うだけで、保証協会付でないと融資をしない銀行もあるように、それぞれの理由が明確で説得力のある説明が可能であればまだしも、

ただ複雑でシンプルでない印象を与える会社は、資金調達上は非常に不利という事は事実です。

 

弊社でも、正直なところ、

上記の項目が複雑に該当する会社だと分かると、やる気が失せることも事実です。

なぜなら、このような会社に限って、いざ融資が決まる段階になった時に、

「実は未納があって・・・・」ということが多いからです。

 

業績の良い会社は、外から見る印象も、財務内容など中を見てもシンプルなことが多く、

ぜひシンプルな会社を目指していただきたいと思います。

 

自慢じゃないですが、前職時代の私の会社も、末期は非常に複雑怪奇で、

とてもシンプルであると言う状況にありませんでした。


 


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