銀行の融資可は長期間続かない
10月26日
時々顧客の中で勘違いをする方が多いのが、
銀行から融資が可能と言う事と、融資の条件を一度受けると、
この状況が何ヶ月も続くと思うことです。
融資の条件を提示されながら融資を保留する主な要因は次の通りです。
①金利水準が希望よりも高かった場合
②融資期間が希望よりも短かった場合
③別の資金調達ができた場合
④資金使途の計画が延びたりペンディングになった場合
⑤希望する時期よりも早い時期に融資が決まった場合 など
5つほどの要因を書きましたが、まとめてみると次の二つの勘違いに集約されます。
現在の融資は金融機関の種類によってほぼ決まる、
たとえば都市銀行なら3%前後とか言うようなことではなく、
顧客の会社の内容によって大きく変わるということが一つです。
いつも書いているように、銀行の融資は前期の決算の数字のスコアリングで、
ほぼ金利など融資条件が出るので、
提示された融資の条件は、以前と比較すると、会社の状況をかなり正確に表しています。
忌憚なく書けば、銀行から提示された融資の条件は、
経営者にとって甘んじて受けざるを得ないと言うか、
これがあなたの会社の第三者から見た評価だと言うことなのです。
もちろん自分の会社や事業は、もっとポテンシャルがあり将来性があると思っても、
第三者から見たら違うか、あるいは表現が下手で伝わっていないかのどちらかであって、
要は経営者自分の力量の問題なのです。
ところが中には、この提示された条件を逆恨みと言うか、
感情的に拒否する経営者が時々いるので、
言い方は悪いですが、つける薬がないと言うのが正直な印象です。
そして二つ目が今日の本論なのですが、
一旦、自社に対して融資可能とその条件が出れば、
何ヶ月も、いや1年近く、言わばクレジットラインが設定されたかのごとく、
いつでも自分がOKを出せば、銀行は融資をしてくれると言う、
大きな勘違いをすることです。
中小企業の状況なんて、月ごとどころか、週ごと、日ごとに大きく変わるとは思われませんか?
取引先が破綻するとか、重要なスタッフが退社するとか、あるいは経営者自身が病気になるとか、
主要仕入先から拒絶されるとか、それこそ、経営に大きな影響があるようなことが、
簡単に日常茶飯事起こるのが、中小企業というものではないでしょうか。
このようなことから、融資の条件を提示されてから、
1ヶ月も経てば、再度審査をやり直されることは多く、
事実弊社の案件でも、融資を断わられたケースと言うのは結構多いのです。
また銀行の都合で融資が駄目になることも良くあります。
まず銀行に融資を待たせている間に、
金融情勢の変化や、行内ルールの変更によって、
銀行の融資に対する姿勢も大きく変わりますので、
ほんの数週間前ならOKであった案件でも、今は不可と言うことも良くあります。
長期金利が上がって、条件が悪くなるようなこともよくあります。
このようなことから、今日の表題「銀行の融資可は長期間続かない」と言うことになるのです。
前にも良く書いていることですが、
銀行だって新規取引の場合は、新規取引先の会社について、
審査をしたものの、正直なところ良く分からないと言うことは当然で、
分からない会社に、既存取引先のような有利な条件を出すはずもないとは思いませんか?
既存取引先にまずなることが、銀行取引おいては非常に重要なことなので、
くれぐれもお気を付けいただきたいと思います。
あまりにももったいなく、結局ノンバンクからの借入で対応する羽目になって、
高い金利を支払っているケースけっこうありますよ。(苦笑)
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