金融機関とのトラブルについて
10月4日
抵当権減額の具体的案件でも触れていますが、
かなり体質は変わったと思われる銀行ですが、
まだまだこの案件のような、一般常識とはかけ離れた、
顧客志向という言葉が空しくなるような銀行の対応を、案件の中で見てしまうことが少なくありません。
この体質は、第二次大戦後の国の復興の中で、
産業復活至上主義のシステムの中に組み込まれた、顧客よりも産業=会社の復興を一眼的に重視し、
世界第2位の経済大国になるような成功を果たした国策と、切り離すことはできません。
そして国を挙げての復活を産業育成にかけた日本は、、その血液と言うか潤滑油として、強力な働きをしたのが銀行でした。
銀行の経営不安は産業復活の障害となることを懸念した国は、
この銀行など金融機関を護送船団方式というシステムで、絶対に破綻させない強力な擁護体制を取り、
この結果、銀行は潰れないと言う認識が国民全員の常識と化し、
銀行で働く人間も自行の破綻なんてあり得ないという錯覚に陥り、
行員は顧客よりも銀行のメリットのみに視点を置き、
顧客思考と言う認識を行員から奪い取り、
この結果、一般顧客の中にも、
潰れない銀行=公の権威のある組織=銀行のやることは正しいという間違った認識が定着し、
銀行もこのような顧客の錯覚に胡坐をかいて、
普通では考えられないような非常識を常識と思い違いすることになったのではないかと思われます。
一方顧客の中にも、他の商取引のような交渉は銀行とはできないと、頭から思い込んでいる方をときどき見ることがあります。
このような意識が未だに定着しているのは確かなようで、
抵当権減額の具体的案件の会社の社長も、このような認識を持っていたため、
現在のような苦境に陥ることになったと思われます。
自分の体験も含めて、数多くお手伝いしている不動産トラブルの事業再生でも、
自己責任ということで銀行の世間への理屈はつくかもしれませんが、
その多くの原因が銀行の非常識な行為に始まっている事は否めません。
現在のように、顧客の時と違ったお付き合いを銀行をはじめとする金融機関とする現在でも、
一般常識とは違った、銀行の優先的地位の立場でしかできないような、
明らかに顧客のことを省みない不当行為を目の当たりにするが時々あります。
このブログでは銀行とのトラブルについて、
自分の体験を開示したり、必要以上に吹聴するような記事を書くことは、避けようと思っていたのですが、
抵当権減額の具体的案件の他、様々な類似案件を見て、書く必要があるのではないかと思い、
これから時々、思うところを書いていきたいと思います。
ただここで誤解のないようにしたいのは、
何でも、銀行が全て悪で、顧客が全て正と言うことを書くことではありません。
銀行とその顧客が、他の商取引と同じ常識、50:50の関係になる一助になればと思って書くということを強調しておきたいと思います。
有名ブログランキング こちらもお願いできれば感謝、感謝です。

