借入金過大会社の実例 5 | 思うように資金調達ができない方へ

借入金過大会社の実例 5

9月22日

 

                

 

今度はこの会社の飲食店舗のオフバランスです。

弊社ではこのようなケースの場合、

飲食店舗の流通サービスをコア事業とする某上場企業A社にお手伝いをいただき、

いわゆる店舗のリースバックをすることで、オフバランス化を図ります。

 

具体的に言うと、

この会社が経営する店舗の造作や保証金が資産計上されている店舗について、

この造作と保証金をA社に買い上げてもらい、

買い上げ後はA社と賃貸借契約を結び、今まで通り店舗の運営をするようなスキームに変更します。

 

毎月のコストは、既存コストに店舗使用料と売上歩合がプラスされますが、

この会社のように店舗の収益力が強い場合は、

このコスト増よりは、このことで減額される固定資産と借入金が自己資本比率や実質長期比率の数字の改善に大きく寄与いたしますので、銀行からの格付けのアップには間違いなくつながります。

 

またこの会社の場合は、今後オープンする飲食店舗についても、

このA社の出店のフルサポートシステムを利用して、

リースバックと同じスキームの利用を薦めていきたいと思っています。

 

もちろん、このようなA社でなくても、もっと収益力やキャッシュフローの大きい店舗を持っている場合は、

たとえばパチンコ店のような場合であれば、

現有店舗でファンドの組成をすることによるオフバランスも可能です。

 

一見、このような方式は馴染みがなかったり、理解できない経営者も多く、

先入観念だけで取り組みを渋るような場合がありますが、

今の時代、金融機関は財務内容を重視するように変化していますので、

このような経営者は時代が読めず、

資金調達が上手くいかないと嘆く存在となり、事業が発展しないので、

ぜひ柔軟な対応と日々勉強する姿勢が非常に経営者に求められていると言わざるを得ません。

明日はこの会社のケーススタディの最終回です。

 

 

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