不動産はそろそろ危ないかも
8月30日
弊社は不動産会社ではありませんが、
提携する不動産会社や資金調達のお手伝いをしている不動産案件などで、
不動産との関わりあいは、かなり深いものがあります。
何度も書いているように、東京都の一部では売り物件自体がほとんどない地域も出てきていますし、
利回りだって、最近は良い物件だと5%を切ることも当たり前の状況になってきています。
ごく一部の例ではありますが、銀座の物件で、わずか3ヶ月間で数億円の収益を抜けたとか、
前のバブルの時に比べれば、全国のどの地域も価格が上がっているわけではないので、
まだおとなしい感じですが、
明らかに弊社と付き合いのある外資数社も、もう既に売り抜けていて、
またまた日本人と日本企業がババ抜きのババをつかまされかけている様相になってきているように思います。
私はこのブログをお読みの方で投資のために不動産購入(マイホームも含む)を検討されている方、
特にほぼ融資を受けて購入しようと考えていらっしゃる方には、
購入をお控えになることを強くお薦めします。
本当にもうかなり危ないように感じです。
既に投資(マイホームを含む)された方についても、特に借入の割合が多い方は、
できれば年内に売却されることをお薦めいたします。
弊社の顧客で手広く飲食業を経営なさっている方で、
不動産投資もかなりのボリュームでやっている方がいます。
先日、この方と不動産仲間の方、不動産会社の方々と会食をしたのですが、
お話を聞いていて、ますます、そろそろ不動産投資も、よほど特殊な条件がある方以外は、
手仕舞いする時期だなと感じました。
その理由は、この方々の話の内容が、
利回りはかなり悪いが、今の市況に乗り遅れないためにも、まだなんとか大丈夫に思うから、
多少高利の資金でも、この際調達して投資しようと言うもので、
以前のバブルの時と同様、不動産の本来的な価値、つまり収益性を無視した、
金融商品を買うような「買い動機」が投資の中心になっていることを感じたからです。
このような状況は、この方々だけの話ではありません。
個人投資家の多くの方々が同じ意識を持っていらっしゃるように思います。
それぞれ価値観や分析があるとは思いますが、
私は不動産投資、REITも含めて、今は手仕舞いされる時期と提言したいと思います。
そもそも少子化、地震リスクなど、不動産にとってリスクの高い日本で、
なぜ不動産投資(マイホーム取得も含む)に多くの方々がのめり込む(過去の自分も含めて)のか不思議に思いますが、これは、日本にあまりにも良い投資対象がないことも影響していると思います。
しかし、考えてみると、不動産の利回りと預金の金利を比較すること自体がナンセンスではないでしょうか。
不動産は明らかに上記のように高リスクの投資対象で、預金は基本的には非常にリスクの低い投資対象だからです。
ただ銀行自体にリスクのある日本だから、同じようにリスクを感じても仕方のないところですが、
預金金利より、まだ投資利回りの方が良いと言う、不動産会社のうたい文句に騙されて、
ババをつかまされないようにしたいものです。
不動産は相対取引ですので、一旦市場の買い意欲が失われると、
売却価格は、想像を絶する勢いで下落し、全く売れない状況にすぐに行き着くような性格を持っています。
前回のバブルでこのことを体験した私は、ぜひこのような体験を皆様がされない事をお祈りするばかりです。
銀行融資のことにポイントを置いた、このブログと連動するCDです。

