資金調達が上手く行かない方の服装の特徴 続編
7月4日
早いですね。
もう1年の半分が終わったことになるのですね。
毎日毎日、お客様の資金調達のお手伝いをしていると、
それぞれのお客様の資金の必要な時期を目標に、様々な作業をしますので、
本当に時のたつのが早いので驚いてしまいます。
このブログの書き始めて4か月半になりました。
できるだけ役に立つ情報をと思い、
毎日の中で起きることを具体的に情報発信するようにしていますが、
具体性を求め過ぎると秘密保持の問題ができてきますので、
このあたり難しいところです。
今日は、あまりにも金満家然し過ぎて、資金調達が上手くいかなかったことなど、
前回の貧乏臭い服装は資金調達の阻害要因になると言うこととは逆の、
金ぴか過ぎて、かえって経済状況が良くないのではないかと思われたという話を書きます。
私は前職時代、取引銀行の勧めで、大阪の北新地でクラブを所有したことがあります。
時々所有していた店のママやマネージャーたちと打合せもしたのですが、
雑談の中でよく出るのが、嫌な客や困った客の逸話です。
いろいろあるのですが、その中で何百万円も入った財布やゴールドのクレジットカード(当時は今よりは珍しかった)をこれ見よがしにホステスに見せる客についてなのですが、
このような客のほとんどが金持ちでないか、むしろ金回りの悪い人なんですね。
まあ、考えてみれば当たり前かもしれませんが、
大体自分で凄いんだと自慢する人に限ってたいしたことがないのが世の常ですが、
何百万円も入った財布なんて、何のために現金を持ち歩くかと言えば、
誇示する以外に目的はないと思います。
本当に財産をいっぱい持っていれば、よほど性格の変わった人でなければ、
不要な大金を持ち歩くような物騒なことはしないし、
たまたま大金を持っておかないといけない時は、
そっともう一つの財布に入れて、それこそこそっと持つんじゃないでしょうか。
これと同じようなことを、資金調達に困窮している社長で、やっている人が何人かいました。
この最たる方は女性社長で、
10本の指の全てに、実際は7~8本でしょうが、一見高そうな大きな宝石の指輪をしていて、
時計も、文字盤が見にくいのではないかなと思われるダイヤが文字盤にぎっしりの時計をしている、
資金繰りが大変だという女性社長と面談をしたことがあります。
他人の趣味に文句をつける気はありませんが、
どう見ても、遊びに行く時なら本人が良ければ良いと思いますが、
ビジネスそれも資金調達の相談をするには不向きだなという印象でした。
話を聞くとけっこう金繰りが厳しく、財務内容も悪く、銀行には難しい状況の会社状況でしたが、
ともかく何行かの銀行に打診したところ、1行だけがギリギリ審査の対象ということで、
銀行で面談をすることになりました。
注意しなかった私も悪いのですが、
人の趣味については口に出しにくく、
融資の申込に銀行に行くのですから、さすがに少しは控えめな感じで行くと思ったのですが、
後で行員から聞いた感じでは、もっと派手な感じで行ったらしく、
さすがに行員は口が堅いのですが、派手な客でびっくりしたようです。
どうやら、「素敵な指輪ですね」と話を振ると、
いかに自分が衝動買いをしてしまうかを滔々と話し始めたらしいのです。
更に聞きもしないのに、その銀行の元頭取はじめ財界のお歴々と知り合いであったとか、
書画骨董も家に来ていただければいっぱいあるとか、
要するに自分は金持ちでしかも著名人とも交遊があったほど信用が高いと言いたかったようです。
結果として、この銀行の融資は上手く行きませんでした。
理由を行員は絶対に話しませんが、さすがに珍しい客だったようで、
この客のことに話が触れると、「凄い人ですね」という言葉とその態度で、
明らかに派手めな装飾品や金持ち自慢で、融資をすることに×の印象を持ったようでした。
もちろん一番の理由は財務内容の悪さだったとは思いますが、
プラスにはならなかったと思います。
ここまで極端な方でなくても、
初めての銀行との面談で、適当に話しておけば良いのに、
「ゴルフ自慢」「クルマ自慢」をする人がいます。
特にゴルフ会員権やクルマを会社名義で購入している社長も多く、
資本金が1千万円なのに、1千万円のクルマや数千万円のゴルフ会員権をローンで購入している方、
私が銀行員でも、このような顧客に融資はしにくいのではないでしょうか。
一昨日書いた、貧乏臭くない服装と金ぴかの装飾品とは対極のようで、実は資金調達には同じような悪影響が懸念されますので、財務諸表に記載されている役員報酬とバランスの取れないような高額な装飾品を、銀行に見せたり話したりすることはご法度です。
またクルマやゴルフなど趣味的なものに会社の資金が使われていることも悪影響を及ぼします。
自宅、ゴルフ会員権、趣味的なクルマなどを会社で購入すると、
この分だけ総資本が膨らみ、自己資本率が下がって、財務諸表上も良くありませんし、
この社長は公私混同をやるなと思わせること、
つまり、融資した資金が私的なことに使われる懸念を金融機関に抱かせることは、
資金調達をする社長にとって得策ではありません。
貧乏臭い服装や金ぴかの格好をしている方は、弊社のお客様の中でもほんの一握りの方のことかもしれないのですが、公私混同をしているお客様はけっこういらっしゃるので、個人企業であればある程度は仕方がないとしても、その程度が大きいようですと、間違いなく資金調達の阻害要因となりますので、お気をつけ下さい。
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