仕事として見た資金調達コンサル業 2
5月6日
なぜネットワークビジネスで上手くいかない人のサポートを仕事にしたかと言えば、
その当時、非常に流行っていたと思われる外資系のネットワークビジネスに、
なんと大喧嘩した某都市銀行の元支店長から誘われたことがきっかけでした。
銀行在職時には、お付き合いはなかったですが、
「銀行被害の会」的な集まりでお知り合いになりました。
この方は当時このネットワークビジネスにかなり力を入れており、
私を入会するようお誘いがあったわけです。
当初は、なかなか面白そうだと、実は思い、少し勉強や活動をしてみたのですが、
生来へそ曲がりな性格である私は、
ネットワークビジネスで成功するよりも、
ネットワークビジネスに参加したものの、上手くいかない人の数のほうが圧倒的に多いので、
この人たちへの何らかのサービスをやった方が、
ネットワークビジネスで成功するより早道ではないかと瞬間的に感じたことが1つ。
2つ目は、ネットワークビジネスでの成功者がいくら儲かるからと聞いても、
一番儲かるのは運営会社に違いないという印象を持ったこと。
3つ目には、ネットワークビジネスという初めての世界の入口に立ってみて、
決定的に私が懸念したことは、たとえ大成功しても、
この成功は自分のオリジナルティーある仕事に発展しにくい上、
会社がこけたら、大成功も水の泡と思ったからでした。
以前から私は、自分で決めた強い決め事がありまして、それは、
他社他人の懐具合や顔色など諸状況に、左右される仕事は一切しないという事なんですが、
この意識が若い頃からけっこう強烈で、私は大学を卒業して入社した大手百貨店も、
あくまでも何か自分で事業をする通過点として捉えていましたので、
1年半で辞めて、原宿のまだ住宅街名残ある町であった竹下通りで起業したぐらいですから、
ネットワークビジネスのお誘いを受けたからと言って、素直に、
会員として成功しようなんて気持ちには、なかなかなれませんでした。
このことはともかく、銀行被害の件で知り合えた、
某都市銀行の元支店長のネットワークビジネスへのお誘いが、
ネットワークビジネスをする方へのサポートをする仕事をやるきっかけになりました。
しかし、胴元ともいえる運営会社のサポート、
たとえば、コミッション計算の代行業務だとか、
ネットワークビジネスの業務に精通する人材の派遣業とか、
代金回収手数料やコミッション支払い手数料の低コストシステムの販売など、
現在なら多分間違いなく、運営会社に向けたサービスを考えたと思いますが、
当時は時間も金の余裕も無く、
何よりも、ネットワークビジネスに対する知識も皆無、
更にこの世界に精通する人脈も皆無、
この段階でも、無い無い尽くしだったので、
当面全く素人の自分でもやれそうなサービスを考えるしかありませんでした。
そうなると、一番最初に感じた、うまくいかない会員のサポートしかないと思い、
規約違反だったのかどうか、あるいは誇大広告違反だったかも知れませんが、
ネットワークビジネスの会員の中の、どちらと言えば成功者でない方を対象に、
今から考えると稚拙極まらない内容でしたので詳細は勘弁していただきますが、
会員獲得のためのお手伝いサービスを、
手持ちの資金と時間で可能な限りの方法で告知しました。
最初は全く超赤字覚悟で、本当は内心ドキドキものでしたが、
とにかく、まず「私の名前」と「私の人となり」と「私と付き合うことによるメリット」
を感じてくれる、全く見ず知らずの人を100人全国に作ろうと活動をしたところ、
利益はこの段階では出なかったものの、瞬く間に1000人以上の人脈ができてしまいました。
自分でも、まさかこんなに速いスピードで1000人以上の人脈ができるとは思いませんでした。
この辺りの方法についての詳細は書きませんが、
ポスティング・新聞広告・雑誌広告・インターネット掲示板(初期のニフティーなど)などで、
連絡の取れた人と、片っ端からお目にかかりに、沖縄から北海道まで行きました。
いずれにしてもこの段階で、前職の失敗で殆ど無くなった人脈が1000人以上、
それも東北の2県と四国の2県以外の全ての都道府県に人脈ができたのは、
目的とするビジネスマッチングのビジネスが可能な方かどうかは分かりませんでしたが、
当時も、すごく大きいと思いました。
今から考えても、この時の1000人以上の方々が、
現在の資金調達コンサル事業の全て人脈の源になったわけですから、自分でも驚いています。