資金調達を自分で壊した顧客 | 思うように資金調達ができない方へ

資金調達を自分で壊した顧客

4月23日

 

いままで多くのお客様から案件のご相談を受けてきましたが、今日お話をするお客様は、自分で自分の資金調達を確信犯的に壊した、弊社で唯一の方です。

 

昨年の7月に提携する税理士の先生からご相談のあった案件で、債務整理を伴う不動産の事業再生です。

 

このお客様K氏は40歳半ばの男性で、お父様からある事業を継承したものの、経営の手腕が悪く廃業に追い込まれた経歴の持ち主で、先代時代に副業として始めた不動産賃貸業でも、某都市銀行への借入金の利払いができず、このままでは、自宅のある9階建ての収益ビル、収益アパート、収益工場の3物件を無くすだけでなく、他の資産も全てなくなり、K氏と80歳のお母様はじめ家族全員の収入も住む家もなくなると言う深刻な状況でした。実績のないコンサルタント

 

この3物件はそれぞれ収益が上がっている優良な物件ですが、10年前に某都市銀行の業務開発と称する提案、T氏が持っていた土地に、収益の上がらない豪華な自宅を新宿に建築するという口車にのったために、この建築費の融資のため、3物件も共同担保として担保に入れられたことが引き金となって、家賃収入と銀行への利払い・返済とのバランスが取れなくなったことが原因で起こった件でした。

 

このような共同担保が絡む案件の場合、必ずと言ってよいほど、抵当権が過大についていますので、金融機関との抵当権解除にあたっては、金融機関にも損切りをしてもらわないと解決が不可能なので、T氏の金融機関への交渉が重要なポイントとなります。

この前提のもと、自宅のある9階建てのマンションを残し、収益アパートと収益工場は売却の方針を次のように決めました。

①自宅のある9階建てマンションをT氏の遠縁の方に所有権を移し、金融機関の損切りをしやすくする。

②このための融資については弊社がお手伝いをする。

③金融機関への交渉はT氏と顧問弁護士が担当する。

④収益アパート、収益工場の売却は弊社紹介のファイナンス会社と顧問弁護士紹介の不動産会社が担当する。

 

早速、K氏の信頼がないことで、①の遠縁の方が「根保証もしないといけないから」という理由で了承が取れず、この点はノンリコースローンにすることで責任範囲を限定することで解決しようとしましたが、よほどT氏は信頼がないのか、ノンリコースローンに対する理解度の問題もありましたが、何よりもK氏にはいつも迷惑を被っているから困ると言うことで拒絶され、結局弊社の社長の作るSPC(特定目的会社)がノンリコースローンで買取る形で所有権をT氏とT氏のお母様から所有権を移し、既存の抵当権を外す交渉をすることになりました。

 

提携する不動産担保ローン専門のファイナンス会社と交渉して、ノンリコースローンとしては異例の当初2年間は利払いのみの条件も承諾してもらう形で融資のOKを取り付け、更に収益アパートと収益工場もこの会社が買取ることになりました。

後は金融機関の損切りをK氏及びK氏の顧問弁護士が交渉して合意すれば、この案件はすぐにでも解決できる見込みとなりました。                          

                                               ノウハウ2

丁度ご相談を受けてから10日間程度でここまでできましたので、8月中、金融機関との交渉が長引いても、9月中には完了できると思いましたが、ここからが本題、この顧問弁護士がとんでもない悪徳弁護士で、この弁護士の話を真に受けたK氏がとんでもない行動を起こし、結果としてK氏は最悪の事態を迎えることとなります。

明日この続きを書きたいと思います。

 

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