このようなコンサルタントは要注意 5 | 思うように資金調達ができない方へ

このようなコンサルタントは要注意 5

4月15日

 

 

 

今日は

⑦資金調達のスケジュールを明確にしないコンサルタント。 についてお話をしたいと思います。

                                             人 

 資金調達にとってスケジュールはとても重要なことです。

いくら資金調達ができたとしても、予定したいた期日よりも遅れると、

事業のスケジュールに影響があるだけではなく、

場合によっては、会社の存亡にも影響を与えるようなことにもなります。

  

 

ですから、資金調達のコンサルの依頼を受けた時には、

資金調達額、コスト、返済期間、資金使途などとともに、

資金調達の期日について、必ず顧客にお尋ねし、

間に合うかどうかをはっきり申し上げます。

 

 

その後進捗状況に応じて、顧客の希望する期日に間に合わないと思われる場合は、

その都度顧客に報告をして、間に合わない場合の対応策を検討してもらうようにしています。

 

 

ところが、このように資金調達の重要な項目でもあるスケジュールを明確にしないコンサルタントがいます。

ひどい場合になると、スケジュールを明確にするどころか、連絡が全くなくなり、音信不通となって、

自然消滅なんてこともよく見聞きします。

 

実績のないコンサルタントは、金融機関と直接つながっていないことが多いと以前書きましたが、

直接つながっていなければ、当然スケジュールが明確に分からないことも当然ですし、

「○○先生に力添えを頼む」とか、「金融機関の経営者と親しい」からとか、

正面から業務の一環として金融機関に打診していなければ、

スケジュールが見えにくいことも当然です。

実は弊社にも、このような件で苦い経験があります。

 

東海地方にある優良地銀なのですが、

その当時、私と親しい人の紹介で、

将来の頭取候補と目されていた地銀の役員X氏(今年頭取に就任)に、

幾つかの案件を相談したことがあります。

 

それなりに優良と目される案件であったこともあり、

すぐに担当の部署に渡し、連絡させ対応させると案件の受諾を快諾してもらったのですが、

1ヶ月、2ヶ月、待てど暮らせど連絡がなく、

こちらから連絡をしても繋がらず、連絡をもらうように秘書に依頼しても全く連絡が来ず、

文書でも10回以上、「案件の審査は結構なので、資料を返却していただきたい」と連絡しましたが、

全く音沙汰がなく、いくらなんでも非常識と思い、

「会社の丸秘である財務資料を預かりながら、返却どころか連絡も全くしないのはどのようなお考えか?

銀行としての方針なのか?

返事がなければ、しかるべく処置をする」

と強硬な文書を内容証明の郵便で送ったところ、

3日後に、どさっと資料が宅急便で返却されてきました。

X氏は弊社と快く面談をしていただいた経緯もあったのにもかかわらず、このような対応でしたから正直なところ驚きました。

この地銀は地銀でも全国的にも知られた有力行でもあり、

当時は候補であったとは言え、頭取候補と目されている方でもあったので、

その対応は非常に不思議にも思いましたし憤慨もしました。

 

しかし、考えてみると、X氏はその当時営業のセクションではなく、管理部門の常務であったわけですから、

明らかに銀行にとって見れば、融資案件の窓口としては正常なルートではありません。

皆様にもご経験があると思いますが、ワンマン会社や小さな会社であればともかく、

それなりの規模と会社統治のルールが明確化している会社の場合、

社長や専務から、ごり押しとも思える案件を振られたら、

担当セクションは良い感情を持たないこともありますし、

事と次第によっては、社長や専務の立場が悪くなることもあると思います。

このようにX氏も快諾したものの、後で躊躇された気持ちも理解でき、

これ以降、余程弊社とかねてから親しい方でない限り、

このような優先的な力を利用して資金調達のサポートをすることは一切しないことにしました。

このような力は、もっと違った時と場合には有効であることもありますから、

使い方を間違えてはいけないと強く認識した経験でした。

結果としてこの時に打診した会社には多大な迷惑をかけたことはもちろんです。

 

一方、顧客の希望する期日が、最初から不可能な場合もよくあります。

今週も何件かこのようなご相談がありました。

・10日間で、都市銀行から無担保融資3千万円

・4日間で、5千万円を高利の金融機関から低利のファイナンス会社へ借換 など

このような不可能な案件は物理的に困難ですから、ご相談の段階で、

明確にお断りしないといけないのですが、

どうしても顧客が少なく、実績のないコンサルタントは、

収入のために、また何か方法があるだろうといった認識の下に、

「承知しました」なんて言ってしまうんですね。

このような安易な気持ちで受諾したことが、後で顧客に大変な迷惑をかけ、大きなトラブルになってしまうことになります。

 

ですから、コンサルタントに依頼する時には、必ず大まかなスケジュールを照会してみて下さい。

この時、コンサルタントが大体のスケジュールを言えない場合は、

この段階で断わることをお薦めいたします。

下手に依頼して、金融機関に宜しくない履歴が残ることも良くありませんし、

他のコンサルタントに保険をかける意味でコンサルを依頼し、

同一の金融機関に複数のから融資などを申し込むような事態になると、

融資に非常に悪影響を及ぼしますので、

このコンサルタントは、「頼りないな」と思われたら、

紹介者の顔など気にせずに、きっぱりお断りされることが大切です。

 

紹介者のことを気遣うことも大切ですが、

会社にとって、重要な資金調達の選択肢を狭めることにもなるので、

優柔不断な対応が命取りにもなることもありますからお気をつけ下さい。

対応の悪いコンサルタントが、破綻のきっかけになったようなケースも実際ありますので要注意です。

 

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