仕事として見た資金調達コンサル業 3
5月11日
ネットワークビジネスをお手伝いする過程で、
当初計画していたビジネスマッチングに事業の内容をシフトすべく、
今だから書けますが、できた人脈の中から、
この事業に参加できそうな方、そうでない方を見極めることをしていきました。
とっても失礼なことかもしれませんが、
いつまでも、ネットワークビジネスのお手伝いをしているわけにはいきませんでした。
なぜなら、このネットワークビジネスサポート業は、
初期の人脈構築には有効なのですが、正直なところ収益は上がりません。
ネットワークビジネスを成功している方をサポートしているのではなく、
うまくいかない方をサポートするわけですから、
当然ながら、儲かっている方をサポートしている訳ではなく、
将来の可能性のために、新たな出費を強いているのですから、
一人辺りから得られる収益は非常に限られた額になります。
その頃の平均的な会員からいただく料金は5千円から1万円(年)、
多くて3万円でしたから、大体年収に換算すると600万円ぐらいでした。
これがネットの収益であれば、贅沢は申しませんが、
毎月説明会を様々なところで開くための旅費、
この頃はまだ今のようにメールを使用する方が少なかったので、
通信手段として使用する携帯電話やFAXを含めた通信費、
この二つが大きな出費でしたが、
この出費を差し引くと200~250万円なってしまい、
とても事業とは言えないものでした。
また、もう一つ私がいつまでも続けてやっていられないと感じたのは、
ネットワークビジネスはこの頃が最盛期で、多分衰退していくのではないかと言う印象でした。
前職の時、不動産の価格が暴落することを若干は感じながら、
撤退が遅れ、大変なことになった経験あったため、
この自分の感じる印象を非常に重視しました。
実際はこの業界がどのような状態かは存じませんが、
自分の感じる印象を大切にしました。
このブログは忌憚なく書いていくのをモットーとしていますので、
失礼なことをしたわけですが、誤解を恐れず、
どのような基準で次のビジネスとして考えていたビジネスマッチングをするにあたって
参加していただきたい方、そうでない方を選別していったかと申しますと、
正直なところ、次のような選別の基準で、人脈の再構築を考えました。
選別に際し基準としたことは次のようなものでした。
1.ネットワークビジネス原理主義者でない方
ネットワークビジネスをあくまでも一つのビジネスとして考えられる方でなければ、
柔軟な対応のできる組織にならないと考えました。
2.独立心の強い方
ネットワークビジネスのサポートと言う性格上、どうしても依頼心の強い方が多かったので、
この中でも比較的自己完結型でビジネスができそうな方を選びました。
3.ご自身で事業をされている方、あるいは過去にされていた方を重点的に選びました。
まず時間の自由がないと、ビジネスは難しいと考えましたし、
私の経歴から考え、会社にお勤めの方よりは、
ご自身で事業をされている方や、されていた方のほうが価値観などが合うと考えました。
4.金払いのきれいな方
このことはビジネスをする上にとって、必要不可欠なことと考えていますので、
会費などの支払いが遅れたりすることが多い方は除きました。
5.時間の約束を守れる方
これも4同様、ビジネスをやる上で必要不可欠な要因と思いました。
6.俗に言う報(報告)連(連絡)相(相談)の小まめにできる方
今の資金調達コンサルの仕事でも、このことができない方だと、上手くいかないことが多く、
このことは今でもビジネスをやる上で大切なルールだと思っています。
7.地域性を重視
首都圏がどうしても中心になりがちですが、できるだけ全国をカバーできるように考慮しました。
このような、まあ言えば、勝手な基準で100名程度の組織を勝手に頭に描き、
お一人お一人、マンツーマンで、ビジネスマッチングのビジネスへシフトするために、
全国くまなく説明に歩きました。
そして、ネットワークビジネスのサポート業を、ある希望者にお譲りして、
いよいよビジネスマッチングのビジネスの立ち上げをすることになります。
ところが、このビジネスマッチングの仕事は見事に失敗することになります。
この失敗の理由は、今となってはお客様の会社のコンサルをするにあたっても非常に参考になり、
中核になるビジネスやコンテンツが独自性があって、しかもしっかりしていないと、
組織は機能しないという、考えてみれば至極当たり前な、初歩的なことを見失っていたと思います。
ところが、私は強運(悪運かもしれません)なのか、
この失敗が今の資金調達コンサル業に転進するきっかけになりのですから、
何が吉と出るか分からないものです。