なぜ借りて解決しようとだけするのか・・・。
3月26日
土日はできるだけ仕事をしないことにしているのですが、お客様からの電話でのご相談を止めるわけにもいかず、結局は、毎日何らかの仕事をしています。
昨日、弊社にとって上得意である地方の会社のオーナーから、ご友人のX氏の相談にのって欲しいという依頼がありました。
その後、X氏から直接電話があり、今週上京して相談したいとのことで、準備する都合もあるため、ご相談内容の概略をお聞きしたところ、後ろ向きの資金調達のご依頼内容でした。
その内容は次の通りです。
X氏はある地方の県庁所在地の都市で、飲食業を経営されており、長男の専務と運営されています。ところが長男の専務が、資金使途は不明、しかも、金額も現在判明しているだけでも5千万円以上の借金を、消費者金融やカードローン、さらに程度の良くない金融業者からも借りていて、特にこの宜しくない金融業者から返済の催促の電話が入りだしたので、この金融業者に返済する資金4千万円の調達を手伝って欲しいという内容でした。
このような後ろ向き、しかも利息制限法はおろか、出資法の上限利息をも超える法律違反の借入金返済のための資金調達は、やってはいけない典型的なケースで、低利の借入へのシフトとは言え、弊社では取り扱わないということを、前から、私のブログをお読みいただいている方なら、すぐにご理解いただけると思います。
今回も同様で、ご相談は弊社にではなく、すぐに弁護士にご相談をされた方が良いと、X氏にはお話をしましたが、地元の弁護士では、この件が明るみに出ると困るので相談はしにくいので、ともかく一度上京するので、弁護士の紹介も含めて話を聞いて欲しいということでした。
※3月5日から4回の「してはいけない資金調達のケース」をご参照下さい。
電話では、私の説明する、このような場合は、返済のための資金調達をするのではなく、根本的に解決する方法を考える方がベーターであると言うことが、なかなかご理解できないようで、結局のところ今週末に上京され、お目にかかることになりました。
この10年間資金調達のお手伝いの仕事をしていて実感するのは、今回のように後ろ向きの資金調達をする方の数の多さです。
今回の場合は、まだ詳細の情報を拝見していませんので、確定的なことは言えませんが、経営されている会社の年商が約1億5千万円ということですから、4千万円の資金調達は決して小さな額ではありません。
今回の資金調達ができたとしても、ご長男の借金が完済する訳でもありませんし、年商の26%もの金額を、ご事業の前向きな投資ではなく、高利貸しへの返済に充てられるわけですから、事業の先行きにとって、致命的な結果になる可能性は非常に高いと思います。
ご子息の将来を心配された社長の気持ちは理解できるものの、このような資金調達は、この会社と社長、専務、従業員とそのご家族を破綻に向かわせることになる可能性が高く、事業以外の資金使途を目的とする資金調達がきっかけとなり破綻した企業を、何件も何件も見てきましたので、今回の件でも、本当にご子息を心配なさるのなら、一時的な世間体のリスクよりも、根本的な解決をされるのがベストと思います。
今日も、首都圏の地方都市で事業経営を成功されていたお客様が行方不明になる情報が入ってきました。
数年前2つの都市銀行から2億円以上の融資のお手伝いをした会社なのです。
年商も30億以上あり、関連会社を含めて数社あるのですが、帳簿上はすべて黒字、いったい何があったのかと思います。
最初は何か事件に巻き込まれたのかと思ったのですが、本社、関連会社、東京の支店すべてが夜逃げ状態になっているので、多分事件に巻き込まれたのではなく、意図を持って姿を消されたのだと思います。
今日は暗いことばかり書いて恐縮ですが、事業をやるって、本当にリスキーなのです。ですから危険回避が必要な場合は、一時の世間体や体裁なんて考えているような甘い仕事ではないことをぜひお伝えしたいと思います。
後ろ向きの資金調達が必要になった場合、世間体や体裁などより根本的な解決を決断されることを心から切望する次第です。
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土日はできるだけ仕事をしないことにしているのですが、お客様からの電話でのご相談を止めるわけにもいかず、結局は、毎日何らかの仕事をしています。
昨日、弊社にとって上得意である地方の会社のオーナーから、ご友人のX氏の相談にのって欲しいという依頼がありました。
その後、X氏から直接電話があり、今週上京して相談したいとのことで、準備する都合もあるため、ご相談内容の概略をお聞きしたところ、後ろ向きの資金調達のご依頼内容でした。
その内容は次の通りです。
X氏はある地方の県庁所在地の都市で、飲食業を経営されており、長男の専務と運営されています。ところが長男の専務が、資金使途は不明、しかも、金額も現在判明しているだけでも5千万円以上の借金を、消費者金融やカードローン、さらに程度の良くない金融業者からも借りていて、特にこの宜しくない金融業者から返済の催促の電話が入りだしたので、この金融業者に返済する資金4千万円の調達を手伝って欲しいという内容でした。
このような後ろ向き、しかも利息制限法はおろか、出資法の上限利息をも超える法律違反の借入金返済のための資金調達は、やってはいけない典型的なケースで、低利の借入へのシフトとは言え、弊社では取り扱わないということを、前から、私のブログをお読みいただいている方なら、すぐにご理解いただけると思います。
今回も同様で、ご相談は弊社にではなく、すぐに弁護士にご相談をされた方が良いと、X氏にはお話をしましたが、地元の弁護士では、この件が明るみに出ると困るので相談はしにくいので、ともかく一度上京するので、弁護士の紹介も含めて話を聞いて欲しいということでした。
※3月5日から4回の「してはいけない資金調達のケース」をご参照下さい。
電話では、私の説明する、このような場合は、返済のための資金調達をするのではなく、根本的に解決する方法を考える方がベーターであると言うことが、なかなかご理解できないようで、結局のところ今週末に上京され、お目にかかることになりました。
この10年間資金調達のお手伝いの仕事をしていて実感するのは、今回のように後ろ向きの資金調達をする方の数の多さです。
今回の場合は、まだ詳細の情報を拝見していませんので、確定的なことは言えませんが、経営されている会社の年商が約1億5千万円ということですから、4千万円の資金調達は決して小さな額ではありません。
今回の資金調達ができたとしても、ご長男の借金が完済する訳でもありませんし、年商の26%もの金額を、ご事業の前向きな投資ではなく、高利貸しへの返済に充てられるわけですから、事業の先行きにとって、致命的な結果になる可能性は非常に高いと思います。
ご子息の将来を心配された社長の気持ちは理解できるものの、このような資金調達は、この会社と社長、専務、従業員とそのご家族を破綻に向かわせることになる可能性が高く、事業以外の資金使途を目的とする資金調達がきっかけとなり破綻した企業を、何件も何件も見てきましたので、今回の件でも、本当にご子息を心配なさるのなら、一時的な世間体のリスクよりも、根本的な解決をされるのがベストと思います。
今日も、首都圏の地方都市で事業経営を成功されていたお客様が行方不明になる情報が入ってきました。
数年前2つの都市銀行から2億円以上の融資のお手伝いをした会社なのです。
年商も30億以上あり、関連会社を含めて数社あるのですが、帳簿上はすべて黒字、いったい何があったのかと思います。
最初は何か事件に巻き込まれたのかと思ったのですが、本社、関連会社、東京の支店すべてが夜逃げ状態になっているので、多分事件に巻き込まれたのではなく、意図を持って姿を消されたのだと思います。
今日は暗いことばかり書いて恐縮ですが、事業をやるって、本当にリスキーなのです。ですから危険回避が必要な場合は、一時の世間体や体裁なんて考えているような甘い仕事ではないことをぜひお伝えしたいと思います。
後ろ向きの資金調達が必要になった場合、世間体や体裁などより根本的な解決を決断されることを心から切望する次第です。
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