1  問題提起

自分と人という存在は、考え方や価値観が随分違うと感じたことのある方は実は多いのではないでしょうか。

特に、信念や独自の思考を持つ方はこのような葛藤を抱くことがあります。

またこれはトップ層と一般との隔壁をお互いに生み出す原因でもあります。


これらの問題は私のもっとも苦手な所、私自身のの短所です。


2  具体的事例

例えば、あくまで1例として、リーダーは属員に指示を出します。

指示が属員たち自分自身の利益になるものであったとしても、まず1割の属員は自由を糧にこれを無視します。

2割は、催告や再通知をすることで最低限の範囲内で動きます。

実際に、1度の指示でそれを確実に実行する方は世間の半数程度に留まる事もあります。


それが困難なタスクであれば話は違いますが、誰にでも簡単にできる事だろうとリーダーが高く期待したタスクであっても、実際にはリーダーは結果に嘆く事が過半数以上のケースではないでしょうか。


ですが、それでも、人はやりません、タスクを完了しませんし、無視する1割は無視をし続けます。


3  原因

原因として属員が従わないのには、リーダーとの認識の違いがあります。

個々の欲望がリーダーの期待とは異なる事もあります。

リーダーになるべく人物は、属員等と違う性質を持ってきたからこそリーダーになったのですから、当然にしてここに認知のズレが生じます。

ありとあらゆる認知や目標は、その人の経験と哲学、方法論などを育成したバックグラウンドに紐付けられているためです。


4   考え方

この場合、最も哲学的、あるいは儒学的な考え方は、「人はただ、そこにいるだけの存在であり、それ以上でもそれ以下でもない」つまり「人のありのままの姿としてその人を認識する」と考える事です。

このような考え方は、自分のみが意思を持っている者で周囲の人たちは皆、物語り上の登場人物に過ぎないとするようなバーチャル的世界観にも繋がります。


5 それでも政治家のように人を動かそうとする人々はいる


彼らは、何でもやります。共感に訴えたかと思えば、不安を煽り、恐怖心すら利用しようとします。なぜなら、感情に訴える事でしか人が動かない事を知っているためです。

そして、他者を自分の目的のために導こうとする態度は、他者の自由の尊重を害しているという倫理的なバランスの問題が生じます。

ここまで来ると、果たして人は人を動かして良いものかという我慢すら生じることとなります。


6  では、どのように他者を動かすことが正しいか


正しく、親身である共感


そして十分な説明


信頼の構築


尊厳を確保すべき丁寧な対応


ビジョンの共有


その人の得られる報酬の明確化とモチベーション管理


質問形式による気づきの機会を与える方法


自分自身がそれをやって見せることで、それを行うことが自身のプライドを傷つける行動でない事を証明すること